岡嶋裕史のレビュー一覧

  • ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図―

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    まえがきの空想(妄想)は、インパクトを与えたかったのであろうが、唐突すぎて読む本を間違えたかと。

    最終的にはポストモバイル(携帯の次)について述べているのだが、モバイルに限らず、コンピュータやITの最近の流行りについてを紹介している。ARや電子書籍など、比較的興味を注ぐチョイスなのでスラスラと読むことが出来た。


    著者が思い描く未来像は既にSFではなく、近い将来あり得る未来の一つだろう。しかし取り分け専門的なことが書いてある訳ではないし、全く想像がつかない訳でもない。

    読みたい項目を虫食い的に読んでいくのがいいかも。

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    2011年05月18日
  • コンピュータvsプロ棋士 名人に勝つ日はいつか

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    清水女流王将が負けた。本書はコンピュータ将棋の歴史的内容含む。対戦相手の名前『あから』とは10の224乗のことで将棋の局面数の概数。因みに64ビットで表現できるのは1844京余りでたったの19桁…

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    2011年05月08日
  • 暗証番号はなぜ4桁なのか?~セキュリティを本質から理解する~

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    [ 内容 ]
    相次ぐ盗難キャッシュカードによる現金引き出し事件。
    銀行か利用者か、その責任の所在をめぐっての議論がかまびすしい。
    一方、カードと暗証番号の組み合わせによる「識別」「認証」システムの脆弱性自体も問われ、ICカードやバイオメトリクス(生体認証)など、新セキュリティシステムへの期待が高まっている。
    しかし、新技術によってカード犯罪はなくせるのか?
    そもそも問題の本質はどこにあるのか?
    重要なのは、問題の本質を知り、生活の様々な局面で応用を利かせられる能力を身につけることだ。
    それが、多くのセキュリティ事故を未然に防ぐ力になるはずだ。

    [ 目次 ]
    第1章 暗証番号はなぜ4桁なのか?

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    2011年04月12日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    [ 内容 ]
    その業務、IT化する意味がありますか?
    せっかく高いお金をかけてIT化するのであれば、多少今までと仕事のやり方が異なることになっても、従来の手法では不可能だった業務やサービスを可能にするなどの高度化や効率化を追求した方が吉である。
    IT化された慣れない作業手順で、一時的にせよ却って仕事の効率が悪くなることを懸念するのは当然だが、それは習熟によっていくらでも埋め合わせることができる。

    [ 目次 ]
    第1部 SEという人々(SEという生き物 開発系の人々 開発技術者の周縁の人々 運用系の人々)
    第2部 SEと仕事をするということ(間違いだらけのIT企業選び システム開発を依頼する 

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    2011年04月09日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    SEの現実をズバッと斬っている。

    SEそのものの実態やSEとユーザの関係を著書自身のSE経験を活かして解説している。
    SEの実態をなんとなくイメージしたいという人にはオススメ。

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    2011年03月22日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    書き味がいい。この著者の本、また読みたい。
    内容としては、何も知らない人が最初にシステムやSEについて知るにはいいかも知れないが、知識として得られるものは少ない。
    ただ、なんとなくこんな感じってのはとてもつかみやすい。

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    2011年01月27日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    ネタバレ

    うちのシステはなぜ使えない?→発注側(ユーザ)と開発側(特にSE)のコミュニケーション不足のせい。
    なぜコミュニケーショ不足?→SEの実態が(ユーザに取って)分かりにくいから。
    この問題を解決するため、SEがどういうものかユーザ向けに解説したのがこの本。SEの仕事の種類・システム開発の進め方が分かりやすく書かれている。小難しい解説ではなく、かなりくだけた文体。誇張もあるけど、強ち嘘でもない。

    残念なのは、第一部でSEを「開発系」と「運用系」に分け「運用系にもっと光を」と書かれている割に、第二部(SEの仕事解説部分)では運用系の仕事に触れられていないこと。開発完了後の仕事についても解説して欲し

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    2010年12月31日
  • アップル、グーグル、マイクロソフト~クラウド、携帯端末戦争のゆくえ~

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    クラウドサービスの競争関係が知りたい方は、読んでみるといいです。但し、既知のことも多いので詳しい人には物足りないかも。

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    2010年12月21日
  • アップル、グーグル、マイクロソフト~クラウド、携帯端末戦争のゆくえ~

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    各社の事をあまり詳しくない状況で読み、
    難しい部分もありましたが、それぞれの戦略や考え方などが、
    ある程度理解できました。
    この本をきっかけに、色々興味を持つことができました。

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    2010年11月24日
  • ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図―

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    コンピュータ、ネットが作り出すネットの向こう側の世界との実社会との境界がなくなり、どちらも現実と認識される。そんな世の中少しずつなってきていることを感じた。未来社会では物理的に移動する意味が薄れてくるのだろうか。10年前に現在の携帯やネットの普及が想像できなかったように、未来の社会現在の常識からは考えられないようなものが出現していると思われるが本書に紹介されているような研究開発にヒントがあるのかもしれない。

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    2010年11月15日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    セキュアドのテキストでお世話になった岡嶋さん。目新しい話はなかったが、どこも一緒なんだと読後妙な安心感が。

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    2010年10月21日
  • ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図―

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    タイトルから、携帯電話の次に来るモバイル端末の話かと思って読んだらそうではなく、副題の「ITとヒトの未来」にあるように、今後のIT技術の発展と人間の生活の関係について様々な視点から述べられていました。

    具体的には仮想現実や強化現実、監視社会の話など、IT技術がもたらすであろう未来を広く紹介しています。またiPadや電子書籍、クラウドなどにも言及されています。

    それほど目新しい発想はなかったように感じましたが、現在予想される未来を整理するのに役立つ一冊です。

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    2010年10月31日
  • ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図―

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    作者のボキャブラリーには恐れ入りました。
    非常に日本語の勉強になった。しかし内容はさして覚えていない。

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    2010年10月05日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    10/1:むう。 おもしろいが極端かな。 イマドキわけの分からない提案をするベンダーもいないし、何となくでベンダーを決めるユーザー企業もなかろう。 同じ業界の人間としてはライトに読めて楽しいのだけどあまり得るものは無いかな…共感できる問題提起もされているが、それに対しての答えや筆者の考えが書かれていないのでね。

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    2010年10月01日
  • アップル、グーグル、マイクロソフト~クラウド、携帯端末戦争のゆくえ~

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    もう少し技術よりの話が展開されると期待していました。でも、クラウドを知らない人にとっては、よい本かもしれません。
    分かりやすくするために例えを多用しているのでしょうが、逆に冗長になっている印象を受けました。

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    2010年09月17日
  • アップル、グーグル、マイクロソフト~クラウド、携帯端末戦争のゆくえ~

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    これからのIT関連をクラウドを中心として広く浅く書かれているけど、それ以上でもそれ以下でもない。

    最新刊だが新しい情報を得られるわけでもなく、既存の情報を再構成した感じで、少なくとももう2つ、3つ関連書籍を読まないと本当に表面をさらっとなでただけで終わってしまう。今までそういった本を読んできた人にはあまり向かない。

    ただ、逆に言えば分かりやすいので、新書ならではの入門書だと思う。

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    2010年08月22日
  • ポスト・モバイル―ITとヒトの未来図―

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    読み始めて、ん?SF小説と間違ったか?と思ったが、読み進めてるうちに主題へのアプローチだと気づいた。

    そう、昔のSF程度の時代はもうすぐそこにある。
    そんなことを確信させてくれる一冊。

    まだ半分くらいしか読んでいないが、これからの未来が楽しみになる技術が紹介されている。あっという間に読み終わってしまいそうだ。

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    2010年07月30日
  • 迷惑メールは誰が出す?

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    誰でも使っている「メール」のシステムを分り易く解説し、「迷惑メール」について、それがどのような目的で、どのような手段で送られてくるのか、対応策はどうなっているのかなどを色々な視点で分析している。メールを使っている個人個人がメールシステムの担い手である事を自覚し、適切な使用を心掛けたい。これからの社会でメールシステムを使っていく以上は、メールシステムやマナーについての知識、及びメールリテラシー能力は必要である。

    今日、インターネット経由のメールは多くの人が日常的に利用しているが、その利便性の反面、膨大な数の「迷惑メール」が横行して社会問題となっている。世界中で1日に送信されるメールの総量が15

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    2010年07月15日
  • ウチのシステムはなぜ使えない~SEとユーザの失敗学~

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    SEとの付き合い方。 仕事でシステム構築を検討したことがあります。いつまでも手作業していないで早くシステム化するようにとの会社の指示で、いろいろな手法を検討しましたが、システム化が必ずしも効率化に繋がらないことが判り結局見送りになりました。その中でSEに相談する機会がありましたが、コミュニケーションが難しく、こちらの意図が上手く伝わらず誤解されたというケースもありました。IT化に纏わる失敗やSEとユーザの関係から、いかに上手くSEと付き合うかを指南したのがこの本です。システムに関わる仕事をする場合には、読んでおいたほうが良いかもしれません。

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    2010年07月10日
  • 数式を使わないデータマイニング入門~隠れた法則を発見する~

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    友人から頂戴しました。

    用語だけ知っていてわかるようでわからない、
    「データマイニング」の定義から簡単な手法を説明してくれています。

    例えばデータマイニングと統計分析の概念の違いを説明できますか?
    こんなところから解説は始ります。

    全体的な特徴は、

    ・初歩の初歩から説明をしてくれているので非常に分かりやすい。
    ・文章や、サンプル例がユーモアがあって、楽しみながら読める。

    といったところで、
    前半までは非常にストレスフリーに楽しくサクサク読めました。


    ただ最後の2章で急に情報管理や監視社会について
    問題提起を始めたので混乱してしまった。
    解説書はあくまで解説書として最後までいってほ

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    2010年07月08日