崎谷はるひのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校生の佳哉は隣に住む幼馴染の元警官・元就にどうしようもない気持ちがある。認められずについぶっきら棒な態度で接するものの元就は飄々としていて。その頃佳哉の物が無くなったり、痴漢にあったりと佳哉の周りで不穏なことが立て続きに起きて、今は探偵をしている元就が警護するようになり、、、。
Hシーンは多いものの、ストーカーが気持ち悪い。崎谷作品の中では比較的”とらうま”は少ないか。攻めの元就が受け・佳哉を赤ちゃんの頃から可愛がった挙句ずっと好きだったというのが、ある意味トラウマ。
携帯も持っている設定のはずなのに連絡が家電というのが、ノベルで出てからの加筆修正版だからかちょっと緩い設定なのが。
何年も経 -
Posted by ブクログ
[弁護士×高校生]
見ていてツラいと思うほどではなかったが、結構壮絶なお話でした。
イケメンエリート×不幸な未成年という設定は嫌いではないが決して好きな設定ではない。
でも素直に読めたのは崎谷作品だから。だと思う。
タイトルが素敵です。
☆あらすじ☆
十七歳の深津基は、学校で激しいいじめにあっていた。父親にも虐待され、行き場もなく彷徨う雨の中で、基はスーツ姿の男にぶつかり眼鏡を壊してしまう。後日、再び同級生から暴行を受け逃げ出し倒れた基は、先日の男・那智正吾に救われる。弁護士である那智の家に保護された基は、次第に那智に惹かれはじめるが…。 -
Posted by ブクログ
1冊通して、ひたすらH!というようなお話なんですが。
攻(ホスト)の思考回路がちと理解しづらい。
簡単に言えば、「いやだ」と言わないことは、やってもいいと思う人らしく。
部屋に女性を連れ込んだ攻に対して、受がヘソ曲げても「いやだって言わなかっただろう」とか言うんですよ。
そこのあたりで、受(サラリーマン)とすれ違い始めたまま、10年ほど時が過ぎているところからお話が始まってます。
まるっと1冊、10年以上をかけた痴話喧嘩とでもいいますか。
最後はハッピーエンドになりましたが、読んでて「これ、救われないんじゃ…」と思うような内容です。
ある意味ラブラブだけど、ものすごいイレギュラーなラブ