大塚英志のレビュー一覧
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購入済み
絵が個性的
民俗学が好きなのでネットで調べ、漫画の方がサクサク読めるかなとこちらを購入しました。
森美夏さんという方がコミカライズされていますが、私には絵の癖がちょっと強すぎて、苦手というよりは見づらかったので、続きは小説を読んだ方が良いのかな?と思いました(試し読みの時点で判断するべきでした。反省です)
けれどこの独特の雰囲気と不穏な物語が絡み合い、きっとハマる方はとことんハマるんだろうなと思います!
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Posted by ブクログ
子どもたちに憲法前文を書かせるなど、「近代」を根づかせるための実践をおこなっている大塚英志と、あえて「天皇」について語り「亜細亜主義」を標榜する宮台真司が、共通の問題意識をもちながら、東日本大震災以降におたがいの立場を入れ替えるようになったことをめぐって対話をおこなっています。
おおむね大塚が宮台にインタヴューをおこなうというかたちで議論が進められています。表面的には両者の立場は対極的にも見えますが、本人たちも認めているように、じつは極めて近い問題関心にもとづいてそれぞれの立場を選択したということがうかがわれます。
ただ、東浩紀シンパのわたくしとしては、両者のある意味で「啓蒙的」なスタンス -
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Posted by ブクログ
書名が「愚民社会」と挑発的ですが、内容は「土人社会」ともっと挑発しています。BREXITやトランプなどのポピュリズムが吹き荒れる世界の流れに刺激を受けて、二人の論者と書名に惹かれて開いた本ですが、3・11きっかけでまとめられた日本論でした。西郷隆盛や福沢諭吉まで遡り、日本の近代化が可能なのかどうか、という、かなり日本ローカルの特殊な事情を語り合っています。なのですが、経済と国土だけじゃないもの、とか論理だけでは溢れ落ちちゃうもの、としての文化への向き合い、という意味では普遍性も感じました。タイミング的には最終章の憲法改正を巡る議論が大迫力。土人憲法の行方は、どうなるのでしょう。脚注満載なので、