【感想・ネタバレ】東南アジア四次元日記のレビュー

あらすじ

会社を辞め、東南アジアへ。セメント像が並ぶ庭、顔だらけの遺跡、仏像の迷路、ミニチュア人形が載った盆栽など、奇奇怪怪なものが次々現れる。脱力の旅なのに危険も多発する爆笑エッセイ。

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Posted by ブクログ

記念すべき会社退職後独り立ち作品。デビュー作が強烈過ぎたためか、本作の文章は「守り」に入った感があった。しかし、旅行先は不思議ワールドが広がる東南アジア。ミャンマーのオカマは勘弁してもらいたいが、その他の寺院には行ってみたい。真理はあとがきにあった。「我々は現実の自分の旅が、どこかで見、聞いた旅の追体験にどうしてもなってしまうジレンマの中にいるのである。」

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2017年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

東南アジアの変な像なんかを探す旅行記。好き嫌いが分かれると思うが、私は大好きだ。

特にワットケク!巻頭のカラー写真と合わせて本文を読むと笑いが止まらない。実は読むのは3度目だが、多分また忘れた頃に読むと思う。是非一度本物の「得体のしれない生き物を料理する」像を見てみたい。

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2014年01月05日

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タマキング氏の東南アジア旅行記。

このワールドにハマりつつあり。

いやはや、期待を外さないなぁー。

写真もまたグー。

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2012年06月30日

Posted by ブクログ

ついに会社を辞めて東南アジアへ。

変なセメント像だったり、盆景だったり、
迷路だったり、オカマ祭りだったり…。

旅をするにつれどんどん変な物に引き込まれていく作者。
そして導き出した答えは……

宗教は遊園地。


もはや旅行エッセイなのか何なのか。

相変わらずの宮田節が端から端まで炸裂する
電車の中では決して読んではいけない宮田氏の爆笑旅行記。

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2011年05月18日

Posted by ブクログ

昔、この本を買ってすっごくお気に入りだったのに、無くしてしまった・・
と思っていたら、書店で文庫板を発見!
マイナーな作家なのかと思ってましたが、結構いろんな本が文庫化され
ていてびっくり!
全部買いたい!
やっぱり、タマキングのロウなテンション、物事の見方、旅の仕方、写
真、ヘンテコなモノ好きなところ、ツボだーーーーー(^▽^)/
「宗教は遊園地である」
この本を見てから、寺などへ行った時には、ヘンテコな銅像探しに必死
になるクセがついてしまった・・・・・

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2011年05月17日

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この文体クセになりそう。
東南アジアは不思議なものがいっぱいなんだ。
いつかこんな感じで旅に行ってみたい。

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2010年08月16日

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細かい地名とか寺の名前とか、よくわからんけど、ちょくちょく飛び出すたまきんぐの面白い言い回しに何度爆笑したことか

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2015年03月25日

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ふざけすぎてておもしろい。これは本当のことなのか冗談なのか判別がつかない箇所がちらほら、なんてものではなくたくさんあります。旅先もガイドブックに載っているのか怪しいマイナーなところへ行って、これまた怪しげでマイナーなものを見たり、オカマと戯れたり・・・。バンコク-マレーシア間を陸路で移動するとあったので、マレー鉄道に乗った経験がある僕としては非常に楽しみにしていたのですが、その記述はなく、バンコク、マレーシアは都会だということで、そこでの滞在の記述もほぼないに等しかったのでそこが唯一残念なところでした(苦笑)。個人的にツボったのはミャンマー編ですかね。ミャンマーに行きたくなりました。文章が本当に笑ってしまうので、電車の中など周りに人がいるところでは読まないことをお勧めします。

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2012年11月03日

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第3回酒飲み書店員大賞受賞作品。

旅がしたくてサラリーマンを辞めた著者が、時間とお金の許す限り、旅を満喫している。

奇怪な仏像やテーマパーク化した寺院にフラフラと立ち寄り、時にはミャンマーのオカマ霊媒師に執拗に迫られたりなど、おもしろ可笑しくレポートしている。
笑える写真が豊富で、書評にあるとおり、電車では読めない。

旅のガイドブックというよりは、著者の気ままなユルい旅の楽しみ方を味わえる一冊。

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2012年06月14日

Posted by ブクログ

宮田氏の、行動力と、東南アジアの不思議で面白い場所が、彼の独特で楽しい口調から思い描ける作品でした。
ともかく、発見できる事が沢山あって驚いた。今は、変わってしまった所もあるとのことだが、知らない事って…残念な事で、この作品で色々知る事が出来て、尚且つ面白い!
こんな凄い本ない!

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2011年03月22日

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最近、忙しくどこかに行きたい感じ、寒くなったので東南アジアの暑い空気に触れたくて、一読。彼のまだ初期の作で、爆笑な基本はあるが、そこに、旅をすることの、焦燥感なども垣間見える。より、人間らしい感じがするが、ひたすら、爆笑したい人向けではないかも。でも、現地の人々の活気が伝わってきて面白い。

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2010年12月13日

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世の中には、変てこな場所があるんですね・・。
大変興味深かったです。
常識とか、世間体とか、そういうものを
吹っ飛ばす清々しささえ感じました。

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2010年11月14日

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ヘンなところばかり観光する筆者の目のつけどころもおもしろいが、なんといっても文章がおもしろい。
読みながら何度も笑った。

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2010年09月28日

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この本で取り上げられているような珍妙なものはいまやメジャーになってしまったけども、1997年頃はまだマイナーだったのですね。今はへんなものがあったらすぐ拡散されちゃいますしね。それもまた「世界をさまよう体験の機会損失」に繋がってるのかも。

のび太がひみつ道具で小さくなってお人形の家で遊ぶという話がドラえもんにあって、子供の頃むちゃくちゃ羨ましかったんですが、これは築山に憧れる宮田さんの気持ちに近いような気がします。どうでしょう。どうでもいいか。

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2022年10月07日

Posted by ブクログ

宮田珠己の旅行エッセイ。肩の力抜いて、なんも難しいこと考えずにモワーっと読めばいい。例えば、スーパー銭湯のロウリュウで蒸されたりしながら読むにも良いかも。

しかし、今から20~30年前の日本とか東南アジアってなんだか雑然としたパワーが残っていたんだなぁ、と万感の思いが立ち込める。時代が進む文化も化学もそれなりに進歩したはずやのに、息苦しさがあるような現在…

人間はもっと、おおらかに生きていいんちゃうか。と思うんだけどなぁ。

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2020年11月09日

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ストーリー
会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと、ハイパーデンジャラス!快笑旅エッセイ。

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2014年07月08日

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会社を辞めて東南アジアを1年くらい旅した作者の旅行記。

各地の文化に根付いた土着の宗教とその施設を賑やかしています。


大体の旅行記は作者の体験を追体験できますが、と言うかそのために読んでるんですが、彼の作品は実際に行って確かめたい、と思わせる何かがあります。

記述が足りないということもあるにはありますが、どちらかと言うと彼の琴線に触れた変なものなら間違いなく面白いって思える妙な信頼感。

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2014年02月07日

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H25.9.29
四次元。
自分だけだったら興味を持たなかったかもしれない世界も、宮田さんの四次元フィルターを通すとすごく興味深くて、面白そう!実際に見てみたい!って気になる。
宗教やなんやかんやと遊園地の考察もおもしろかった。

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2013年09月29日

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タマキング、初めての海外旅行エッセイ。会社を辞めて飛び出した東南アジア。陸路で走破するはずがあっという間に断念。あとはヘンテコは宗教建築や施設、巨大は仏像や盆栽などをヘンテコなままに見て回る。
それをそのままに書き綴っている。計算されたヘンテコさだな。

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2013年01月27日

Posted by ブクログ

これが、宮田さんの初エッセイ、になるのかな?
そのせいか、ご本人も文庫版あとがきでおっしゃっているように、
「ん? ちょっと、く、くだらない…」と思うような記述もあり(笑)

オカマのお祭りと、ラオスの山里で不本意だった話が、
おもしろかったです。

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2012年09月27日

Posted by ブクログ

宗教とかそれにちなんだ寺とかの話が多かったです。
もっと日常的な話とかの方が好きかなと思います。
なんか難しいような話が多かったから。

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2012年03月20日

Posted by ブクログ

脱サラした筆者が東南アジアを旅してうまれた旅行記。主に遺跡めぐり。
宮田珠己ワールド全開。どんどん話が脱線していく。あとがきを読んで知ったのだが、本作は筆者が脱サラしてまだ間もないときに書いただいぶ昔のもので最近文庫化されたもの。昔から作風はまったく変わってないのだなあと思った。こんな適当な文章でよくやってこれたなぁ(笑)といってもとてもまねできないけれど。

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2011年09月06日

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