杉原理生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
切なかった…。
こんなに切ないBL小説を読んだのは久々かもしれません。
ストーリー展開もそんなに無理な要素もなく、文章も読みやすい。
主人公の描写が細かくて、感情移入しやすかったです。
主人公の名前が有理でこの頃にプレイしてたゲームのキャラと
被っていたので、妙な親近感を覚えていました(笑)
それにしても有理はすごく苦労人というか…
母は病気、弟は身体が弱くて、父は失踪…無茶苦茶や!
高宮の家に身を寄せている間の怜人と有理の恋愛に発展するまでのくだりは
くすぐったくて幼くて、必死な二人がとても可愛かった。
母親が死んだ後に容赦なく切り捨てるように高宮の家を去った速水一家。
その後の怜人父の事故と死亡。
なにも知らない有理は本当に傷つくばかりで(涙)
これって父親が見事な悪役っぷりというか…
半分はそんな感じで、過去を振り返る構想を組みつつ。
再会から始まる二部構成。
まさか怜人が記憶を失っているとは思わず…
思い出して欲しい…でも思い出してしまえば傍にいられない。
父親の罪に苛まれながら、手が伸ばせないでも伸ばしたい。
そんな心理描写が本当に切なくていい作品でした。 -
Posted by ブクログ
びーえるはぜんっぜんくわしくないけれど、びーえるのいいところというのはきっと屈折してるところなんだ、とわたしはおもう。
この卑屈さは少女漫画とかにはない!
少女マンガの登場人物のあのまっすぐな考え方とかひたむきすぎる行動とかもう私は途中からくやしくなってきてしまうのだ
ああ、なんか結局正直でまっすぐなおんなのこは応援したくなってしまう。まんがでも現実界でも。
彼女たちの公明正大な恋愛トークとかひたむきさとか、ひねくれもののわたしには絶対にまねできない、まねしたくない。でもうらやましい、どこかで。ああでもなんて公明正大なのだろう!
正直者は得をするのはわかっている。だけど99%の照れと屈折と誤解のなかの1%のほんしんをみいだしてほしい、というひねくれもののひねくれた期待。現実界ではかなわないけど。たぶん
びーえるではかなってくれるんだなあ。
とにかくびーえるの屈折具合は共感、とまではいかないけれど共感に似た何かをかんじるのです
もう無駄なところで意地はるのとか、傷つきたくないのとか、関係壊したくないのとか、猪突猛進のガールズたちとはちがうんだ -
ネタバレ 購入済み
不思議系男子?
蓮見目線の『恋の棘』は、蓮見のそんな気持ちに、分かる分かると、共感できたのだけど、
和久井目線の『恋を綴るひと』では 蓮見の事が好きと言えるまでの堂々巡りが巡り過ぎちゃって、何気に蓮見を傷付ける言葉を投げかけたり…和久井の過去を考えると仕方ないのかもだけど、卑屈感がおもてに出すぎちゃって、私的には好きになれないキャラでした。ごめんなさい。