杉原理生のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
不思議系男子?
蓮見目線の『恋の棘』は、蓮見のそんな気持ちに、分かる分かると、共感できたのだけど、
和久井目線の『恋を綴るひと』では 蓮見の事が好きと言えるまでの堂々巡りが巡り過ぎちゃって、何気に蓮見を傷付ける言葉を投げかけたり…和久井の過去を考えると仕方ないのかもだけど、卑屈感がおもてに出すぎちゃって、私的には好きになれないキャラでした。ごめんなさい。 -
購入済み
表紙絵がステキ
かわいい表紙に惹かれて購入!
猫の国って、猫好きにはたまりません!
後半の一番大事なシーンが説明文っぽくて、盛り上がりに欠けてしまい、とても残念でした。 -
ネタバレ 購入済み
つらい…
受けの態度と、発言から、とても苦しいのが手に取るようにわかって、それによる攻めのモヤモヤ感も感じて、とてもストレスフルな話でした。
読んでて、苦しかった。
そういうのが好きな人には良いだろうけど、私には合わなかった。 -
ネタバレ 購入済み
複雑な設定だけれど
他の方のコメント同様、
確かに設定を詰め込んで最後に一気に回収した感じになっているのて、理解ができない部分もありました。
結局、王子とリクトは同一人物でありながら別人格ってこと?とか、攻めはそんなこんな含めてリクト自身が好きになったの?とか。
でも設定が緻密な分、読み応えじゅうぶんです。 -
購入済み
設定が。
設定が緻密なようで、アバウトなようで、
なかなかその世界観を理解するのに時間がかかりました。
後半になって世界観にも慣れ、話が一気に進んでいくとおもしろくなるのですが、
それまでは説明のための布石が多くて
ダラダラしてしまいました。
もう少しクインとの2人の話を中心に描いてほしかったな。 -
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ネタバレ親友だと思っていた男から突然告白され、応えないまま「忘れてくれ」と告げられ、そのまま疎遠になってしまった親友。
それから6年。
大学時代の親友・七海と仕事で再会した進一。
動揺すると進一とは対照的に、七海は気まずい過去など忘れたように振る舞ってくる。
そんな七海がなんとなく腑に落ちない進一は、次第にモヤモヤを募らせていく。
そして、七海の元恋人に会った進一は……
という話でした。
当時は二人の関係を形にできなかった男が、成人して、ある程度の自由を手に入れて、ようやく、自分の本当に気がつくことができたお話。
どちらも真面目だからこそ、簡単に気持ちも身体も重ねることを躊躇って -
Posted by ブクログ
ネタバレ大学生の瑛は、兄の恋人だった脩一と一緒に暮らしている。
数年前、兄・雅紀の死に落ち込む脩一と一時期関係を持っていたが、兄を思う脩一の気持ちに耐えきれず、二人の関係は、一度はそこで終わってしまう。
けれど、どうしても脩一のそばを離れたくない瑛と瑛を傷つけてしまったことを申し訳なく感じる脩一との間に成立してしまったいびつな関係。
ところがそこに、現れたかつて雅紀が家庭教師をしていたという青年・本宮。
彼が現れたことにより、二人の間に築かれていた危うい均衡が崩れ始める……
という話でした。
どっちもちょっとずつ、壊れている二人が共依存している関係がとても好きなので、萌えました。
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ネタバレ 購入済み
ちょっと入りにくかった…
ファンタジーBL大好きなのですが、ちょっと入りにくかったです。
竜や錬金術師が出てくる設定自体はよかったのですが、話の展開がややぎこちなく感じました。
出てくる竜たちの活かし方も効果的とは言えないし、結局過去の記憶以外でなぜ攻めは受けに惹かれたのかというところも弱く、全体的に消化不良気味です(あくまで私の感想ですが…)
登場人物はみんな魅力があるので、がっつりストーリーを楽しむというよりは、遠くから登場人物たちを見守るスタンスで読みました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の速水有理は、母親が入院中のため、父親と3人で生活をしていた。
ところが、母親の入院費など、徐々に生活費に困るようになり、やがて3人は、父親の友人である高宮の家に身を寄せることになる。
そこには、有理と同い年の怜人という息子がいた。
怜人には怜人の複雑な事情があり、二人は互いに惹かれ合っていく。
けれど、有理の母親が息を引き取ったことで、その歪な同居生活も終わりを告げる。
突然、父親に「引っ越す」と言われ、その裏にある事情までも知ってしまった有理は、まだ子供の自分ではどうすることもできず、父の言うなりになるしかなかった。
それから五年が過ぎ、有理は弟の学と2人で生活をして -
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小悪魔?ビッチ?(笑)
杜国って天然なのか微妙でしたね。イラっとくるほどではないにしろウジウジとキョドってる感じはちょっと好きじゃあないなぁ。掛井はナゾ謎くん(笑)。好きな相手の母親と自分の父親が浮気、それを承知で近ずいてこられて振られて尚好き好き〜再会してまたなにくれと構っちゃうとか。精神面がタフなんでしょうかニブいんでしょうか(笑)。人物像はさておき(?)好きなら触れ合いたいでも相手に気を使っちゃうとかいつまで自分を好いていてくれるのか不安とか想い合ってる同士の微妙なスレ違いが上手に描かれててちょっと切ない感じが良かった。杜国がもうちょい慣れて甘い2人の時間も覗いてみたいなー。
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甘酸っぱい〜!
ってゆーヤツですね、まさに。倦怠期とゆーかそれなりに歴史ある2人のすれ違い期から出会ったころへの回想とゆースタイル、なかなか良かった。茅原のちょっと鈍ストレートな感じがともするとウジウジ系でダメな方もいるのかな?私には結構切なくもキュンとくるところが多く、うん杉原さんやっぱ好き〜と思いました。坂江が今ひとつ薄い気もしましたが(笑)茅原とのやり取り2人とも初々しくって可愛い〜。高校生って時点ですでに私にとってはファンタジーなんですが(笑)こーゆー青い感じ、やっぱたまに読まなきゃね!と思うのでした。