岡嶋裕史のレビュー一覧

  • 子どものSNS禁止より、大人のX規制が必要な理由(わけ)

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    ものすごく説得力がある。特に200p.以降。他者は我慢がならないが孤独もいやだ。ならば同じ現実を生きて見る情報が違う世界。フィルターバブルの中はAIだけ。人と人とのコミュニケーションの可能性をあらかじめなくしておく。>エネルギーが足りるだろうか。公共、どうなる?なんとなくローマの建築みたい。あとに残るのはなんだろう。
    システムに対する人の恭順、人が合意形成不能ならサイコロに行く末を任せて一般意志として進む。で、解決策は、直接会って話すこと。>うーん。妙に納得。

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    2026年03月26日
  • 子どものSNS禁止より、大人のX規制が必要な理由(わけ)

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    タイトルがやたら長くごちゃごちゃ行ってるし、
    1章から4章まではSNSの実態をカタカナ言葉をふんだんに使いながら
    詳細に説明していて、正直頭がこんがらがりそうだったけれど、
    5章でいきなり腹に堕ちた。

    SNSとくにXは、
    「自分の力で社会を変えられた実感」
    「社会に爪痕を残す」
    事に於いて非常にコスパが高い。
    人を批判するための刺激的な捏造をして、SNSに放り込めばいいからだ。

    これは危険。

    これでは結果多くの人々が苦しむことになる。
    これを防ぐには、AIによるフィルターバブルで、
    個々人を隔絶するしかない!

    という、極論、ディストピアしかない、と著者。
    AIというコクーンの中で、社会の荒波を避け、幸せに過ごす

    冗談のようだが、案外現実味を帯びている気がする。
    そういう人は少しずつ増えているような、、

    しかし、、、
    なぜか我々は、時を同じくして一緒に観たり聞いたり動いたり歌ったり演奏したり
    することに心躍らされる。
    工業化時代ではないから、機械の前でいっしょの作業をする必要はなくなったけど、
    なぜか同じことを同時にするのは気持ちいい。
    これは本能か?それとも「力を合わせるとピラミッドも作れる」的な、
    コスパの良さが産んだ新たな能力なのか?

    そのあたりは何ともわからないが、実際、気分が高揚する。
    これは間違いない。
    著者のディストピアでは、それはなくなる。

    しかし、捏造による個人攻撃を避けるには極論はそれしかない。
    極論の手前の落としどころはないのか、、、

    答えはない、が、我々はすでにその渦中にいる。
    我々大人はともかく、子供も、いやおうなしにその世界に触れている。

    危険がいっぱいなのは間違いない。
    各国の年齢制限は当然と言える。
    自動車免許のようにするしかないのかもしれない。
    表現の自由、の問題ではない。

    いやむずかしい

    第1章 世界のSNS規制状況
    第2章 拡散系サービスの歴史
    第3章 X上での政治的対立はなぜ起こる?
    第4章 正義棒は魔法の棒
    第5章 子どものSNS禁止より、大人のX規制が必要な理由
    第6章 どうすれば誹謗中傷合戦を解決できるか?

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    2026年02月26日
  • 子どものSNS禁止より、大人のX規制が必要な理由(わけ)

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    ■SNSの規制の中身は一般的に次の三つに分類できる。
    ①利用者への制限
     「年令による制限」が典型例。他にも規約違反をした利用者のアカウント凍結・抹消、サービスへのアクセス遮断といった制限措置がある。
    ②コンテンツのコントロール
     規約や公序良俗に反する投稿を拒否・削除する措置。センシティブなコンテンツについて表示を「年齢/属性/嗜好」などで制限したり選択したりする措置も含む。検閲もコンテンツコントロールの一種。
    ③SNS事業者への賦課
     アルゴリズムの妥当性検証や透明化、情報開示、開示請求への対応、モデレーションなどの義務をSNS事業者に課すこと。
    ■エコーチェンバー現象
     話の合う友だちが集まって、共通する話題について語り、それが似た意見ばかりになってくると、自分たちの言っていることがすごく正しかったり、世界のみんなに肯定されていると感じたり、最初に話し始めたときより意見が極端になったりすることがある。これをエコーチェンバー現象という。
    ■サイバーカスケード
     誰かが言いだしたに過ぎない、真偽不明な一意見が途方もない速度で大勢を染め上げることがある。その一意見が極端な意見だった場合、極端な世論が形成される事例も現れる。この現象をアメリカの法学者キャス・サンスティーンによってサイバーカスケードと名付けられた。
    ■「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」ひろゆきの有名なコメント。
    ■ダニング・クルーガー効果とは、能力が低い人ほど自分を過大評価しがちであり、逆に能力の高い人ほど自分を過小評価しがちであること。
    ■反論すれば「効いてる効いてる、顔真っ赤」くらいに煽られ、コストが掛かり過ぎて付き合ってられないと判断して、返信を手抜きしたり削除したりすれば敵前逃亡と認定され、「ケストフエール(消すと増える)の法則」も発動する。
    ■社会の可視化と複雑化に伴う不安を解消したい大衆にとって、最も合理的な振る舞いは、他人を叩いて自らの地盤を確保すること。それが現況を踏まえた最適行動であり、これは人間の根源的な欲求に結びついていて、適切に制御するのは難しく自然収束はしないものと考えられる。

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    2026年02月15日
  • 子どものSNS禁止より、大人のX規制が必要な理由(わけ)

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    ​タイトルと装丁は、やばい雰囲気がする気がするのですが、中身はそれから感じた印象よりだいぶまともな感じがしました。
    今のXの地獄の状況をうまく言語化していて洞察力の高さに感心しました。
    規制が必要なのは子どもではなく大人ではないかというのが、自分の頭に毛頭なかった考えで驚きましたが、著者の持論を読み進めるほど説得力が増していき、とても納得できました。

    この本で初めて見る小難しい単語が体感ほかの本より多かったです。
    サイバーカスケード、跳梁跋扈、典籍、指弾者、昔日、蟄居、汲々、後顧の憂い、ヘゲモニー、ページェント、ハクティビズム、警世、愚行権、指呼の間辺り知らなくて調べました。

    著者はオタクなのでしょうか。
    P186のスイカのくだりはエヴァンゲリオンの加持さんを思い出しました。
    そしてP216のS字結腸はびっくりしました。医療用語ではS状結腸というらしいので、S字というと、創作を見てるのですかね…?

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    2026年01月16日
  • 子どものSNS禁止より、大人のX規制が必要な理由(わけ)

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    今年は宇野常寛さんの『庭の話』からインターネット、特にSNSについて色々な本を読んだり考えてきた。だが、この本の言うとおり、そもそもXはSNSではなく拡散性サービス。LINEやDiscordのような同好会のようなものがSNS。一方Xは世界に拡散され、自分とは違う世界が絶対に入ってくる。

    受け入れられないものを見た人から分断が起きて波及していく。サイレントマジョリティがいいねを押すだけでもその意見に価値がつく。

    「みんな違ってみんないい」ははたして正しいのか?結局自分が変わるより、好き同士で集まった宗教・正義で他人を叩くほうが楽なのではないか?個人の自由の先ってどうなるんだろう。

    もう1つ考えたのは最近SNS批判が顕著ですが、逆にいいことはなかったのかということです。私は精神を病んでからインターネットを通じていろんな人と会話をしたり、読書会やイベントを主催したりしました。身近ではいないような波長の合う人にも出会えました。その経験から、孤独感から救われた人もいるのではとも考えてしまいます。

    そこで定義の「XはSNSではない」がしっくりきます。SNS批判で槍玉に上がるのは大抵Xだからです。クローズドないじめだとLINEも上がりますが、それは学校の教室や村社会の流れなので、最近の話題に限った話ではないと思います。上記のエピソードは、教室のような縛られた・閉じられた人間関係ではなく、Xのような開かれすぎたものでもない。これらの間に生きやすい人間関係のヒントがあると思います。結局『庭の話』に戻ってきますね。

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    2025年12月29日
  • Web3とは何か~NFT、ブロックチェーン、メタバース~

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    著者の作品を数点購入して読んだが何れも読み易く、クイックに要点が把握できる。本書はWeb3が世間で語られている内容と実態との乖離を明らかにすると共に、潜在的にも顕在的にも明らかになってきた矛盾をわかり易く解説し、その上で活用に向けた明るい展望が開けている訳ではないことも示してくれている。

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    2025年06月08日
  • 思考からの逃走

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    ChatGPTが世の中に登場する前に刊行された書籍とは思えないほどに(生成) AI時代を迎えた今日にも的を得た示唆を与えてくれる。総じて分かり易い文体でテンポ良く、読み易い。一方的に悲観に陥ることなく、最終章の「未来はどうなるか」ではPositiveに向かう為の我々のあるべき姿勢も示してくれる。

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    2025年06月01日
  • 令和06年 ITパスポート 合格教本

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    ITパスポートのテキストで迷っている方へ
    この本の一番の特徴は色と図がシンプルなことです。色の情報が多いと読みにくい…と思う方におすすめします!

    私は色と図がシンプルで、文章や一問一答、絵よりも図で比較して理解できる参考書を好むので、合っていました。私もITパスポートの勉強頑張ります

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    2025年05月04日
  • 思考からの逃走

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    読み応えがあって、おもしろかったー。
    AIで設定されている「正しさ」は誰が決めたもの?いろいろ考えさせられる。

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    2025年04月17日
  • 令和06年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本

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    令和6年秋期 応用情報技術者試験受験のために購入。
    基礎的な知識インプットに使用。
    最新シラバスには対応していなかったが、それ以外は問題なし。
    無事に一発合格できました。

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    2025年02月03日
  • ブロックチェーン 相互不信が実現する新しいセキュリティ

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    もちろんプロ向けではないが、素人で、概念よりももう少し仕組みを理解したい人には絶好な本。仕組みを理解して、初めて技術の展望が理解できる。面白かった!

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    2025年01月24日
  • メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~

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    「メタバース(仮想空間)」の基礎知識や今後の可能性について解説した本。

    メタバースについて、ゲームやアニメなどのサブカルチャーを題材にわかりやすく教えてくれます。

    メタバースの本質を理解できる本として、本書は最適。

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    2024年06月11日
  • プログラミング教育はいらない~GAFAで求められる力とは?~

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    プログラミング教育において「プログラミング的思考」を学ばせることの重要性を説いた本。

    本書を読めばプログラミング教育必修化の経緯や意義、情報教育の現状や課題がよくわかります。

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    2024年04月16日
  • 令和06年 情報セキュリティマネジメント 合格教本

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    4月1日に購入、4月13日に受験し、結果は750点と無事に合格基準点に達した。

    試験範囲(シラバス)の8~9割ぐらいをカバーしていると思われる。
    章末問題を含めて一周したあとで、問題だけもう一周して、巻末付録の直前チェックシートを時間がなかったので本文を見ながら解いた。学習時間は20時間程度。

    合格するだけなら1周+αで十分狙えると思うが、9割台を目指すとかであれば、巻末付録も完璧にした上で、IPAから出ている『情報セキュリティ白書』や『情報セキュリチィ読本』などの副読本を用意・参照しながら挑まれた方が良いかもしれない。

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    2024年04月14日
  • 機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の闘争 U.C.0079

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    ネタバレ

    機動戦士ガンダムの通称ファースト
    (1年戦争)において
    ジオン軍が連邦軍になぜ負けたのか、
    勝つ方法はなかったのか、
    中央大学教授が圧倒的な知識を元に考察。
    南極条約を反故にすれば、
    ソーラレイシステムの使いどころを誤らなければ、
    キシリアがキャスバルの生存を公表すれば、
    ジオン軍は勝てた。
    「if」で解き明かす、ジオン軍の闘争である。
    自分の解釈で行間を埋めるコンテンツとして
    ガンダムは最上層に位置する
    プラットフォームである、と。
    激しく同意である。

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    2024年02月22日
  • 思考からの逃走

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    技術者らしいぶっちゃけた書きぶりは、時にポリティカルに危うく感じられるところもあるが、それが著者の言わんとするところを飲み込みやすくもしている。「AIを完全に信用するわけではないが、人よりはまし」。この気分(あるいは事実)と我々はどのように向き合っていくべきか。様々な話題を提供しながら、真っ当な議論を展開している。

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    2023年12月07日
  • Web3とは何か~NFT、ブロックチェーン、メタバース~

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    著者の本を読むのはブリーバックスの『ブロックチェーン』に続いて2冊目になるが、本書を読んでこの方の新刊は今後チェックしていこうと思った。分かりやすさを非常に意識した構成(1行開けを多用している点とか)がまず目を引くが、著者自身の見解を決して押しつけがましくなく伝えつつ、読者に対してニュートラルな姿勢で向き合っている点が気に入った。そして時たまオタク気質の顔を覗かせる芸風も読んでいて楽しい。
    内容について、Web3と呼ばれるものが本当に「巨大IT企業の支配から個人が解放されたインフラ」を目指すものなのであれば、著者が述べた通りうまくいかないだろう。プラットフォームの決めたルールの下で自由に発信できるのであればわざわざ面倒なことはしない、という主張はまあそりゃそうだよね、と思った。
    ただ、例えばコロナ禍で公衆衛生やら感染対策やらを錦の御旗に掲げたプラットフォームによって個人の発信が制限された事例を目の当たりにした身からすると(まだやってるのか?)、前述した理念は全く無意味というわけではないと考える。Web3と呼ばれるものに代わるシステムは恐らく今後も出てくると思うが、それが本当に自由なものになるかは分からない。

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    2023年11月30日
  • ChatGPTの全貌~何がすごくて、何が危険なのか?~

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    著者の岡嶋さんは、語彙が豊富。だから頭の整理がしやすい。チャットGPTは便利だからどんどん使って、人が幸せになる社会を人が作ったらいい、というメッセージ。だから自分はどんどん使っていきたい。

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    2023年11月23日
  • Web3とは何か~NFT、ブロックチェーン、メタバース~

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    ネタバレ

    著者は情報処理試験のテキストの著者でもあり、そのテキストのお世話になったこともある。読みやすい一般書もかなり書いていることを知って興味を持って読んでみた。

    Web3を、
    "「巨大IT企業(ビックテック)の支配から個人が解放されたインフラ」で「要素技術としてブロックチェーン、なかでもNFTあたりを重視する」くらいが最大公約数的な説明"
    と定義し、そこにメタバースを含めた形で、
    ・プロローグ
    ・第1章 ブロックチェーン
    ・第2章 NFT
    ・第3章 メタバース
    ・エピローグ
    の章立てで説明している。しかし、
    "Web3の中にメタバースを含めることには、無理があると思う。"
    と述べており、メタバースをWeb3に含めることは懐疑的である。NFTはブロックチェーンを利用した技術であり両社は密接なつながりを持つが、メタバースは別の技術であることが説明されている。

    Web3は「非中央集権的な社会を目指す」「インターネットの民主化」のような、ある種イデオロギー化された思想があり、それを実現するための技術としてブロックチェーンを用いるものである。ただ、その思想はそもそものインターネットがもっていた理想でもあるが、そのそれが普及する時に失われた。その理由は、大多数の人が非中央集権的なものは使いにくいからである。誰にでも開かれていたはずのインターネットに接続するには、それ相応の技術が必要でありリスクも伴う。そのため、多くの人がインターネットを使うためにはISPが必要になり、Webページを検索するための検索エンジンが生まれ、現在のWeb2.0が形成された。
    今後Web3が普及したとしても、それは今理想とされているものではなく、結局はWeb2.0と同じような世界になるのではないか。
    このようなことが、様々な例や言い換えで繰り返し述べられている。豊富な例は想像しやすくわかりやすい。技術的な要素についてもある程度述べられているが、そこまで深入りはされていないように思う。深い技術要素は難解なこともあり、理解できない話も多いこともあるが、結局のところブロックチェーンって何だったんだ?というような疑問は残りっぱなしである。
    おそらくこれは著者が悪いのではなく、私の頭が悪いのとブロックチェーンやNFTがあまりに難しいからなのであろう。
    というわけで結局のところ著者がいうように「取引所」という接続点を使わないとブロックチェーンを使用した技術であるビットコインに参入できないことを考えれば、著者の言うことはあっていることなのだろうと思う。

    完全理解はできなかったが、興味深く拝読して勉強になったので★5

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    2023年11月08日
  • 思考からの逃走

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    AIが生活に組み込まれているのは間違いない事実で、どう向き合うかを考えさせられた。機械に出来ることは機械にやらせて、人間は人間しか出来ない仕事をするべきとはよく言われることだが、この本は人間しか出来ない仕事は無駄な仕事を生み出すことと言い切っており、人間の仕事の価値を鋭くえぐっている。考えることから逃げ出さずに、どうAIと向き合い付き合っていくかを真剣に考えるべきと感じた。

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    2023年08月28日