宮田珠己のレビュー一覧

  • なみのひとなみのいとなみ

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    なみのひとなみのいとなみ。
    タイトルに惹かれ、表紙のイラストに惹かれ。
    手に取ると、短いエッセイがいっぱい入っている。
    エッセイのタイトルも謎。
    気になる。
    よし、勝負と思って購入。


    大勝利!!

    脳血管が切れる話。
    自分も小学生のころ何回か経験した。
    確かになんか動いちゃダメなような気がして、
    おさまるまで、静かにしてた。
    あれってホントになんだったんだろう。
    みんな経験してるのだろうか。

    おもしろかったの
    おつかいナプキン
    父親になるのはどんな感じか
    ハイドンのかつら
    ヒーローが年下
    行く年くる年礼賛
    先祖無限大に発散

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    2012年08月04日
  • 東南アジア四次元日記

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    タマキング氏の東南アジア旅行記。

    このワールドにハマりつつあり。

    いやはや、期待を外さないなぁー。

    写真もまたグー。

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    2012年06月30日
  • 東南アジア四次元日記

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    ついに会社を辞めて東南アジアへ。

    変なセメント像だったり、盆景だったり、
    迷路だったり、オカマ祭りだったり…。

    旅をするにつれどんどん変な物に引き込まれていく作者。
    そして導き出した答えは……

    宗教は遊園地。


    もはや旅行エッセイなのか何なのか。

    相変わらずの宮田節が端から端まで炸裂する
    電車の中では決して読んではいけない宮田氏の爆笑旅行記。

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    2011年05月18日
  • 東南アジア四次元日記

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    昔、この本を買ってすっごくお気に入りだったのに、無くしてしまった・・
    と思っていたら、書店で文庫板を発見!
    マイナーな作家なのかと思ってましたが、結構いろんな本が文庫化され
    ていてびっくり!
    全部買いたい!
    やっぱり、タマキングのロウなテンション、物事の見方、旅の仕方、写
    真、ヘンテコなモノ好きなところ、ツボだーーーーー(^▽^)/
    「宗教は遊園地である」
    この本を見てから、寺などへ行った時には、ヘンテコな銅像探しに必死
    になるクセがついてしまった・・・・・

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    2011年05月17日
  • 晴れた日は巨大仏を見に

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    久々に小説ではなくエッセイを。
    というか単行本で読んでるので再読ですが。

    日本中に散らばる巨大仏と
    巨大仏のある風景を見るべく西へ東へ巡る旅。

    何でもかんでもエロス志向の女性編集者と
    巨大仏にパイルダー・オン的な願望を持つ編集者とともに
    40mオーバー(基準はウルトラマン以上)の
    仏様や観音様の持つ不思議さや違和感の正体を探る珍道中。

    巨大仏にそそられつつあった頃に読んだのがこの本。
    その後、正直まだ東京湾観音しか行けてません…。

    今度こそもっと行こうと再び読んで心に誓いましたね。
    仙台と久留米は特に行きたいなぁ。

    宮田さんの特徴のある文体は昔から好きですが

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    2010年09月07日
  • 東南アジア四次元日記

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    この文体クセになりそう。
    東南アジアは不思議なものがいっぱいなんだ。
    いつかこんな感じで旅に行ってみたい。

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    2010年08月16日
  • そして少女は加速する

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    高校で陸上をする女子たちの内面を綴りながら、それぞれが自分の記録に向き合い、リレーチームの中でどう自分を活かしていくか考えている姿に思わず応援してしまう。強豪陸上部から声がかかる選手だとしても、全国で注目を浴びるスター選手ではない彼女たちがどのように自分の記録と向き合い成長していくかを一緒に経験できる。一気に読んでしまった。

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    2025年11月19日
  • そして少女は加速する

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    #そして少女は加速する
    #宮田珠己

    #一瞬の風になれ 女の子版だけど、こちらは陸上部の少女たちの群像劇。彼女たちそれぞれの成長を見ていて、何人もの親目線を一度に体験させてもらえた気分。ラストのレースは遠慮なく泣けたよ。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年11月17日
  • そして少女は加速する

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    ネタバレ

    「一瞬の風になれ」を彷彿とさせる陸上小説。
    5人の少女の苦難と成長の物語。

    どんなに調子良く進んでいても、運が必要。
    自分が肉離れを起こすかも知れない、メンバーがミスするかも知れない。私には日頃の努力はもちろん、極限状態に打ち勝てる精神力を得ることで、勝負の土俵に上がれるスポーツ…?!と思いました。
    また学年が上がるにつれ競技者としての成長だけではなく、視野が広がり自分のことだけではなく他の人の様子まで見れるようになる成長ぶり。高校生ってこんなに変わるんだとしみじみ思いました。
    個人的には、風香の結愛や唯とのその後の関係がもう少し読みたかったです。
    あとエンジェル先輩がもっとみたかった…!

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    2025年10月23日
  • そして少女は加速する

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    中堅高校陸上部の女子選手たちの群像劇。率直に言うと、おもしろかった!少女たち一人一人が順々に登場し、独白、本人視点の会話を綴った短いまとまりがどんどん積み重なり、クロスしながら物語が進んでいく。陸上という奇跡の起きない競技の残酷さと才能ある者への妬み、嫉妬、羨ましさ、などドロドロした気持ち、言葉がじとっとまとわりつく前半は、なんとも読むのに労力がいった。が、軋轢が誤解や悩みやらをそれぞれが超えて、もしくは飲み込んだ先に、良い方向に歯車が回り出した途端、ぱっと読んでるこちらも軽やかにページをめくり、一人一人を応援してしまった。
    蛇足ながら、これは子供に読ませたい。こういう想い、経験をしてほしいな

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    2025年10月23日
  • だいたい四国八十八ヶ所

    購入済み

    だいたい……っていういい加減なタイトルが気に入って、読み始めた。いい加減に初めて、いい加減に、歩いて、寄り道もしながら、結局、歩いて、廻っちゃったよって感じの、四国八十八ヶ所だった。こういう旅も良いなぁ〜と思う(笑)奥さんは、お留守番だったのよね~行きたくは、なかったのかしら?

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    2025年06月17日
  • ときどき意味もなくずんずん歩く

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    面白かった〜
    よく見聞きする言葉や流れが全くない、新鮮な文章でなんだかワクワクした
    これくらい適当?に不真面目な感じがやっぱりいい

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    2025年05月10日
  • ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記 特別増補版

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    とにかく笑える。
    「真摯なめんどくさい気持ち」を語り、あるがままの自分を受け入れている宮田さんだからこそ身軽に世界中を旅できるのだろう。
    笑わせておいてしっかり語彙力があり、この表現来たか、さすが阪大卒とも思う。へらへらしているようでいてサンゴの現状等含めて大変勉強になる一冊。

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    2025年03月31日
  • ときどき意味もなくずんずん歩く

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    本当に最初から最後まで面白い。
    解説でもあるように何がどう面白いのか伝えるのは難しいし、これが面白かったとすぐには言えないけど飽きることなく面白い。

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    2024年07月09日
  • 日本ザンテイ世界遺産に行ってみた。

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    ネタバレ

    なんだか面白そうと思い手に取ったら、行きたい観光地がたくさんあった。今年の3月に本に載っている四国お遍路の1つの善通寺に行ったが、五重塔の柱が浮いてるのに気づかなかった…
    時代を経て塔が縮んできた時に柱としての役割を果たすとのこと。築100年程だが、先を見て柱を浮かしている技術が凄い。生で見たかったなと思った。
    善通寺は弘法大師誕生の聖地であり、東寺、高野山と並ぶ大師三大霊跡の1つで戒壇巡りでは弘法大師のお声がAIで再現されているのが聞けます。お寺としても素晴らしい所だったのでザンテイ世界遺産で見つけることが出来たのが嬉しかった。
    他にも善光寺や熊本阿蘇のカルデラも行きたい!世界遺産だから行く

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    2024年05月30日
  • だいたい四国八十八ヶ所

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    何のために、なんて考えていると旅はいつまで経っても始まらない。意味を考える前に計画を立て、結論が出る前に出発してしまう。これが大切。遍路をしたい理由であったのは、一周してみたい、全部回ってみたい、いっぱい歩きたい、だけ。
    やりたいことは面倒くさい。案外知られていないが、これは人生の根本原理の一つ。何事もやってからだんだん面白くなるのであって、やる前はどんなことでもめんどくさい。めんどくさいけど、やり始めると面白くなる。

    旅の醍醐味の最たるものは、今自分がその場所にいるという実感ではないか。今自分はここにいる、という発見ほど清々しいものはない。おお、私は今こんなところにいる。その臨場感にこそ旅

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    2024年04月30日
  • ときどき意味もなくずんずん歩く

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    たぶん再読。いやー切れ味鋭いですね。文章読んでて爆笑することなんてそうそうないんですが、「発作と遭難」の利尻島のくだりはとても耐えられない。たぶん身体能力のポテンシャルが高いのですよね。生きてて良かった(笑)。

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    2023年12月20日
  • わたしの旅に何をする。

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    米を取り分けて数で占うやつがよく当たる話と変な日本語の中国の本がおもしろかった
    ちょっとしたところに入るおもしろい文章がこの時代の笑えるエッセイと比べると控えめで上品なので、その頃読めてたらハマったかも

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    2023年12月01日
  • だいたい四国八十八ヶ所

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    ネタバレ

    著者が区切り打ち(数回に分けてお遍路を完歩すること)で、四国八十八か所をお遍路する。すべて歩き切らなくてもいいもんね~、たくさん寄り道しちゃうもんね~という感じで、特に信仰心があるわけでも強い決意があるわけでもなく、興味本位で始まるお遍路。いつもの著者らしく、笑える箇所がたくさんあるけれど、歩き進める中で出会う美しい自然やお遍路仲間とのエピソードで改めて旅の素晴らしさを感じさせてくれる。カフェで一人で読んでいると、時折声を出して笑ってしまう箇所があるので要注意(著者の足が、モクズショイになるところが一番好き)。

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    2023年06月17日
  • ときどき意味もなくずんずん歩く

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    初めて読んだのに、初めてじゃない感じ。

    なんだろうと思っていたら、、、文章の感じ、言い回し、突拍子もない感じ  私の大好きな北大路公子さんに似てる

    最初の利尻島のところで吹き出してしまいました

    他の本も読んでみたいと思いました!

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    2022年10月26日