岡嶋裕史のレビュー一覧
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ネタバレ軽妙な語り口でネタや比喩が多め。SEという生態がある意味的確に描かれている。システム開発はなぜ「不幸」をもたらす場合があるのか、「開発崩壊」はなぜ起きるのか、そのヒントになる。
ノンバーバルコミュニケーションも含めて、メッセージをしっかり伝え合うことが大切。「不幸」はきっとコミュニケーション不足から生まれる、というのが現場で働いているSEの実感。この本でもコミュニケーションの大切さが随所に描かれている。
第三部でユーザ側とSE側から同時進行でシステム開発がケーススタディで進むがコレはひどい。さすがに同じSEとして、ココまでは…と思いたい。優秀な人も一定数いるんだから、SEには。SEが全体的にひどいと思われないかが心配になるレベルの記述だった…。
SEからしたら、「まぁこんな人いるよね」というくらいで読めると良いのだろう。 -
Posted by ブクログ
私に代表される(笑)セキュリティとかネットワークとか、何となく知ってるつもりで実は分からない!…という人に最適な一冊。ネットワークとセキュリティ基本的な構造や考え方を、一般の人に向けた例え話を用いて説明してくれているのですが、その例え話が非常員分かりやすい。
多分、IT/セキュリティ分野に多少の知識がある場合は、もう分かりきっている情報だと思うのですが、一般素人にとっては極めて重宝する良書と言える…と思います!
サブタイトルが、”10年使える「セキュリティの考え方」”となっていますが、今年で発刊から9年経ちます。日進月歩のITの世界と言えど、根幹の部分はそう簡単に変わるものではありません。タイトルの通り、今でも十分使える考え方には脱帽です。
会社でIT担当しなきゃいけなくなったとか、初めてITを始める学生の導入にもってこいの1冊です。
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これでわかる!セキュリティ「基本のキ」
IT時代の到来で、現代人の必須知識となったセキュリティ。「難解で面倒くさい」このテーマも、一番の根本を押さえれば難しくない。豊富な例えで誰でも読める -
Posted by ブクログ
・2010年に複数のコンピュータをクラスタでつなげた「あらか」が清水市代女性王将に一発入れる。
・人間の現状把握能力を如何に定量化しコンピュータに認識させるかの戦いがここにはある。以下、読書メモ。
・ボナンザの特徴は
①全幅検索
②自動学習
③オープンソース
・ボナンザの特徴は全幅検索。人間は見ただけで経験と勘でどちらがいいのか判断できる場合があるが、コンピュータはできない。いずれの選択肢も同様に検討する必要があるが、従来のコンピュータはリソースの関係上これができず、一部の選択肢は「あくまでコンピュータ基準での」よさそうな手だけを読んでいた。ボナンザはこれをやめて、全幅検索ロジックを搭載した。
・ゲームはオセロ<チェス<将棋<囲碁の次に複雑になる。
可能な指しては「チェスで平均35」「将棋で平均80」「囲碁が平均250」となる。将棋は1局が100手を超えるので全てのパターンを読み切るのは不可能。全ての手を読み切る(ゲームを完全に解読する)のと強くなるのは異なる。
・コンピュータは先を読むのが得意。例えば人間がある方向性を示し、コンピュータがそれをシュミレートする。ただし、コンピュータの考え方(どのように考えるか)は理解しておかなければならない。
・将棋は完全情報ゲーム。正確には、二人零和有限完全情報ゲーム。偶然の要素が全くなく、全ての情報が等しくプレイヤーに開示されている。
・手を読むことと局面を評価することは異なる。
①手を読むこと。
・ミニマックス戦略(自分は自分の点数を最大にし、相手は逆に最小にする戦略)、アルファベータ戦略(考える必要のない選択肢は枝狩りする)
・人間であれば誘導したい局面があって、そこに向かうように手を指す(そうなのか!)が、コンピュータはとりあえず読んでみて最もよさそうなものを選択する。
・コンピュータの手にはコンテクスト(文脈)がない。左を攻めたと思ったら右に手を出したり。。
②局面評価する。
・例えば、銀の位置をポイント化する。駒得、手得のポイント化。ボナンザは約1万あるパラメータを自分自身でチューニングすることができる。
・序盤、中盤1、中盤2、終盤と4つの局面を持っている。序盤~中盤1は定石を、終盤は詰将棋モードになる。コンピュータは手を機械的に読むのは得意なため終盤戦は非常に強い。(1000手を超える詰将棋もあっさり解いてしまう) -
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C言語とはどういうものか、ということに重点を置いた本。
制御文や配列、ポインタといったC言語の基本のほかには数値、文字の入出力くらいしか出てこない。
この本一冊でC言語の機能を学ぶことはできないが、始めの一歩とするには最適であると思う。
実際、ほかの本で挫折したポインタ、引数、戻り値や値渡しなどはこの本で十分とはいえないながらも理解した。そうすることでほかのC言語の本もよりストレスなく読み進めることができる。
とにかく理解しやすいので、ちょくちょく分からなくなると読み返している。
著者の自虐ネタも満載なので読んでいて飽きないのもポイント。
難点を言えば、必要最低限の機能しか出てこないので、より深く学ぶにはほかの本が必要になることくらいか。