大塚英志のレビュー一覧

  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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     大塚英志と東浩紀の対談本。章の間に長い月日が経っている所がある。そのなかに2人の関係の変化が少なからずある。あとがきにも書いある。コミュニケーションの可能性については僕はどちらかといえば大塚さん寄りで、他人との関わり合いに肯定的なところがある。

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    2011年06月11日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    息苦しくもどかしいすれ違いに終始する対談は結局オタクというものの分析と扱いを世代の立場を超えて共有することすらの難しさを浮き彫りにする。たった二人の間ですらせせこましく対立するくらいならそんな後追い批評なんかやめればいいのにと身も蓋もないことを思ったりするのは、結局僕自身が分析される側として奔放に無反省に消費行動に身を委ねることをよしとしているからなのかもしれない。批評なんて所詮本能より先回りはできないのだから。

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    2011年05月16日
  • 黒鷺死体宅配便 11巻

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    笹山さんの野望があきらかに(嘘です・笑)

    スピード社の水着問題など、時事ネタも取り入れつつ、大きなストーリーの動きはなく続いている感じです。これが、長く続いている秘訣の様な気もしますが、自分的には、イマイチなところでもあります。

    雰囲気は、好きなんですけどね。

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    2011年05月07日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    東浩紀の特徴の一つとして「諦め」というものがあって(確か本人自身口にしていたように思う)彼のそういう部分に対して大塚英志は苛つきを見せているんだろうというのが伺える。

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    2011年03月19日
  • 黒鷺死体宅配便スピンオフ 松岡國男妖怪退治(1)

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    黒鷺死体宅配便本編が終わる前にスピンオフ、時代設定は違うけど、まさに同工異曲。っていうか、この原作者自体が、マンガと小説と映像と全てのあらすじを同じ作品でも変えていく人なので、驚きはない。

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    2011年02月09日
  • 黒鷺死体宅配便 14巻

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    ネタバレ

    なんとなくマンネリ化してきちゃったな〜という印象。
    やいちの謎とかやいちの母、白鷺死体清掃サービスの話なんかが
    棚上げなせいかなあ。

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    2011年01月16日
  • アンラッキーヤングメン 1巻

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    アタシはアタシの世界から脱出する度いろんなものを置いてきた。それは信仰だったり思想だったりする。無知を知る度にアタシは揺らいでただの「大人」になった。
    学生運動のことは知らない。だけど。

    まだ芝居を続けてたら、私の人生はどんなだったのだろう。

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    2010年12月28日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    [ 内容 ]
    「知識人」は希望を語れるか。
    「世代間闘争」の末に見えた地平は?
    いまの日本は近代か、それともポストモダンか?
    サブカルチャーの諸問題から国家論まで、「わかりあう」つもりのない二人が語り尽くす。

    [ 目次 ]
    はじめに 世代間闘争について
    第1章 二〇〇一年-消費の変容(なぜ物語に耐えられないのか 見えない権力システム ほか)
    第2章 二〇〇二年-言論の変容(雑誌は誰でも作れる 論壇誌でいかに語るか ほか)
    第3章 二〇〇七年-おたく/オタクは公的になれるか(メタ化するか、空気を読むか 啓蒙か、ガス抜きか ほか)
    終章 二〇〇八年-秋葉原事件のあとで(同時代の事件に責任を持つ 

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    2010年11月23日
  • 黒鷺死体宅配便 1巻

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    基本的に1話完結型…読みきり連載に近い形なので、試し読みのつもりで読んでみるのもいいかと思います。

    キャラクターの特技が多彩ですが、小難しい理屈がどうこう出てくるわけでもないので、深く読み込まなくても充分楽しめます。


    内容、絵ともに好き嫌いはあると思いますが、個人的には帯にある一言(一文?)が気に入って買い始めました。
    現在購読中です^^

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    2011年10月28日
  • 黒鷺死体宅配便 14巻

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    アメコミ編は彼らの正体を知った人が漫画に描いてとか、その後の展開を期待したらあっさりとがっかりなオチ。これって、同人誌ネタに見えるんですけどねぇ。エアタグで霊の言葉が見えるネタは今後も登場しそうだけど、だから、それをどうやって作ったんだとか、なんだか最近シナリオ投げやりで作り込む気がない様な気配がしますが、気のせいでしょうか。

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    2010年11月09日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    二人の喧嘩を「オタク第一世代」と「オタク第三世代」の世代差、と捉える向きもあるが、果たしてそうなんだろうか。

    ちょうど『集中講義!アメリカ現代思想―リベラリズムの冒険』を読んだあとだったので、大塚英志氏の意見の方に共感できた。

    大塚氏の東氏への苛立ちによって延々と議論が長引くのだが、その苛立ちは理解できる。
    「若手の旗手」として衝撃的なデビューを飾った東氏だが、もう年齢的には「若手」とは呼べなくない。大塚氏の苛立ちはひとえに、その「失われた時間」に対するものであろう。
    30歳(2001年当時)というのは批評家としては若い部類ではあるが、宮崎勤事件が起きたときの大塚氏も30前後である。覚悟を

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    2010年09月13日
  • 多重人格探偵サイチョコ(4)

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    「多重人格探偵サイコ」の方だけではなくて、こっちの「サイチョコ」の方も、すっかりストーリーを忘れていました。

    なんで、西園と小林が、2人いるんだ?こっちでは、多重人格をそんな風に表現していたのか?とか思ってしまいましたが、そういえば、タイムトラベルものでしたっけ?

    初恋物語が、ものすごく好きというか、ツボでした。

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    2010年06月19日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    予備知識がちょいちょい必要で分からなくなる所もありました。ポストモダン社会の中で多様化していく人々がどう生きていくかを議論していました。途中で議論ではなく口論みたいな方向に進んで大変なことになっています。だから他の新書と比べて分厚い(笑)

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    2010年05月09日
  • 大学論 いかに教え、いかに学ぶか

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    大学では方法を学ぶ、直接は活かされないかもしれないがいいではないか。それが言いたいが為の一冊である、と感じた。

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    2010年04月21日
  • 黒鷺死体宅配便 9巻

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    文庫版は打ち止めになったみたいですが、コミックス版の方は、今もどんどん続いています。そして、全然、おいついてないです。
    おもしろさは、ビミョーなところだと思うんですけどね。
    ものすごく、先を読みたいかというと、そうでもない。でも、あれば読むよねぇみたいな感じです。

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    2010年04月02日
  • 黒鷺死体宅配便 13巻

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    ムッキー帽子、裁判員裁判、デマ神など。
    まさかの異母兄弟とか、生理痛とか。
    沖縄行きの謎は残る。

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    2010年07月10日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    2人が繰り返す禅問答は両者の過去の著書の吐露にすぎないが、当時のポジションを再確認する意味では重要か。
    そして大塚の苛立ちが引き起こす堂々巡りは退屈だけど、噛み合わない議論はスリリング。

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    2010年01月11日
  • とでんか 1巻

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    都市伝説上の存在=「超法規都民」。もうここが大好き。
    ダルマ男は私立探偵だし口裂け女はスーパーの万引きGメンだし、なにやら複数の勢力とそれぞれを仕切ってる?人面犬たちはいるし。
    怪しい設定と、きちんと仕事する社会人たちが変に噛みあってて好きな話。

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    2009年12月09日
  • 黒鷺死体宅配便 12巻

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    ちょ、そんな裏稼業怖いw
    そしていつもどおりキモい。
    でもお笑いの話は普段よりは普通だったかも? 死体はともかく。
    エセ韓国語部分に読めないところがあったのが悔しい…!

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    2010年01月29日
  • 木島日記 上

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    研究者としての大塚英志ではなく、ストーリーメーカーの大塚英志が知りたくなり買ってしまった。森美夏の絵がどうしても田島昭宇の亜流に見えてしまう…

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    2009年10月07日