小田理一郎のレビュー一覧

  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    課題が顕在化したときに、それは何が原因なのか、その課題は今後どのような影響を与えるのかについて構造的に分析し、どこにどのように手を入れるのが有効なのかを広く長い視野で捉える重要性が書かれていた。

    「思いやりの境界線を拡大する」という表現がしっくりきた。

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    2020年04月05日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    システム思考はこれからのリーダーに必須のスキルだと強く感じた。目の前の課題に対して対症療法をいくら行っても構造自体にアプローチしなければ根本解決にならない。

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    2020年02月29日
  • 「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践

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    会社の課題本。『学習する組織』では難し過ぎるので、『「学習する組織」入門』を読ませるというところがイイ。実際、『学習する組織』は難解・大著で有名だが、こちらは必要なエッセンスを噛み砕いて説明しており、非常に読み易い。まあ、この手の自己啓発本は読むのはもうどうでもよくて、一つでもいいから実践してみろという話なのだが…。

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    2019年12月21日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    課題解決のための視野を広げるために役に立ちそう。もっと関連書籍を読んで理解を深めたい。地球温暖化とか、貧富の差とか、解決すべき課題の捉え方が分かる。

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    2019年12月16日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    組織について考えるときに、自分の理想通りに周囲を動かかそうとしてはいけない。人間は駒ではない。みんなでビジョンを共有し、主体的に動いていったとき、理想を超えた世界が見えてくる。

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    2019年12月13日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

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    経営の名著ということで購入。

     複雑に構成される主張を一方向に流れる「文章」という体裁で解説しているため、論理と論旨を追うには行ったり来たりする必要があった。それはまるで本書で紹介されるシステム思考を彷彿とさせる。
     
     内容は一言でいうと、「いかに自立した組織を創造するか」である。主張はすばらしく、途中で紹介されているように京セラのアメーバ経営のような組織をワークさせるのは本書のディシプリンを身に着けたメンバーのなせるわざなのだろう。

     ここまで壮大になると「会社文化」の世界なので、大きな会社が後段適用することを考えるのは非現実的なように思えてしまう。中小の組織のうちに文化として根付かせ

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    2019年12月13日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    メンバーに熱量を感じない、積極性を感じない、受け身な姿勢を感じているけど、チーム一丸となってもっともっと大きな成果をあげたい、と考えているリーダー向け。
    システム思考、メンタルモデル、共有ビジョンといったテクニック・ツールに初めて触れる人には大変おすすめの書籍。
    マンガは全体の3分の1程度だし、入門書としてはやや難解な部分もあるかもしれないという印象は、ある。
    自分自身はこの本をとっかかりに「学習する組織」に挑戦するところ。

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    2019年11月23日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    ネタバレ

    システムとはどのようなインプットに対してどのようなアウトプットを出すのか。
    システムは複雑化してが、インとアウトをしっかり構造化すれば、そのシステムの効果が理解できる。やはりここでも構造化が重要である。

    実際の経済の長期モデルは全て人口と資本の二つの構造をつなげ、それらが互いにどのように影響を与え合うかを占める必要がある。

    複雑なシステムの挙動のあらゆる可能性と同じく、ここでのアートは「どの構造が、どのような潜在的な挙動を含んでいるか」、そして「どの条件が、それらの挙動を顕在化させるか」を認識すること。そして、可能であれば、構造と条件を調整することによって、破壊的な挙動が生じる確率を減らし

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    2019年10月13日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    様々な均衡から成り立つシステムとその捉え方、事例、落とし穴とその対策がきさいされており、参考になる。
    システムというなのもと汎用的な概念がうまく抽象化されており、良著

    レバレッジポイントという発想。小さな変化が挙動の大きなシフトをもたらす場所をいかに見つけ、介入すべきか。アンディグローブのハイアウトプットマネジメント にも同種の記載があり、改めての認識となった。

    付録にシステム思考に関する考え方、定義がまとめられてるのも非常によかった。

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    2019年09月24日
  • 敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法

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    いや、これはなかなか重要な内容の本でした。「敵とのコラボレーション」という題名が過激ですが、要は「多様な人たち、多様な価値観を持った人たちとのコラボレーション」というテーマです。
    従来型コラボレーションの前提は、「チームとして1つとなる」「1つの最適な目指すべき計画を策定する」「1人の最高位のリーダーの指揮に従ってメンバーは行動する」。それに対し、この本が提唱する、多様な価値観、それぞれの利害を持ったメンバーたちと協働するための方法論、「ストレッチ・コラボレーション」では、、、(以下ネタバレとなるので略)
    いや、このアプローチ、もちろん今までも無意識のうちにかなりの部分実践してきましたが、今後

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    2019年05月28日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    ・自己マスタリーと共有ビジョンが育まれること。多くのマネジメントが不要になる。
    ・共創的な対話する力。相互の学び合いが起こる。
    ・複雑性を理解するシステム思考。個人の問題ではなくシステムのエラーに着目する。

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    2019年05月27日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

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    ループの作り方や,改善に向けたポイントなどについて,解説だけでなく具体例も用いて説明している.ループ図を使うための良い書籍だと思う.

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    2019年05月20日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

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    年間で10冊まで読まないビジネス書。簡単にメモだけ。
    ・「システム思考」がベース。
    ・「1個人は全体に影響を及ぼすことはない」と考えない。
    ・行動の結果は、ロールのビューから見えない、時間軸上でずれた所で意外な形で出ることが多い。
    ・ボトム(全社員)の個々人のビジョンが企業のビジョンに結び付くと強い組織になる。
    ・トップダウンのビジョンが共有(共感・同意)されることなど有り得ない!
    ・ビジョンを描くのには練習が必要。間違いを許容できる心理的安全の確保が必須前提。
    ・全員が個人のビジョンを持つとは限らない。他人のビジョンへの相乗りも有り得る。
    ・改善のつもりでも、負のループが作用している場合も。

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    2019年03月12日
  • 社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する

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    システム思考というより、今現在、少し気になっているキーワード「コレクティブ・インパクト」について学びたくて購入した1冊。
    「コレクティブ・インパクト」自体はDHBR2月号でも特集が組まれていたように、社会課題に対して行政、企業、NPO団体など、さまざまな立場からの協働によって解決していくことです。

    本書では複雑な要素がからむ社会課題のとらえ方として「システム思考」を提案しています。
    システム思考に対比されるのは「線形思考」なのだけれど、こちらはシンプルな因果関係A→B のこと。

    社会課題に対しておこなっている施策が「焼け石に水」、またはむしろ問題を悪化させる結果になってしまうのは、線形思考

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    2019年02月14日
  • マンガでやさしくわかる学習する組織

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    マンガを通じてエピソードを学べるものの、主要な解説は文字ページによる。バラバラの状態から「学習する組織」に変わっていく対比が見事。キーパーソンと関係を作るのが大事か。

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    2018年12月01日
  • 敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法

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    構成構造主義、ネガティブ・ケイパビリティ、U理論、オープンダイアローグなどが浮かびました。

    「協働」は選択肢の一つ、というのも良いなと思いました。一つの方法にとらわれず、支援者自身がいくつもの手立て、枠組み、引き出しを持つことが大事なのかなと。
    最後までおもしろく読みました。

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    2018年11月08日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    システム・ダイナミクス学派に属する米学者によるシステム思考の解説書。政治、経済などの社会現象や政策について、システム的にはどのように考えるべきかをわかりやすく説明している。参考になる考え方だと思った。
    「「成功者はさらに成功する」は、生態学の分野ではよく知られた概念であり、「競争的排除の原則」と呼ばれている」p208
    「「成功者はさらに成功する」原型から抜け出すための最も明確な方法は、定期的に「条件を変更する」ことです」p211
    「金持ちがより金持ちに、貧乏人がより貧乏になるというループを断ち切るために、さまざまな仕組みがあります。累進課税、慈善活動、公共福祉、労働組合。平等な国民皆保険と教

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    2018年10月24日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

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    著者は、小田理一郎さん。一度彼のセミナーを受講したがすばらしい内容だった。この本も、さすがシステム思考の日本での第一人者というかエバンジャリストという感じの内容で、難解なシステム思考をわかりやすく解説。 木を見て森を見ずとなりがちな、おっちょこちょいな人や、大きな組織の長は読むべき本だと思う。

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    2018年10月23日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

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    大企業のほとんどは、人間の寿命の半分も生きられない。なぜ組織運営は失敗するのか。その考察と対策。まず、フィードバックのプロセスを、自己強化型とバランス型に分けての説明。広告費を増やしていけば売上は増えていくが、対象顧客層にリーチしつくしたところで平衡する。研究開発費を増やしていけば新商品の開発を進んでいくが、技術の限界、マネジメントの限界、設備の限界、すなわち組織の限界に到達したところで成長は止まり、平衡する。それならばと1人だけ現状維持を貫いたって、社会は進む。社会が進めば生活が変わる。生活が変われば、平衡は崩れる。それを破るのが、イノベーション。イノベーションは稀であり、さも"偉

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    2018年10月20日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

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    題名が長い・・・枝廣さんの本だと思って手にとった。物事は決して単純ではなく、因果関係があり、ある法則に沿って循環していたりする。そのシステムを考えながら、問題解決にあたってみると見えてくるものがありますよ~という本。

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    2018年10月17日