大塚英志のレビュー一覧
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う〜ん。なんつーかオサレすぎる。
小綺麗というか。
石川啄木の詩を引用するのは良いとして、登場人物がみな清潔感漂ってて俺の思ってる昭和と違う…
三億円事件といえば初期のこち亀にそれを題材としたエピソードがあり、あの時代特有の重苦しさが印象深い。
青酸コーラ無差別殺人事件ネタとか、今では掲載不可なあの感じ好きだったなぁ。
時代設定的に8mmフィルムが出てくるのだが、最近大学の同期に聞いた話によると未だに実習で使ってるらしい。
とか関係ないことばかり連想させるマンガ。タケシの撮る映画にはもう感動しないのかとか、三島由紀夫を介錯した人を介錯しようとした人は腕が悪くてなかなか死ねなかったとか。 -
Posted by ブクログ
二つの観点を前提にしなければならない。一つはインターネットに象徴される情報コミュニケーションの革命的変異が一気に進んでいると言うこと。2つめは情報交通政治思想のグローバル化により価値観が急速に陳腐化しつつあると言うこと。
2つの前提が成立する以前ならば、ある哲学者・知識人の言説や芸術家の独創性は長い間独創性として維持されてきた。しかし、2つの前提が成立すると、独創性は即時的広範囲に模倣され、アレンジされて記号化されることになった。そして一般的には今日生産される差異はひとつひとつが記号化されデータベースに積み上げられてく。
この状況下で批評家の為す役割というのは変異するか、しぼんでいくか -
Posted by ブクログ
橘あゆみ?とコインロッカーベイビーの話でしたー。あれ?橘あゆみの話はなんでしたっけ…?あれ?コインロッカーベイビーて関連なんでしたっけ?読んだのに早速忘れました…orz あとチェーンメールか。それに基づいてほんとに殺されちゃう人の話でしたね。とでんかには確かに人面犬やらダルマ男やらが登場しますが、基本的にトラブルを起こしてるのは実在するリアルな人たちが都市伝説を利用しているというのがこの話のひな形ですけど、この世界の中では人面犬やら口裂け女やらにも住民票が与えられているという設定。の中で、非実在青少年の話が出てきてまして、非実在な存在にも住民票や都民としての権利があるなら、非実在青少年も法律で
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Posted by ブクログ
ようやく念願の大塚英志原作漫画読みました。なぜかとでんかから。表紙がずっと気になってたんでw 10年以上前にみた時からずーっと木島日記も気になってたんですが、あえてのとでんかw
というわけで話は都市伝説を主軸においたちょっと頭でっかち漫画ですねw 人面犬とかだるま男とか口裂け女とかが普通に存在するという前提。絵がうめとかみたいな感じの割とあっさり絵なんであんまり怖くない。あれ、それでいいのでしょうか?w でも話のベースにあるのは、そういう都市伝説を利用して、おかしくなっていく人間の話でしたね。そして利用していくうちにますますおかしなことになっていくといいますか。まあ、以前の自分ならかなりヒッ