大塚英志のレビュー一覧

  • 黒鷺死体宅配便 3巻

    購入済み

    グロかった

    黒鷺死体宅配便に協力者が現れました。たぶん情報屋とゆう立ち位置で元ヤクザ・・・違った元刑事笹山です。短篇に戻ったのは嬉しかった。ただ終わり方は中途半端が多かった。

    #ダーク #切ない #怖い

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    2025年10月22日
  • 黒鷺死体宅配便 4巻

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    ネタバレ

     33円で購入( ´ ▽ ` )ノ

    ◯宇宙人のミイラ——かと思ったら、チンパンの死体に憑依した宇宙生命体(意識体)だったという......。マンデルブロー集合(。・ρ・。)ヘー
    ◯だるま女(オルレアンの噂)〜人体の不思議展(そんなのあったっけね......)(プラストミック)〜七三一部隊の子孫たち——右翼系の人たちが激怒しそうな内容......(´ε`;)ウーン…
    ◯西郷公爵邸貰い子殺し事件〜コインロッカーベイビー——ゴーストバスター探偵・秋葉初登場回
    ◯レウコクロリディウム(中間宿主の精神をコントロール)(。・ρ・。)ヘー——法昆虫医学ライナ初登場回(本作に登場する女キャラ、みんなお顔が微

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    2025年03月25日
  • 黒鷺死体宅配便 2巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     33円で購入( ´ ▽ ` )ノ

     処刑後の死刑囚の遺体を引き取って(一時的に)生き返らせて、事件被害者の遺族らに(クリスティ某作風に)復讐を遂げさせる、っつうビジネスをしている葬儀屋さんの話。

     第1巻は連作短編集だったけど、本巻は丸1冊かけての中編。 
     なんかもうご都合だらけのストーリー展開(遺族の一人がたまたま黒鷺リーダーの碧だったとか)。ま、そういうとこいかにもB級ホラーぽいちゃぽいが。
    (以下続刊)
    2025/3/25
    #6023

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    2025年03月25日
  • とでんか 4巻

    購入済み

    花子さん

    トイレの花子さんの都市伝説に隠れた、学校での性加害事件を
    きっちり暴く月極がかっこよかった。こういうエピソードなら歓迎なのだが。

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    2024年01月22日
  • とでんか 3巻

    購入済み

    今度は

    コインロッカーベビーと虐待と。あのX-file捜査官がちょくちょく口を出してくるのが
    全部嘘っぽく見えるために話が把握しづらい原因の気がしてきた。

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    2024年01月19日
  • とでんか 2巻

    購入済み

    わからない

    南戸さんの身内に関わる重要な話だと思うのだが、猿島とかいうのの
    意味が分からないのもあってオチが腑に落ちない。さらには人物の顔が
    コマによってまちまちなので肝心なシーンで誰かがわからないせいも
    あるような気がする。

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    2024年01月16日
  • とでんか 1巻

    購入済み

    と○でん○○か

    都市伝説とそれがからむ怪現象を扱う都の部署の活躍を描く。
    ・・・のだが、解決手段があるのかないのかよくわからないので
    イマイチ盛り上がりに欠けるような。

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    2024年01月12日
  • 柳田国男 山人論集成

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    『幽冥談』『怪談の研究』(版は違うが)『山の人生』は先に読んだことかあるが、こうして各段階ごとに編集されているとまた思想の変遷がわかって面白かった。
    日本も多民族国家だったという視点はアイヌ以外では今の日本では感じにくい。各地の風土記で中央に反抗する勢力も「異民族」というより「現地勢力」または「地元民の先祖」のような感じにとられる。そういう視点を知ると当時の情勢はもちろん、想像・ロオマンスのなかの幻にもとれる。
    ロオマンスをしつこいほど繰り返す田山花袋の目にうつる柳田国男はこんな感じかと、生暖かい目で見守る?観察する?ような気持ちになった。

    また機会を見て細かに読んでいくつもりだけれど、ひと

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    2023年12月24日
  • 神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選

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    自然主義と子供の頃の体験、国家公務員としての立場、ロマン主義などの柳田国男の背景は難しい。ここは長く研究している・読み込んでいる人むけかと思う。
    なので、編者の意図とは違う視点での読書になったが、印象深いところを書き出すと、

    不安定な子供の立場…共同体からの承認を得てはじめて生存を許される、心身が定まらないがゆえに神隠しにあう・依坐となる、親子心中の犠牲者となる。そのなかで神隠しにあった柳田の恐怖心なども見え隠れする。
    母衣については先に読んでいた山本ひろ子『大荒神頌』で花祭の論考でそれの答えになるような事例があった。
    隠れ里への憧憬と畏れ…隠れ里の伝承とともに、現実に見つかった・外界に開か

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    2023年10月09日
  • シン・論 おたくとアヴァンギャルド

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    書名と副題に惹かれて手に取ったが、そういううっかりした読者をぷいっと拒絶する本だった・・><
    これは「シン・・の考察本」ではないそうである。
    というわけで全然さっぱりわからなかったが、ひたすらローアングルの鉄塔について書き続けられてたり、著者は手塚治虫研究者だけあって引用されている手塚の言葉に興味深い部分あった。

    P185・193 ビルドゥングするジャングル大帝レオ ビルドゥングするゴジラ(最初は蛭子ヒルコだったシン・ゴジラ)
    ビルドゥング=ここでは成長・成熟・形成・変形・・・・

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    2022年08月09日
  • 神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選

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    神隠しと隠れ里をテーマにしたアンソロジー。
    「神隠しにあいやすき気質」では柳田國男の幼い時の体験が記される。狐の穴の話が興味深かったです。

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    2022年02月12日
  • 八雲百怪(5)

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    4巻発売が2017年なので、4年ぶりの5巻です。そして最終巻。

    南方熊楠に連れて行かれた岩の扉を通って出会ったアンネッタとの日々?が悲しい。
    足りないものを埋めるための日常を旅してきたのだとしたら、八雲の人生は悲しいなぁ。
    明治という旧い日本を放り投げて、新しい日本へと急速に変容していった時代に、自分の足りないものを重ねていたのかなぁ、と思います。

    「北神伝綺」「木島日記」に連なる物語の「八雲百怪」。
    通読すると、新たな物語が生まれて来るのかな。民俗学を下敷きに己の心の中の何かを探し続けた人間の物語、ということなのかな。

    何度も読むことだね。

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    2022年01月20日
  • 「暮し」のファシズム ――戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた

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    ネタバレ

    朝日新聞の書評欄で知って、面白そうだなと思って読んでみた。

    コロナ禍の「新しい生活様式」が、1940年第二次近衛内閣における新体制下の「生活」と類似していることに対する危惧を記した書。

    正直、そんなことは思ってもみなかった。

    花森安治、太宰治、長谷川町子、林芙美子。そんな人達が翼賛体制に協力していた。著者は花森安治に特に厳しい。

    生活の中の、自発的なファシズムへの協力を生み出したのは「女文字」で書かれたプロパガンダ。一見そうとは見えない柔らかな表現、生活に根ざした対象も戦時体制を支える礎となる。

    組体操など、体育の授業や体育教師への嫌悪感は、僕なりの正鵠を得た認識だった。

    こんまり

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    2022年01月03日
  • 恋する民俗学者2 田山花袋編

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    ネタバレ

    漱石や芥川などと比べれば知名度が高いとは言えない田山花袋に焦点を当て、柳田國男と絡ませる漫画なんて色んな意味で凄い、と思い手に取りました。
    結論から言えば目の付け所は良かったけれど表現しきれていないのでは、という感想になってしまいます。
    何だかイメージビデオを見せられているような、強めの曇り硝子一枚隔ててぼんやり眺めているような印象で、面白いとか心を動かされるという作品には感じられませんでした。
    共感を拒むような登場人物たちに加え歴史と文壇の流れを一通り把握していないと理解が難しいであろう物語で説明はほとんど削ぎ落されているため、こういうのが好きな人にははまるかもしれませんがこれを商業誌で2年

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    2021年06月15日
  • まんが訳 酒呑童子絵巻

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    絵巻物をマンガ形式で現代語訳するとは、斬新です。3つの物語が収められていますが、昔の人たちはこんな読み物を楽しんでいたのかと思うと、とても興味深いです。なかなか残忍な描写もあるのですが、こういった挿絵やイラストが当時は当然のものだったということでしょう。日本人の芸術レベルの高さに驚きます。

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    2020年10月23日
  • まんが訳 酒呑童子絵巻

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    絵巻をコマ割りして漫画のように見せるって面白い!絵巻をちゃんと見たことないが、なんとなくどこを見ればいいのか読み取れ無さそうなので、その場面にあったカットがアップになってわかりやすかった。と、同時にグロい絵が多くて気持ち悪くもあった。頼光たち、あれ食べたってマジか…。神仏の力とかで食べたと見せかけただけであってほしかった。他に道明寺縁起と土蜘蛛草子。土蜘蛛の尼の顔が夢に出そう…。

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    2020年08月14日
  • まんが訳 酒呑童子絵巻

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    絵巻をまんがで読み解くという斬新な取組みにより、絵巻の面白さを十分感得できた。また、付された解説、特に、絵巻との対比によりまんがの文法について知ることができたのは参考になった。

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    2020年05月08日
  • 木島日記 上

    購入済み

    絵が個性的

    民俗学が好きなのでネットで調べ、漫画の方がサクサク読めるかなとこちらを購入しました。
    森美夏さんという方がコミカライズされていますが、私には絵の癖がちょっと強すぎて、苦手というよりは見づらかったので、続きは小説を読んだ方が良いのかな?と思いました(試し読みの時点で判断するべきでした。反省です)
    けれどこの独特の雰囲気と不穏な物語が絡み合い、きっとハマる方はとことんハマるんだろうなと思います!

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    2020年03月17日
  • 愚民社会

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    子どもたちに憲法前文を書かせるなど、「近代」を根づかせるための実践をおこなっている大塚英志と、あえて「天皇」について語り「亜細亜主義」を標榜する宮台真司が、共通の問題意識をもちながら、東日本大震災以降におたがいの立場を入れ替えるようになったことをめぐって対話をおこなっています。

    おおむね大塚が宮台にインタヴューをおこなうというかたちで議論が進められています。表面的には両者の立場は対極的にも見えますが、本人たちも認めているように、じつは極めて近い問題関心にもとづいてそれぞれの立場を選択したということがうかがわれます。

    ただ、東浩紀シンパのわたくしとしては、両者のある意味で「啓蒙的」なスタンス

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    2020年01月04日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    2019.9.9
    今更ながら読むが、現在でも有用な話なんじゃないかしら。僕自身が会社勤めをしつつも社会から隔絶して生きているので(消費者としては繋がっているが)、この10年の両氏の仕事ぶりなどはわからないが、十年前の現実も現状とさほど変わりない。むしろ体感としては問題は尖鋭化してるんじゃないのかなー。
    2人の会話が噛み合わないのはお互い倫理について話ているからだろう。

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    2019年09月10日