岡嶋裕史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「暗証番号はなぜ4桁なのか?」というとても素朴な疑問を入り口として、技術やセキュリティの本質へ、ゆるーく迫った作品。セキュリティについてほとんど知らない方でも読めるくらいに分かりやすい記述ではあるところが立派。
大切なのは、物事の本質・構造を知ること。それを知った上で活用すること。便利であることは、何かを犠牲にしていること(トレードオフ)。それらを理解し、不安に対しては自分自身で対策をすることの大事さが書かれていて、とても良心的だと思った。
一方、モノを作る側、ルールを作る側は、使う側がそれらを意識しなくていいように作っているけど、、それは使う側にとって、果たしていいことなのだろうかと考えさ -
Posted by ブクログ
セキュリティの本質の理解とはほど遠いが、暗証番号がなぜ4桁なのか、ということはよーーく分かりました。これって、色々なことに応用できそうですよね。いわゆるトレードオフって奴。こちら立てれば、あちらが立たず、という。
私は理想家肌でこの歳(40)を迎えましたが、ようやくこのことに気付き、変革はカタツムリの速度で、というガンジーの言葉の意味、重みをようやく噛みしめています。
参考になったのは、
1.セキュリティ・ポリシーの原則(経営者が作る、罰則を盛り込む、見直し期間を定める、内部監査)
2.安全を意識化する(提供された仕組みを疑う。それを使う自分も疑う。資源の分散)
ってところでしょ -
Posted by ブクログ
読書時点で少し前の著作になるのだが、このジャンルでは週刊誌レベルの情報でないと追いつかない。多分、書いている人たちも時間に追われてヒーヒーだろう。日々情報が差し替わっていくのだから。
アップル・グーグル・マイクロソフトを「クラウド御三家」的に書いている。マイクロソフトのクラウド戦略は初めて読んだが、当然、なんの手も打っていない訳がないですわね。
SaaS PaaS IaaS (SaaSしか変換されない)の基本概念も勉強する必要あり。クラウドへの懐疑も押さえるべきか。
多少アップル寄りではあるが、アップルの弱点も抑えているので、良い。
言葉の使い方も適正であり、好感が持てる。ただ、全体的に -
Posted by ブクログ
タイトルを見て、すぐに惹かれて購入してしまいました。
ほんとうちのシステムは使えない!と思って。
内容としては、一度かかわりのある人は読んだ方がいいと思います。
でもこのレベルのことを意識しないで仕事をしている人は
他の畑から来た管理職とか。そういうレベルだと思うけど。。。
業界的には常識的な話や通説を面白おかしく書いています。
ちょっとユーザよりSEを馬鹿にしてる感じはするけど。
最後のユーザはSEを魔法使いか召し使いのように思ってる人が
多いってのは本当に共感。パートナーとして見てなくて、
次元の違う人と見てるか、見下している人が多いと思う。
どっちでもねーよ!って現実とリンクさせすぎで -
Posted by ブクログ
2006年の新書だけど、今でも全然いける内容。
新書の多くはそのときの新鮮なネタで年をまたぐと輝きを失うものが多いが、本書は違った。
これからの時代、もっと輝く、昆布的な存在感の本となるだろう。
以下、目次。
第1章 隠れた法則を見つける技法
第2章 ビジネスで使われるデータマイニング
第3章 データマイニングの手順
第4章 落としどころを探る―回帰分析
第5章 効率的に判断する―決定木
第6章 分けることは分かること―クラスタ分析
第7章 複雑な分類―自己組織化マップ
第8章 買い物かごの中身は?―連関規則
第9章 神経をまねしてみる―ニューラルネット
第10章 データマイニングと情報管 -
Posted by ブクログ
IT業界を牽引する3社の立ち居地、それぞれが持つコンテンツやサービスのクラウド的な使い方などが非常に解りやすく書かれていた。
現状を知る上で非常に役立つ一冊だ。
また、自分自身もIT業界で働いていて、現在クラウドの波を大きく感じる。
筆者も指摘していたが、日本の企業が「世界標準のプラットフォームの提供」ではなく「自社に適した自前のプラットフォーム」を望んでいるという部分には激しく共感を覚える。
だが、日本のその文化を守ろうとしてしまえば、広い世界の中で携帯だけでなくクラウド分野でも「ガラパゴス化」し、多くの市場を失いかねない。
日本でのセールスを進める上で、世界標準に合わせていく重要性を