崎谷はるひのレビュー一覧
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ネタバレカフェ店員・上狛零士×大学生・赤野井三矢
これまでの崎谷氏の鎌倉物は、私のツボにぴったりはまってる作品ばかりなので、期待が大きすぎたのかもしれません。
お話は、普通に楽しめたのですが。
三矢の受けたいじめの後味の悪さ。
上狛のキャラ。
演劇サークル。
せっかくの鎌倉は観光案内か、地元穴場案内の様だし、舞台のカフェ&アンティークショップの良さが活かしきれてないような?
等々、私にとって魅力に欠けててお話に乗りきれません。
ホラー作家や劇団など、他作品がさりげなく出てくるあたり、ファン心理としてはニヤッって感じで嬉しいのですが。
全体に何につけ説明的な文章が多く、本筋がぼけてるんじゃ?
以前 -
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ネタバレ未来美紀は大手総合アパレルメーカー勤務。
専門学校在学中に、入社面接を受けたのだが、倍率も高く自分よりも高学歴で才能もある男がたくさんいる中で、どうして自分が受かったのかよくわからない。
おまけに、未来はその時に、テンパった挙句、自分がゲイであることを公言してしまったのである。
そんな未来を受け入れてくれた職場で、職種上ほとんどが女性である先輩方からもかわいがられている。
そんな未来には片思いの相手がいる。
それは、テンパりまくった入社面接でショックだった未来が、トイレで泣いているところを慰めに来てくれた男性。
涙と共にコンタクトを落としてしまった未来は、男の顔を覚えておらず、つ -
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ネタバレ湘南のカフェレストランの雇われ店長・藤木聖司には、十九歳の時に一方的に、恋人へ別れを告げた過去があった。
それはエリートへの道を約束されている相手・嘉悦政秀の将来を思った藤木が告げた、あえて露悪的な別れだったが、その十年後、嘉悦が偶然、藤木の店を訪れたことで、ふたりは奇しくも再会してしまう。
だが「お前を忘れられなかった」と告げる嘉悦の左薬指に、藤木はプラチナのリングを見つけてしまう……
という話でした。
藤木は一方的に、振ってしまった嘉悦を今も引きずっていて、嘉悦との思い出の場所である湘南の店に勤めて、一人で思い出に浸り続けている。
そんなところに、嘉悦本人が現れて、再び藤木 -
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ネタバレ写真学科に通う美大生・篠原亮祐は、バイト先のコンビニに毎晩訪れる真面目そうな会社員(実は隠れ美形)を気に入り、毎日見るのを楽しみにしていた。
そんなある日、酔ってやってきていた彼・小井博巳が戻してしまい、それを介抱したことがきっかけで、亮祐は彼をモデルに写真を撮らせてほしい、と頼む。
それというのも、課題である人物写真をうまく撮れず、困り果てていたのだ。
レンズ越しに素の博巳と向き合うに連れ、外見の美しさと、内面の素直さとのギャップに新鮮さを覚え、亮祐は博巳に惹かれ始める心を止められなくなる……。
という話でした。
表題作は二人がくっつくまで。
それとは別に、この話実は、二人が -
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不埒なモンタージュのスピンアウト
攻め:真野直隆
受け:名執真幸
勤めている銀行で左遷され仕事もなく、婚約者にまで逃げられた直隆は居酒屋で酔いつぶれていたところを真幸に介抱される。しかし意識を取り戻したら手足を縛られた上に襲われて男童貞を奪われて…。
コメディ、よね?
モンタージュのスピンアウトなので、直隆の声を杉田さんで脳内変換しながら読んだ。
ビッチな襲い受けなので言葉はあからさま、することも描写も濃かったはずなのに、エロさを感じなかったのは冷静に観察する文体の直隆のせいか、脳内変換してしまう杉田さんの声音のせいか。
受けの真幸のしんどい過去の割りには重くなくて楽しめた。
CD -
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攻め:真野直隆
受け:名執真幸
不埒なスペクトルの続編。
同棲していて甘々な二人。直隆に大切にされて幸せ過ぎるのが怖い真幸。
そんな時、直隆の元カノが顧客で現れ、真幸は真幸で勘当されて音信不通だった兄からの連絡で心が揺れる。
相変わらず、崎谷先生の作品に出てくる女はイヤな女だなぁ。妙に話が分かるか、物凄く頭の悪いかのどちらかな女。ちなみに今回は当然後者。同じ女として、いやここまで変な女はほとんど居ませんから、と誰かに言い訳したくなるくないね。
CD不埒なモンタージュを聴いていたので直隆は杉田さんで余裕で脳内変換しながら読んだ。
変な元カノは出てきたけど1度の撃退で居なくなってくれたの