岡嶋裕史のレビュー一覧
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ネタバレ大学の情報学部の教授の著作。
最近の学生の気質から、AIが台頭してくる近未来を予見する。
「社会の舵取りをAIに任せるのがいいのだろうか? それを本書で検討していきたい。」
それが本書のテーマであり、結論としては、タイトルに反して、
「AIの思考が今後どんなに人間に優越することになっても、私たちは考えることをやめてはいけない」
と、思考からの逃走に警鐘を鳴らす。
凡そ、予想のついた内容ではあるが、日ごろから若い学生たちと多く接している教授という立場から、なぜ昨今の学生は考えることをしないのか、それは何に原因があるのかを、分かりやすく解き明かす筆致が見事で、読みやすい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・コーディング(狭義のプログラミング)の教育 → いらない
プログラミング的思考(も含めた広義のプログラミング)の教育 → すごくいい
(13)
・プログラミングと前工程(26-7)
①お客の悩みを聞く
②悩みの本質を洞察、分析し、解決策を立案する
③解決策のうち、情報システムでやるべき部分を抽出する
④やるべきことのざっくりした設計図を作る
⑤ざっくりした設計図を、もうちょっと詳細な設計図や日本語(別に英語でもいいけど)による指示に細分化(ブレイクダウン)する
⑥それをさらに、コンピュータにとってちょうどよいサイズに細分化する
⑦適切なサイズになった指示は、日本語で書かれているだろうから、 -
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簡にして要を得たブロックチェーンの解説だった。数学的に難しいところを端折る具合がほどよいのだろう。
暗号資産のためにマイニング(暗号を解くことですかね)をどうのこうの、なんてニュースを聞くが、なぜマイニングをすることが必要なのかさっぱりわからなかった。この本を読んでだいたいの疑問は解けた気がする。誰でもかんたんに取引記録のブロックを書き足せるようだと仕組みとして成り立たないから、何らかのコストを払わせる仕掛けとしてマイニングが採用されているのかと。ただコストだけではマイニングをする人がいないから、もしビットコインであれば報酬としてビットコインそのものを払ってやる。なんというか自己参照的なとこ -
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フィンテック、クラウド、4G、5Gの話に始まり、通損、ネットワーク、インターフェースの形状の話
アルゴリズム、プログラミング、システム化
IOT、ブロックチェーン、AIによる機械学習、ディープラーニング、IT人材の育成
IT人材の育成は国がようやく、プログラミングを必修科目に入れたことで、論理的思考に繋がる学習ができるとのこと。ただ前提となる根拠や拠り所を持たないで、力を入れるというのは不安な感じがするので、情緒の育成とバランスよくやってもらいたい感じはします。
それらを浅く広く知ることが出来ました。解説も丁寧で、分かりやすく読みやすかったです。 -
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このような本を読んでいつも思うのだけど、子どもに本当にプログラミング教育をしていくのが正しいのかどうかって実際、プログラミングの考え方ってゲームをしてるだけで想像できるものでしょう。できない?
ただし、それと実際プログラミング思考が身につくのとは違う事だけど、本当に必要なことは電車の中でスマのゲームを抱えているような人間にはなるなよという事。
あれだけ、虜にするゲームの作り手になりなさいという事、だとすればプログラムもプログラム思考も関係なくなってくるわけでしょう。要はそれだけ夢中にさせる中毒性のあるものを少ない人数で(できれば一人で)考え出すことが主になると思うのだけど、無論それが -
Posted by ブクログ
ネタバレ雑誌で、文系向けの本としておススメされていたのを見て購入。著者の岡島裕史氏は、中央大学の准教授で、富士総研にいたことも。
感想。
難しいことを、平易な言葉で、わかりやすい文章に置き換えてくれている(プログラミングか)。好きな文章。
後半のプログラミング教育に関する議論には、あまり関心を抱けず。
備忘録。
・ITコンサルのやる上流工程、SE、プログラマーの違いが初めてわかりました。
・上流工程:悩みを聞く→解決策を立案する→システムで対応するところを抽出→ざっくりした設計図作成
・SEがやるところ:詳細な設計図の作成→設計図を具体的な指示に細分化
・プログラマー:指示をコンピュータが理解で