岡嶋裕史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブロックチェーンについてよく理解してなくてモヤモヤしてたので、技術的な解説として買った。期待していた内容でよかった。
前半はハッシュ関数、公開鍵暗号などの説明で大体知ってることの復習だったけど、ブロックチェーンはこれらの道具の組み立てでできてるので、わかりやすい。
マイナーが必死で計算してるのは「ある特定のハッシュを生み出すデータブロック」だと言うのがわかった。総当たり以外に手段が無い。データを1ビット変えてハッシュ関数計算というのを果てしなく繰り返して「あたり」を待つ。こんなことにアイスランドの電力使用量と同じぐらい電気使って計算する。なんともはや。
最近中央銀行発行仮想通貨というのが -
Posted by ブクログ
#絵でわかるネットワーク
中央大学教授の岡崎裕史 氏の著書です。
プロトコル~クラウドまで、ネットワークの概要についての入門書です。
【本書で学べること・考えること】
・プロトコル
・OSI基本参照モデル
・IPアドレス、MACアドレス、ブリッジ、ルータ
・ポート番号、TCP、UDP
・ルーティング、NAT
・ファイアウォール、DMZ
・DNS、DHCP
・無線LAN
・クラウド、IaaS、PaaS、SaaS
読んでみての感想です。
プログラミング初心者の方などが、ネットワークの仕組みを勉強するのに最適な一冊だと思います。
広範囲の内容が網羅されており、記述も簡潔でわかりやすいです -
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#絵でわかるサイバーセキュリティ
中央大学国際情報学部教授である岡嶋裕史 氏の著書です。
サイバーセキュリティーに関して、広く基本的な内容を網羅しています。
プログラミング初心者、新社会人などがサイバーセキュリティの入門書として読むのに最適な内容だと思います。
【本書で学べること・考えること】
・情報セキュリティの3要素(6要素)
・リスクの要素
・リスクマネジメントの内容
・アクセスコントロール
・パスワードの欠陥
・暗号化技術
・ネットワーク技術の基礎
・サーバー攻撃の方法
・セキュリティ対策の方法
・バックアップ方法と世代管理
・サーバーセキュリティの法規と制度
・セキュリティポ -
Posted by ブクログ
著者が発達障害の専門家ではないので、すべて一般化できるかどうかは分からないが、1つの事例として分かりやすく、発達障害がどういうものかが具体的に意識できるようになった。というのも、著者の子だけでなく、著者も発達障害との境界上にいると思われるエピソードが山のようにあり、著者自身もそのように意識しているため、2つの具体例、特に本人の部分は、なぜそうなるのかという本人の意識も言語化されているため、余計に分かるような気がするからだろう。
おかげで、発達障害の診断基準のように学術的なところはあまり突っ込んで読まなかったが、たくさんの具体的な行動から、重度でない発達障害の兆候や表現が何となくイメージできた。 -
Posted by ブクログ
本書は、電波とは何か、携帯電話が伝わる仕組みから説き起こされ、5Gに至るまでの変化を追いかける。
技術的なことに全く疎い自分にも、きちんと理解できる。
「電波が強い」とはどういうことか(振幅が大きくなる、周波数が高くなる)から、丁寧に説明してくれるのだ。
まず、その説明にわかりやすさがありがたい。
5Gをテクノロジーの黒船のように扱う論調も見かける。
たしかに、これから進んでいくであろうIoTに不可欠な技術であることはよくわかる。
岡嶋さんのいうように、自動運転の車で1秒通信が遅滞したら、えらいことだ。
一方で、一エンドユーザーとしては、5Gになっても、実際問題生活が大きく変わらない気もす -
Posted by ブクログ
最近、IT系の入門書を手に取ると、大概この人の著作に行き当たる気がする。
この間『ITテクノロジー図鑑』を読んだ。
そこでもう少し深く知りたいなあと感じ、本書を読む。
ネットワークの基礎知識、
サイバーセキュリティの基本的な技術。
サイバー攻撃の方法や、個人情報保護の法律。
そしてセキュリティポリシーやマネジメントシステムの作り方。
自分としては、セキュリティポリシーやマネジメントシステムのところが勉強になった。
セキュリティは利用者には負担。
作るまではいいけれど、それを動かし続けるのは地味で、むしろ利用者に嫌われる。
でも、シャドーITにさせないように、守れるような制度設計をしなけ -
購入済み
5Gと監視社会
5Gについて、いまいち何が凄いのかが腹に落ちないため電子書籍で購入。
あとがきにもありますが、5Gの話になるまで、前半というか75%くらいは、5Gになるまでの技術の話。まあ、分かりやすかったけど、★はあんまりつけられないかな、と思っていたら、最後の哲学的な章が印象的でした。前半乗り切れば良書です。