宮田珠己のレビュー一覧

  • なみのひとなみのいとなみ

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    例の如く軽妙でゆるいタッチのエッセイ。

    ただ中身はギッシリ詰まった濃い内容になっており、読み応えとまで言って良いのかは各々の感覚になりますが私にとっては十二分の内容に仕上がっていました。

    文庫本なので電車の中で読みますが、ニヤッとしてしまわない様に注意が必要です。

    クスッとしたい方、なんとなく疲れている方そんな方々に心の処方箋としてオススメしたい一冊です。

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    2012年11月08日
  • 東南アジア四次元日記

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    ふざけすぎてておもしろい。これは本当のことなのか冗談なのか判別がつかない箇所がちらほら、なんてものではなくたくさんあります。旅先もガイドブックに載っているのか怪しいマイナーなところへ行って、これまた怪しげでマイナーなものを見たり、オカマと戯れたり・・・。バンコク-マレーシア間を陸路で移動するとあったので、マレー鉄道に乗った経験がある僕としては非常に楽しみにしていたのですが、その記述はなく、バンコク、マレーシアは都会だということで、そこでの滞在の記述もほぼないに等しかったのでそこが唯一残念なところでした(苦笑)。個人的にツボったのはミャンマー編ですかね。ミャンマーに行きたくなりました。文章が本当

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    2012年11月03日
  • ときどき意味もなくずんずん歩く

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    ときどき意味もなく発作的に、笑える本を読みたくなる時がある。人に聞いたり書評を読んだり、なるべく面白そうなのを手に取るのだが、なかなか簡単に笑わせてくれる本には出合えない、やっぱり人それぞれに笑いのツボは違うのだ。でも本作は100%ではないが期待以上に笑わせていただいた、少なくとも単行本時代のタイトルであった52%は楽しんだ。かな?

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    2012年10月07日
  • 晴れた日は巨大仏を見に

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    タマキング氏のエッセイ。

    そのものズバリ、全国の大仏さん(40m以上のもの)を見学してまわる本。
    全国にけっこうあるのですね、巨大仏。ふ~ん。

    たしかに、フツーの日常風景の中に唐突に巨大仏が「ぬっ」と存在している絵というのは愉快ですね。うん。

    タマキング氏と同行する2人のメンバーも、強烈な個性ですばらしい。
    このメンバーでの旅行記かなんか出してもらえんでしょうか。ゼヒ。

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    2012年09月28日
  • なみのひとなみのいとなみ

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    すっごくおもしろかった! 個人的に「わたしの旅に何をする。」より好きだった。本当に笑えるんだけど笑わせようって感じがなくて。そしておかしいだけじゃなくて、けっこう深いところもあって。人生に意味があるのか、っていう話とか。
    心気症っぽくなるところとか細かいところをうじうじ考えるところとか、わたしと性格的に似ている気もして。
    ほんとに、心配症なんだか楽天的なんだかわからないんだけど、読んでいるとなんだか慰められて、肩の力が抜けるような。
    これからも読んでいきます。

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    2012年09月07日
  • なみのひとなみのいとなみ

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    タマキング氏の、旅以外のネタ満載のエッセイ。

    なんつうか、ただただ笑わかされるだけでなく、ちょっと考えさせられたり、なにげに真理をついていたり、そんな成分がけっこう含有されてる気がしました。
    あと、家庭的なセマい日常のホンワカしたカンジとか。

    トロ氏の解説もグー。

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    2012年08月28日
  • なみのひとなみのいとなみ

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    電車の中で読んではいけない。実に面白すぎる。

    ベトナムの盆栽や巨大仏など、マニアックすぎるエンタメ作家の宮田珠己が送る、日常的エッセイ。
    ただ面白いだけではなく、どこか納得させる不思議な魅力がある。
    タレントや女優のエッセイやナントカメソッドみたいな類には、一切見向きもしないが、この人の目の付け所と思考回路がツボにはまる。

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    2012年08月22日
  • 東南アジア四次元日記

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    第3回酒飲み書店員大賞受賞作品。

    旅がしたくてサラリーマンを辞めた著者が、時間とお金の許す限り、旅を満喫している。

    奇怪な仏像やテーマパーク化した寺院にフラフラと立ち寄り、時にはミャンマーのオカマ霊媒師に執拗に迫られたりなど、おもしろ可笑しくレポートしている。
    笑える写真が豊富で、書評にあるとおり、電車では読めない。

    旅のガイドブックというよりは、著者の気ままなユルい旅の楽しみ方を味わえる一冊。

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    2012年06月14日
  • 東南アジア四次元日記

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    宮田氏の、行動力と、東南アジアの不思議で面白い場所が、彼の独特で楽しい口調から思い描ける作品でした。
    ともかく、発見できる事が沢山あって驚いた。今は、変わってしまった所もあるとのことだが、知らない事って…残念な事で、この作品で色々知る事が出来て、尚且つ面白い!
    こんな凄い本ない!

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    2011年03月22日
  • 晴れた日は巨大仏を見に

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    いつも通りのタマキングと言うよりは、控えめな分を和久田さんと袖山さんが補完してる。で、ちょっと薀蓄が入ってる感じ。

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    2011年03月21日
  • ふしぎ盆栽ホンノンボ

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    面白かったのだけど、めんどくさがりのおっちゃんにはあのカラー部分、口絵つうのか、を参照しながら読むのが面倒。勿論あれがなければ面白味半減なんだけど、もうちょっと挟み込む位置に配慮が有っても良いのでは⁇
    これは編集担当者の責任だけど。その分星を減らしてしまった。口絵写真は最初に集めたほうが良かったと思う。
    これがWebサイトのコンテンツみたいにうまいこと写真が配分されていればもっと宮田さんワールドを楽しめたはず。

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    2011年02月22日
  • 東南アジア四次元日記

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    最近、忙しくどこかに行きたい感じ、寒くなったので東南アジアの暑い空気に触れたくて、一読。彼のまだ初期の作で、爆笑な基本はあるが、そこに、旅をすることの、焦燥感なども垣間見える。より、人間らしい感じがするが、ひたすら、爆笑したい人向けではないかも。でも、現地の人々の活気が伝わってきて面白い。

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    2010年12月13日
  • 東南アジア四次元日記

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    世の中には、変てこな場所があるんですね・・。
    大変興味深かったです。
    常識とか、世間体とか、そういうものを
    吹っ飛ばす清々しささえ感じました。

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    2010年11月14日
  • 東南アジア四次元日記

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    ヘンなところばかり観光する筆者の目のつけどころもおもしろいが、なんといっても文章がおもしろい。
    読みながら何度も笑った。

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    2010年09月28日
  • 晴れた日は巨大仏を見に

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    待望の文庫化。
    宮田 珠己さんは「異」なもの、エキゾチズムにこだわり続けているのだ。異な物が日常の光景に近いところにあればあるほど、それを作った人の意図と離れて観る物の心を刺激する。
    著者はへんに理解しようとしないし、意味づけを避けようとしているが、実は示唆するものは多い。「スットコランド日記」などでもう明らかになっているけど、実はもう著者はギャグ、お笑い路線には飽いている、疲れているのだ。(僕は好きだったんだけど)本書でもすでにその気配は現れていて、お笑いのかなりの部分を同行の編集者達に押しつけている。(ただそれはかなり計算してのことであることを、本署の解説の切通理作さんが明らかにしている)

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    2009年10月27日
  • そして少女は加速する

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    高校女子陸上部を舞台にした群像劇。『一般的に、陸上競技は番狂わせが起こりづらい』などと書いておきながら、物語では大舞台で突然『覚醒』して急に速く走る人がいたのはご都合主義に感じられて残念。みんなキャラが立ってて良かったけど、特にエンジェル先輩と紗良先輩が好き。

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    2025年12月15日
  • そして少女は加速する

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    ロスです…

    世界陸上ロスです…

    大会が終わってもう2ヵ月も過ぎてるだろ!ってツッコまれそうですが、ロスはロスなのでしかたないです

    400m準決勝の中島佑気ジョセフの最後の追い上げに興奮しました!

    村竹ラシッドのポーズはカッケーし、号泣インタビューにはもらい泣きです!

    そんな中、一番はやっぱりシドニー・マクローフリンです!
    見ましたかあの走りを!
    あの美しいフォームの走りを!
    400m決勝でのあの走りを!
    コーナーからホームストレートに出てくるところで横並びになって引き離していくあの走りを!
    世界歴代2位となる47秒78で優勝したあの圧倒的過ぎる走りを!

    もー、惚れ惚れする走りです!

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    2025年11月12日
  • 東京近郊スペクタクルさんぽ

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    どこも行ってみたくなり、写真検索してしまった。
    ということで、さっそくジャンダルムと足尾銅山に近々行く算段をしました笑
    ブラタモリなどが好きな方にはたまらない一冊かと思います。

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    2025年04月30日
  • わたしの旅に何をする。

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    初読み作家さんでした。

    旅エッセで、クスクス笑えて面白かったです!!
    勢いがあったので割とサクサク読めました。

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    2025年01月10日
  • 東京近郊スペクタクルさんぽ

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    宮田さんの本はスットコランド以来かも。
    近場にあるスペクタクルな場所を訪ねる本で、かねて行ってみたい場所もちらほら。
    これは行かねばと思ったのは湘南モノレール。
    アップダウンのある行程と長い距離。水族館とセットで遊びに行きたい。
    岳南鉄道も気になってるのだけど、工場内を走るのは一部のようなので
    わざわざ行くのもなあ、とまた遠ざかりそうだ。

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    2024年12月05日