小田理一郎のレビュー一覧

  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    システム思考で世界を読み解く。

    システムとは、要素、相互のつながり、機能の3つからなる。全てのシステムにとっての重要な機能は、自らが必ず永続できるようにすること。要素を変えてもシステムへの影響は小さい。つながりを変えるとシステムは別のものになる。システムの機能を変えるとシステムは根底から変わる。


    ストックがある範囲内で保たれているとき、そこにはコントロールメカニズムがある。フィードバックループが作用している。安定追求型フィードバックと自己強化型フィードバックがある。

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    2020年05月18日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    「システム思考」がどのようにして問題を理解して課題発見に役立つかが納得できる解説だった。ならば、使ってみたいと考えることろだが、おそらく活用するには訓練が必要で、この本だけでは練習することはできない。

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    2020年02月18日
  • 社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する

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    タイトル通り、ソーシャルイノベーション分野におけるシステム思考の活用法の本。
    NGO、NPOの活動は、社会貢献的な文脈で語られることが多く中身が見えないことが多いが、構造にフォーカスして事例を知る(あるいは捉え直す)という学び方ができたのは新鮮だった。

    挙げられている変革活動における4ステップ、は、システム思考の実践、がイメージつきやすく、良かった。

    とはいえ、システム思考を学びたいなら、著者も紹介しているような、もっと別のわかりやすい本に当たった方がいいと思う。

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    2020年02月02日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    著者のドネラ・メドウズさんは、複雑なことでも、その本質をわかりやすく伝えてくれる人とのこと。社会や生態系などあらゆるものを、相互に複雑につながりあったシステムととらえ、コンピュータモデルで分析するという学問を研究されている。何か1つに影響があると、それは他のところにも影響が及ぶということがわかった。理解が及ばないところもあったので、何度も読んで理解を深めたい。

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    2019年12月23日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    会社の先輩に勧められて読む。やはり漫画が間に入っているので、理解を促進させてくれるのがいいですね。
    個人的に一番ためになったなと思う部分は、メンタルモデルの部分です。仕事だけでなく普段の生活でも、どうしても先入観などが邪魔して必要なことを考えるのを排除させたり、実際とは違う考えを持ってしまうというのはよくあることです。そういったことを避けるためにも、お互いの推論のはしごがどの位置にあるかを把握するように心がけ、また、視座の転換によって相手の主張を理解しようと心がけることは必要なことだと思います。日本人同士でもお互いの主張がハイコンテクスト過ぎて伝わらないこともあるので、とくに背景の異なる外国人

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    2019年08月24日
  • もっと使いこなす!「システム思考」教本

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    11のツールと、個人・組織・事業戦略・社会で陥りやすい例とそれを改善するための視点の変え方について書かれている。特に例については具体的に書かれており、どんなに時に視点を変えると良いかが理解しやすい。

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    2019年05月20日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    システム思考についての解説書。自分はシステム思考については他で読んでいた事もあり、わかりやすい説明ではあったが得るところが少なかったので星3とした。知らない人にはいいかもしれない。

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    2019年03月17日
  • 敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法

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    ストレッチとは、多様性を認めること。道はうねうねとつくること。外から見るのではなく自分ごとにすること。

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    2018年12月08日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    世界をシステムという概念で捉えようという書。システムうまくいかない場合とそれからの脱出方法が参考になる。基本、自助努力をモチベートする方向が良さそう。

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    2018年11月12日
  • 敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法

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    タイトルがとっても気になっていたアダム・カヘンの新作の翻訳。

    コラボレーションという言葉の持つもともとの両義性を確認しながら、コラボレーションは、いつもよい選択肢ではなく、強制、適応、離脱を加えた4つのうちの1つである、という衝撃の議論から話は始める。

    おお、と驚くのだが、話は、従来型のコラボレーションではなく、ストレッチ・コラボレーションが大事ということになって、やっぱりコラボレーションの方法論になっていく。

    こうした観点から、アダムのこれまでの本の紹介されていた南アフリカやガテマラ、コロンビアなどの事例が再検討されつつ、タイや麻薬撲滅の新しい事例が紹介される。

    まったく新しいコンセ

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    2018年11月03日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    マンガでエッセンス的なところはつかめますが、使えるようにするにはそれなりに理解を深めることが多く、ちゃんと読むことが求められます。基本的にはよい本だと思います。

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    2018年10月21日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    仕事でお世話になっているシステムベンダーさんのお薦めの書。といっても、いわゆるシステムの話ではなく、もっと広く世の中は総じてシステムで成り立っているという、システム思考の話である。
    解説より。
    「本書では、システム思考の基本的な原則や、身の周りにあるシステムをどのように捉えればよいかを指南している。」
    「共通するプロセスは、(1)『何が起こっているか」』をありのままに見つめ(指標)、(2)なぜ起こっているかを説明できるものごとのつながりを見いだし(システムの観察)、(3)レバレッジ・ポイントと呼ばれる効果的な介入ポイントを特定して働きかけを探り(イノベーション)、(4)その実施や移行のための戦

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    2021年08月08日
  • 「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践

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    今日の事業環境において、ますます激しく変動し、不確実性が増している。その中で変化への適応力をもち、常に進化し続けるために、「学習能力」を身につける必要がある。
    本書は「学習する組織」を、ストーリーと演習を織り交ぜてわかりやすく解説している。

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    2018年07月14日
  • 社会変革のシナリオ・プランニング ― 対立を乗り越え、ともに難題を解決する

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    昔、たまたま読みたいリストに入れていた
    本。意識してなかったけど、今やっと読んでみたら、こないだ読んだU理論の本とめちゃ同じ流れだった(笑)。繋がるもんですね。
    著者が、U理論開発者の一人。
    シナリオプランニングというのは、もともと、石油のシェルで開発された手法で、いろんな未来シナリオへの適応策を考えておいて不測の事態に備えるというものだったようだけど。
    それを、行動(意識)変容と繋げたのが、この、transformative scenario planning。
    まぁ、サクッと読めて良かったよ。

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    2018年06月13日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    世界の流れや社会の仕組みを総合的な関係性から解き明かすものの考え方を説いている。訳者である枝廣さんの著書システム思考の元になっていると感じた。
    成長の限界を考えた考え方の基本が書かれている。

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    2017年12月24日
  • 「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践

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    システム思考を勉強しとこうと思って読みました。システム思考を包含する(または一つの応用としての)学習する組織の手法について書かれています。

    「5つのディシプリン」と呼んでいる
    ・自己マスタリー
    ・システム思考
    ・メンタルモデル
    ・チーム学習
    ・共有ビジョン
    の実践を通じて、組織と個人の成長の場を実現する、というのが大枠の狙い。昨今の働き方改革やオープンコラボレーションなどの潮流をひっくるめて体系立てて理解できると思いました。

    中盤ぐらいまで、5つのディシプリンを一つ一つ解説して、後半で実例を元にした実践上のポイントを解説していくような流れです。

    システム思考の原型における、「自己強化ルー

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    2017年11月08日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    マンガの部分はかなり分かりやすかった。
    概念的な話なので、章の間の補足説明はすんなり分かるものと分からないものがありましたが、組織改革には各層がリーダーとなり一人一人のマインドを変えることが必要だと理解しました。論理的思考をしがちなので、システム思考についてもっと知りたいと思いました。
    内容は面白かったのですが自分が概念的な理解が及ばず、補足説明部分でアッサリだった分マイナスにしました。

    重要だと感じた点をメモベースで。
    ・階層のある組織で他責や無力感を感じるのは受け身の姿勢だから。自分事で捉えることが創造的な組織につながる。
    ・論理的思考はシンプルな問題への解決法、システム思考は複雑な問題

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    2017年10月08日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

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    重要な示唆の外縁を歩いている感覚。要再読。

    抽象度が高く、前半の説明と後半の実践の対応がわかりにくい。

    ◯システム思考:一見の改善策が次なる課題を生む可能性↔︎小さな変化が大きな改善を生む可能性も
    →システムの理解が必要

    ◯構造の説明により、挙動パターンそのものが変えられるレベルで、挙動の根底にある原因に対処する。
    ・自らの行動により他者の挙動に影響を与えることを理解する。
    ・行動による影響が現れるまで待つことを理解し、パニックを起こさない。

    ◯相殺フィードバック:良かれと思って行った介入が、その介入の利点を相殺するような反応をシステムから引き出す
    例)途上国の食料・農業支援による栄養

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    2017年08月13日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

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    「世界はシステムで動く」を読んで、入門書として紹介されていた本書に流れてきました。

    書かれていることは至極全うな、当たり前のことで、平易な言葉で書かれていることもあってスイスイ読めます。
    物事を解決するために、「ツボ(レバレッジ・ポイント)」を探してソコを押そうね、という趣旨も全くその通りだと思います。

    正直なところ、悩むのは正しく現状を認識すること(見落としや見誤りが無いか)だったり、ツボを正しく見極めることだったりで、なかなかこの本一冊で全てがうまく解決できるようになります、とはいかないんじゃないかな、と思いました。
    とは言え、このシンプルな本の内容を実践することはやって損は無いはず。

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    2016年06月30日
  • 社会変革のシナリオ・プランニング ― 対立を乗り越え、ともに難題を解決する

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    ネタバレ

    「主よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知を与え給え。」ラインホルド・ニーバー

    変容型シナリオプランニングの目的は、協力して新しい未来を変えようとしている人たちが、身を置いている状況の変化に適応するのではなく、状況を変容させられるようにする事。イモムシが蝶になるような状況の劇的な変化を引き起こす。

    シナリオプランニングでは、これから起こるだろうと予測することや起こるべきだと信じている事ではなく、これから起こる可能性があると思う事についてのみを語る。

    変容型シナリオプランニングの5つのステップ
    システム自体からチームを招集する、、

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    2015年05月10日