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参加者が誰もお互いを信用し合っていないからこそ、正確な計算結果が未来永劫保存される──。暗号通貨(仮想通貨)ビットコインを支える仕組みとして登場したブロックチェーンは、かつてのインターネットのように新たなインフラへと育ちつつある。本書はその本質と構造をわかりやすく解説し、新たな応用先まで展望。技術解説書のトップ著者が挑んだ、「これ1冊で網羅できる」ブロックチェーンの決定版入門書!
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Posted by ブクログ
もちろんプロ向けではないが、素人で、概念よりももう少し仕組みを理解したい人には絶好な本。仕組みを理解して、初めて技術の展望が理解できる。面白かった!
これは良書である。 ブロックチェーンについて世間一般よりは理解しており、実務や趣味で扱ったこともあるが実は本質的にはよくわかってないんだよね、、、という(私のような)非専門家にとって得難い入門書と言える。 「特定の管理者がいない状況、もっと言えば参加者すべて敵同士であるような油断のならない状況で、...続きを読む事前の取り決めに抵触するようなデータ処理を認めず、処理の透明性を確保し、かつデータの変更や改ざんが不可能であるようなデータ蓄積システム」(本文より)について、まず前半は主に既存の暗号システムと対比しながら、かつ「ハッシュ関数」というキーワードに着眼しながら純粋に技術的に解説してくれる。ここがすでに類書の「礼賛的な」解説書より読みやすい。 その上で、後半では「確かに素晴らしいアイデアと技術だけど相当ムダが多いし、そもそもどうしてもこれじゃないとダメ、っていう使い道ってそんなにたくさんあったっけ」という、ウェブ3.0についていけてないナウくないやつのレッテルを貼られることが心配で分かったふりをしていた素朴な疑問について、(しつこいが私のような)非専門家にとって非常にわかりやすい解説がなされる。 納得感があったのは、「『技術』には、おおむね『思想』がセットでついてくる」(p242)というあとがき部分。 ブロックチェーンは、それ自体は無色透明な技術のまとまりに過ぎないのだが、自立分散というワーディングともあいまって、新しい働き方、オープンで平等な枠組み、ひいては資本主義のオルタナティブみたいなほとんどイデオロギーにちかいような文脈で語られることには私も不思議さは感じていた。 取引相手が善意かどうかは保証しない、危険な相手とかかわっても取り消せない(いずれも本文より)、といった点を解消しようとすればおのずと公的認証を求めるようになる。 「、、、非中央集権の旗印であったはずの技術が、その発展の中でむしろ既存の権力者を強化する方向に働く可能性すらあるのだ。 我々は、インターネットで一度それを目にしたばかりである」(p240)。 どんな技術も使い方次第、当たり前のことを再認識できる本。
河野太郎元大臣がオススメしてたので読んでみた。初心者が理解できるように説明してあった。ハッシュ値なんて言葉も最初はむむむ、だったのに、途中から普通に理解出来てて、なんだか賢くなったような気がして嬉しい(^-^)色んな人に知ったかぶりで説明したいけど、私の周りにはブロックチェーンという言葉自体がまだあ...続きを読むんまり浸透してなくて、説明できる機会がまだあまりないのが残念(^-^)
ハッシュの仕組みから解説されていて、何の予備知識のない人でもブロックチェーンの仕組みを簡潔に理解できる。
いきなりハッシュ値の話から始まるので驚くが、ブロックチェーンは暗号技術の応用・発展形であることが述べられる。 その文脈において、ビットコインに代表される仮想通貨のブレイクが位置付けられているので、見通しがよい。 そして、バラ色の技術として語られがちなブロックチェーンもまた、技術的・社会的な理由で頭打...続きを読むちになることが予測されている。 私もバラ色であることを期待していたので冷や水を浴びせられたのだが、でも納得感はある。
ブロックチェーンについて初心者対象に書かれた内容とのこと。 前半部分では、「互いを信頼しない利用者同士が大規模に協力しあう仕組み」の説明。(この部分はネット上でもよく解説があるのもの) もう一つは、技術核にあるハッシュの内容と利用の仕方が解説されている。暗号について基本を知るといういみでこの部分の解...続きを読む説はわかりやすい。ここは特に読む価値があると感じた。 後半部分は、暗号資産との関連やブロックチェーンの真の評価(利点もあれば欠点もある)が書かれている。改めて、この部分も読んでおく価値がある。比較的わかりやすく解説されている。
ブロックチェーンとは何か?という問いに対して、たいへん丁寧に説明がなされている一冊。 本書を読んだ上での私の理解が正しければ、第三者による複製が簡単に行えるインターネットの世界において、Winnyに代表されるP2P機能によって情報の信頼性を担保するための技術がブロックチェーンであり、その仕組みを利用...続きを読むしている代表的なものがビットコインをはじめとする仮想通貨である、ということになる。 そのあたりの技術的な部分をイチから知りたい人にとっては格好の入門書になると思う。 本書の初版は2019年で、当時はブロックチェーンの技術がインターネットの登場以来の画期的なイノベーションとして業界内でかなり盛り上がっていたみたいだけど、今はどうなっているのかな。
『暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論』を読んでブロックチェーンについてより詳しく勉強したいと思い購入。 改めてビットコインの制度設計は良くできてるなぁと感心。報酬がなければ(その報酬が貨幣として価値が担保できるものでなければ)トランザクションの検証なんて面倒なこと誰もやらないなと思った。 ブロッ...続きを読むクチェーンの課題について論じられた第5章と終章が特に興味深かった。 ブロックチェーンの長所は不特定多数の信用ならない参加者がいてもデータの信頼性は保ちつつ運営できる点で、このうちどれか一つでも当てはまらなければ無理にブロックチェーン使わずに既存のサービス(リレーショナルデータベース)でも良いのでは、というのは世の中の多くのビットコインを使ったサービスに言えることだろう。
ブルーバックスのブロックチェーン本。 私はブロックチェーンをこの本で最初に学んだ。さらっと流して表面を知るには十分と思った。 ブロックチェーンが流行ったのはなぜか、なぜブロックチェーンは誤魔化せないのか、といった技術的側面をざっくり知ることができる。 今後、ブロックチェーンとそれにまつわる技術などを...続きを読むもっと知っていきたいと思いました。
面白い書籍だった。曖昧だったブロックチェーンのしくみや、なぜ、改竄が不可能であるか、実際にどうやってトランザクションが承認されるのか、得意なこと(管理者を信用できないデータの記録)と限界(インセンティブ付与という難題、システム変更の困難性、結局中央集権的性質が必要になるがそれなら中央の管理者を信用し...続きを読むて別の既存のしくみで管理する方が合理的であること、マイニングに膨大な資源が無駄に浪費される)について、非常に平易でわかりやすく説明されていた。 インターネット同様に、強力な支配者を生み出すインフラツールの一つになるのではないかとの著者の警鐘に同意する。
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岡嶋裕史
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