岡嶋裕史のレビュー一覧
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誰でも使っている「メール」のシステムを分り易く解説し、「迷惑メール」について、それがどのような目的で、どのような手段で送られてくるのか、対応策はどうなっているのかなどを色々な視点で分析している。メールを使っている個人個人がメールシステムの担い手である事を自覚し、適切な使用を心掛けたい。これからの社会でメールシステムを使っていく以上は、メールシステムやマナーについての知識、及びメールリテラシー能力は必要である。
今日、インターネット経由のメールは多くの人が日常的に利用しているが、その利便性の反面、膨大な数の「迷惑メール」が横行して社会問題となっている。世界中で1日に送信されるメールの総量が15 -
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SEとの付き合い方。 仕事でシステム構築を検討したことがあります。いつまでも手作業していないで早くシステム化するようにとの会社の指示で、いろいろな手法を検討しましたが、システム化が必ずしも効率化に繋がらないことが判り結局見送りになりました。その中でSEに相談する機会がありましたが、コミュニケーションが難しく、こちらの意図が上手く伝わらず誤解されたというケースもありました。IT化に纏わる失敗やSEとユーザの関係から、いかに上手くSEと付き合うかを指南したのがこの本です。システムに関わる仕事をする場合には、読んでおいたほうが良いかもしれません。
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友人から頂戴しました。
用語だけ知っていてわかるようでわからない、
「データマイニング」の定義から簡単な手法を説明してくれています。
例えばデータマイニングと統計分析の概念の違いを説明できますか?
こんなところから解説は始ります。
全体的な特徴は、
・初歩の初歩から説明をしてくれているので非常に分かりやすい。
・文章や、サンプル例がユーモアがあって、楽しみながら読める。
といったところで、
前半までは非常にストレスフリーに楽しくサクサク読めました。
ただ最後の2章で急に情報管理や監視社会について
問題提起を始めたので混乱してしまった。
解説書はあくまで解説書として最後までいってほ -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「なぜ破られるのか」3つの原則。
完全な防御ラインは現実的には作れない。
防御ラインの内側の異分子には勝てない。
セキュリティを考える上で最弱のパーツは人間である―IT化が日進月歩で進む社会で未知の局面、新しい技術に直面しても、大切な情報、お金、命、名誉…を守るために、この原則をふまえた「セキュリティの考え方」を解説する。
[ 目次 ]
第1章 資産があるから、守らなければならない
第2章 リスクのコントロール
第3章 セキュリティを構築するしくみ
第4章 セキュリティとネットワークの関わり
第5章 なぜセキュリティが破られるのか―セキュリティシステムの三つの原則
第6章 破れ -
Posted by ブクログ
Web2.0とはなにか。
梅田先生の著書『ウェブ進化論』や『ウェブ時代をゆく』でその答えは明確になりつつありました。
ただ、それで分かった気になってしまうのが怖かったのに加え、基本的なウェブリテラシーを身に付けたい、という思いがあり、
本書を手に取りました。
本書は、ウェブ進化を技術的な側面から簡単に説明しようと試みています。
そして、「Web2.0はウェブの再構築化である」と説き、様々な技術を紹介しています。
忘れないように重要だと思ったキーワードをメモしておくと、
・疎結合>密結合
…ウェブは情報通信からシステム同士を結ぶための基盤としての可能性を拡大
・ウェブ進化