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「悪いんだけど、俺をしばらく泊まらせてくれないか」 銀行に勤める野田に突然掛かってきた数年ぶりの電話。それは、大学時代の野田の秘密を共有する男、若林からだった。泊めることを了承してしまえば、面倒なことになる? そうわかっていながら、野田は頷かずにはいられなかった。とっくに終わったはずの関係だ?? それなのに?? 静かな熱病のような恋が始まるーーー!
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Posted by ブクログ
文体と主人公の語り口調といい空気感が凄かった。 ストーリー自体に奇天烈さは無いけれど見えそうで見えないけどなんとなく匂わせているかもしれないところとかとにかく凄かった。 人生の午後という言葉を知った。
キャラ、ストーリー共に好き嫌いがはっきりしそうな一冊だと思った。 自分は好き。ずるくて臆病だけど純粋な男の話。恋の切なさが詰まっていてすごく好き。
08/10/13 演出家×銀行員。 紆余曲折あって両想いになったのにラブラブというよりは砂の城みたいな危うさがあります。仄暗ーい感じ。 ラストもハッピーエンド!!という感じではないので読後感も後を引きます。同人誌でもいいからその後を読んでみたい。 静かな文章と北畠さんの絵がぴったりでした。 『おまえ...続きを読むのからだのことなら、なんでも知ってる。だけど、俺はおまえがわからないよ。おまえの心はわからない。』148P
風邪をひいたときの微熱・・・37℃・・・冷静な思考と気だるいカラダ・・・微熱は一番タチが悪い。 それはこの二人の関係も同じことのようで・・・。 読んでてどこに気持ちを持って行っていいかわからない。 なのにものすごく気になる引きこまれる。 私自身も37℃という微熱に浮かされてしまったようだ。
野田と若杉のふたりの関係は、細かく繊細に描かれていて とても読み応えがあり 深い深いところでつながるふたりを感じました。 ただ野田のまだ離婚していない奥さんのあまりの身勝手さのせいで ふたりの心に残すであろう大きな心のわだかまりを思うと、 読後も奥さんへの気持ちの悪さや腹立ちが後を引いてしまって・...続きを読む・・。 離婚の原因が野田にあるとしても、 別居中とはいえ自分の次の幸せのために新しい恋人を作って 離婚しようと前向きに進もうと自分から野田に離婚をしてほしいと言ったのに 野田がすんなりその離婚を承諾したことに疑問を感じて調査員を雇い 野田のセクシャリティを知って自殺未遂って・・・。 (本人に自殺する気があろうとなかろうと結果はそうなのだから) んー、びっくりはするだろうけれども、そんな形で 人の心を縛り付けるような行動がどうしても後を引いてしまって 心にこのことばかりが残ってしまいました。 これからのふたりが、心を寄せてこの件も乗り越えて 同居しようと野田が言った時のような晴れやかな気持ちで 幸せになっていて欲しいと、 真剣に願うほどのめりこんで読んでしまいました。
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