松岡和子のレビュー一覧

  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    河合隼雄さんに松岡和子さんの対談ときたら、面白くないはずがありません‼️
    冒頭から、伝承では16歳だったジュリエットの年齢を14歳に設定し、僅か一週間のドラマとして完結させたシェイクスピアの天才を語るお二人。その「天才」を河合さんの先導によって読み解いてゆく愉悦。

    古書店の100円均一で見つけた一冊。

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    2022年03月17日
  • オセロー ――シェイクスピア全集(13)

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    読書会課題本。改めて読んでも面白い。今まで別訳に親しんでいたが、この松岡訳も悪くない。原文がどうなっているのか気になる箇所に、漏れなく注をつけている親切設計なのもとても良い。

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    2021年10月27日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    2人の対談であるがシェークスピアは、今で言うエンターティメントであったと再認識。エロスあり、暴力あり、喜劇あり。
    単純なプロットゆえに、いくつかの操作で普遍的な物語になったのだろう。

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    2021年09月22日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    父である王に、
    自分のことをどれだけ好きか?と問われ
    二人の姉は、お砂糖のように好きだと言い
    末娘は、お塩のように好きだと答えた。
    王様は怒って、末娘を城から追い出した...

    うろ覚えだが、子どもの頃読んだ童話。
    長いこと、それは何の話だったのかと
    疑問に思っていたのだが
    リア王だったのだと分かった。

    翻訳本はあまり読まないが
    松岡和子氏が、
    シェイクスピアを全巻翻訳完結された、と聞いて
    何か1冊読んでみようと思い、手にしたのがこれ。



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    2021年08月12日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ネタバレ

    お気に召すまま−シェイクスピア全集 15 (15)
    (和書)2009年09月28日 15:28
    2007 筑摩書房 シェイクスピア, 松岡 和子


    「お気に召すまま」は福田恒存翻訳で読んだことがあった。

    ロザリンドの男装がなかなか素敵ですね。

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    2020年09月25日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    初シェイクスピア。想像してたより読みやすかった。多くの画家がオフィーリアを描いているので、どういう存在なのか知りたかった。本を読んだ後、Amazoプライムでハムレットの古い映画を観たのでより理解が出来た。まずは四大悲劇を全て制覇したい。

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    2020年08月17日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    シェイクスピア読んだことないのに結構面白く読めたのは、シェイクスピアの凄さと対談してる二人の魅力かなあ!

    留学中に、エリートカナダ人とアメリカ人の会話にポロっとシェイクスピアが出でいたのを思い出す。欧米じゃ教養の印なの、と言っていた。順番逆かもしれないけど、これを機に私も読みたい。

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    2019年08月08日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    ユング心理学をベースとした心理療法家の河合隼雄先生と、シェークスピアの翻訳第一人者の松岡和子さんの対談本。

    対談で取り上げられたシェークスピアの作品は、『ロミオとジュリエット』『間違いの喜劇』『夏の夜の夢』『十二夜』『ハムレット』『リチャード三世』。この6作品での対談が、当初新潮社から出版されたそうで、ここでお二方は意気投合されたようだ。その事は、対談を読んでいても読者に伝わってくる。

    その後、更に『マクベス』『ウィンザーの陽気な女房たち』『お気に召すまま』『リア王』で、対談が繰り広げられ、電子書籍で私が読んだものでは、その内容も収められていた。

    さらには、河合先生が亡くなる前に編まれた最後で、松岡さんが絶賛される『タイタス・アンドロニカス』についての対談も収められている。

    シェークスピアの作品は、37あるそうなので、そのほぼ1/3について語りあわれたと言うことだ。

    自分はいま、最初の6作品までの対談を読み終えたところだ。そのうち『夏の夜の夢』と『ハムレット』はにわか勉強で読んでから、この対談を読んでみた。

    松岡和子さんのシェークスピアに関する豊富な知識と情報提供があり、そこにユング心理学に基づく、登場人物に対する河合先生の分析が絡む。その分析から、更に松岡さんの閃きや新発見が加わるといった具合だ。

    登場人物の行動の分析から、そのようなストーリーを考えたシェークスピアの分析につながったりする。また、松岡さんの、劇を演じる役者のセリフからも新しい発見があるなどの話も非常に興味深く読んだ。

    『リチャード三世』はまだ原作を読んでいないが、お二方の対談を読んでいるだけで、逆に原作を読んでみたい気持ちになった。松岡さんが絶賛された『タイタス・アンドロニカス』については、なおさら興味がそそられている。

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    2019年01月01日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    ネタバレ

    シェイクスピアによる「4大悲劇」に含まれていることは予備智識として知っていたが、じっさいに読んでみるとなるほどたしかにこれは悲劇である。しかも、これ以上ないくらいの。何しろタイトルになっている「リア王」はもちろん、その娘たち3人とも最終的には亡くなってしまう。これではあまりにも救いようがない。せめてコーディリアだけでも生き延びてほしいというのが、多くの読者の願いではないだろうか。しかし、この悲劇は元はといえば、リア王が理不尽にコーディリアを勘当したところから始まる。そう考えると、この悲劇は誰にも止める術がなく、はじめからこのような結末を迎えるしかない運命だったのであろう。「邪知暴虐の王」は、かならず除かれなければならない。だから読んでいて、ゴネリルとリーガンの謀略もそれほど酷いとは思わなかった。断罪されるべき人間が「正しく」断罪される物語である。そのため、作中の人物にとっては間違いなく「悲劇」なのであろうが、今日の感覚でいえば、自己中心的な「悪人」たちがバタバタと倒れてゆくことに対して快哉を叫ぶような、「喜劇」としての側面もあるかもしれない。

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    2020年02月16日
  • 決定版 快読シェイクスピア(新潮文庫)

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    シェイクスピア翻訳者と松岡和子と心理学者の河合隼雄がシェイクスピア作品をネタに語る対談。主に松岡が物語上の問題的をし、河合がそこに心理学者としての分析を加えるという形。人物の心理や行動の分析が「腑に落ち過ぎて」逆にこじつけっぽく感じられる部分もあるが、大部分はなるほどと納得のいくもの。中でも『リチャード三世』の「善人は反省しない」という指摘や、『タイタス・アンドロニカス』の「命令形と疑問形」問題は、特に刺激的で面白かった。最近ずつと読んでいなかった河合隼雄の本また読みたくなった。

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    2018年08月09日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    いつか読もうと思っていたシェイクスピア悲劇。主要人物が皆倒れるという終わり方には少なからず驚いたが、目的のために狂気を装うハムレットのしたたかさや、頭の回転のよさと同時に会話の筋をそらす応答などは面白く感じた。加えて、慎重なのか抜けてるのか紙一重な登場人物たちが、悲劇的なストーリーの中でアクセントのようで、通して楽しめた。

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    2018年02月14日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ロザリンドの二役。同じ言葉を繰り返して印象を高める手法、タッチストーンに対するロザリンドの言葉使いが印象的。ただ、から騒ぎなどとストーリーが混ざりがちで、やっぱり4大悲劇と比べるとインパクトは弱い。

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    2016年06月11日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    台本というのは以外と読みやすいもので(逆だと思っていた)、あっという間に読み終わった。

    それにしても、なんという結末。まさに、悲劇というに相応しいお話。

    人間ってやつは…と思わせる。

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    2013年07月21日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    四大悲劇だけあり、悲劇的結末で人もたくさん死ぬが、当時は人の命など儚いものだったのだろう。陰謀、親への不義、不貞、裏切りなど時代を越えても通じる要素ばかり。さすが偉大なシェイクスピア!

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    2013年04月28日
  • オセロー ――シェイクスピア全集(13)

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    大嫌いなシェイクスピア悲劇を読み返そう第二弾!
    やっぱりムカツク、オセロー。お前が一番バカモノだ。は20年経っても変わらなかった。
    が、イアゴーの悪っぷりがステキすぎる。舞台で観たいなぁ。演じる役者、演出でいろいろなイアゴーが観られそうだ。

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    2009年10月04日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだ。リア王の物語しか覚えていなかったけどグロスター伯爵家の話もあったり勝者の側にも悲劇があったり覚えていない部分が多かった。リア王の悲劇の部分よりグロスター伯爵やリア王の周囲の人間達の悲劇の方が重かったな~。

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    2026年09月26日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    ネタバレ

    子どもの頃少年少女文学全集にハマっていて、その中でも1番のお気に入りだったリア王。なぜならコーディリアがフランス王妃として幸せ?になっていたから。
    でも、本来はリア王もコーディリアも亡くなることをこの本で知ってびっくり!
    そしてさらに、元々の悲しい結末ではなく、私好みに改作した作品の日本語訳も現存していることを知ったので、そちらもぜひ読んでみたい。

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    2026年09月23日
  • リア王 ――シェイクスピア全集(5)

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    ネタバレ

    娘2人愛想尽かされた耄碌のリア王
    人間の愚かさや盲目さがもたらす破滅
    真実を愛し、謙虚さを失わず、目の前にある関係性を大切に生きることの尊さ

    ラスト30ページで登場人物が一気に死ぬ、お決まりの悲劇エンド。

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    2026年08月28日
  • お気に召すまま ――シェイクスピア全集(15)

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    ネタバレ

     読み終えるとなるほど「お気に召すまま」とはそういうことかと納得。この「お気に召すまま」はロザリンドのそれぞれの相手に対しての言葉であるのかなと。シェイクスピアが生きていた頃は女性の役は少年がやっていたそうだけど、その辺りの皮肉?もあるのだろうか……最後のエピローグからもそう考えてしまう。
     これほんとまとまるのか?と思ったけど、なんとか上手く各々が「お気に召すまま」にまとまってよかった。

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    2026年07月23日
  • ハムレット ――シェイクスピア全集(1)

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    父王を亡くし、悲嘆に暮れるハムレット王子の前に父王の幽霊が現れた。幽霊は、現国王に暗殺されたことを明かす。
    ハムレットは復讐を誓うが悩む。
    to be or not to be

    ハムレットの舞台ってデンマークだったんだねえ。

    戯曲なだけに話が登場人物のセリフで進んでいく。人物像や景色については基本的に書かれていないので想像するしかない。イメージをふくらませる作業は楽しいけどやっぱり何が起きているのかわかりづらい。
    シェイクスピア関連では研究書がたくさん出ているのもわかる。
    これを舞台化、映像化する人たちは大変だな。

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    2025年12月04日