崎谷はるひのレビュー一覧
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ブルーサウンドシリーズ第三弾
ブルーサウンドでピンチヒッターのコックをしている山下は店内で痴話喧嘩をしている客からたまたま水を掛けられてしまう。タイミングが悪かったとはいえ恐縮する一葡を無難にやりすごしたものの、後日告白されて…。
攻めが恋愛体質でないので物語も緩く進んでいくというか。
受けが攻めに何を言われてもめげずに食らいついていくというか。これって一歩間違えたらキモくてウザいだけなんだけど。
マッサージや家の中の整理とかにお礼で一度だけでいいから抱いてって。大胆過ぎるよ<一葡。
攻めが自分の気持ちを自覚してなだれ込んだHは際どい。攻めの自覚後Hがしつこくエロくなるのは崎谷先生らしい -
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中学の同級生・矢野と何の気なしにファーストキスをしてしまった宇佐見。高校になってクラスも分かれ勉強や剣道に忙しい矢野と疎遠になったのに、先輩とつい寝てしまった事で矢野への気持ちを認識してしまう。そんな宇佐見の気持ちを知ってか知らずか、同級生から告られた相談をする矢野に宇佐見は…。
崎谷先生には珍しい高校生同士もの。
受けの宇佐見の一途な気持ちが可愛い。とはいえ、自分は男女関係なくそれなりに遊んでいるのだけれど。
攻め・矢野はこれでもかという朴念仁。ある意味ここまで朴念仁だと宇佐見が可哀想というか。
雑誌掲載分は、気持ちを通わせたあとは最後までのHではなく、その前の段階まで。
それに、書き下 -
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「心臓がふかく爆ぜている」のスビンアウト。
リラクゼーション系の会社を営む綾川は妻が死んだ時、母親を思って泣く息子・寛(ひろい)の為に女装をしていた。会社の宣伝にもなるその姿は寛が小学校に入った事でほとんどしなくなっている。
ある日新しい企画を導入しようと音叉セラピスト・白瀬に講座を開いてもらう。終了後、白瀬は綾川を誘う仕草をし…。
男ヤモメなので息子・寛との話が多い。別な子持ち男の作品の時も思ったけど、子供が子供らしくない。近くに子供が居なくてシッター経験もない人なのだろうな、と思う。子供ってもっと強かだし、もっとしっかりしてるし。まあ、ある意味理想的な子供なんだけど<寛。
なので、子 -
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ドラマチックな恋愛がしたいと普段から言っている茅野はしかしいつも振られてしまう。そんな茅野が泥酔して抱いてしまったのは小学校の時からの親友で共同経営者の瀬戸。全く覚えていなくて慌てる茅野をしり目に以前と変わらない態度の瀬戸に対して、助かったような気持ちとしかし何か釈然としない気持ちが交差する茅野。
ヘタレ攻めとツンデレ受け。
自覚がないまま一生の相手と思っていた茅野は状況を受け入れるまではワタワタしたけど、理由が分かってからは仕切り直して瀬戸を手に入れた。
茅野のヘタレに対して、瀬戸の純情さが可愛かった。
Hシーンは崎谷先生にしては少なくネットリ感もなかったけど。何もかもわかっているアサミ -
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人気イラストレーター・執行のアシスタントをしている直樹は、うっかり落としてしまった専門学校の入学金を執行が貸してくれるという。その代わりにと持ちかけられたのは期間限定の「援助交際」。やがて一回り以上年上の優しく繊細な執行に惹かれていく直樹。
ヘタレ攻め。
崎谷先生のデビュー後一年くらいの作品だそうで、再販にあたり手は入れていないそうです。
思い切りのいい受けにヘタレ攻めってなんというか『平行線上のモラトリアム』の弥刀紀章と朋樹を思い浮かべましたよ。執行は紀章ほどトラウマは抱えてないっぽいけど。直樹も朋樹と違ってちゃんと繊細な情緒を持ってるし。
Hシーンは攻めがヘタレなせいかユルイ感じ( -
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流水がお世話になった恩人が亡くなった時、その息子・裕太を引き取って育てるようになって7年。10才だった可愛い裕太今ではは流水の背も追い越し、家事の一切を引き受けてくれている。素直な裕太とそんな生活が続くと漠然と思っていたのにある日裕太は家を出る準備をしていると言う。どころか、夜もアルコールや香水の匂いをさせて帰ってくる裕太に遅い反抗期?と思ってしまう流水。裕太の方は実は性的な意味で流水を好きになっていてその欲情をもてあますがゆえに流水を避けていたのだが。
「下克上育てられ攻め」×「堅物の色男。宝の持ち腐れ鈍感受け」
“下克上育てられ攻め”は崎谷先生お得意のプロトタイプらしいです。
2001年