山中ヒコのレビュー一覧

  • 王子様と灰色の日々(1)

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    最初表紙を見て女装男子の物語かと思いきや主人公は女の子だし、普通の少女漫画かと思って読んでたら色々と複雑だった。なんていうかヒロインが可哀想すぎ。けどハッピーエンドで良かった。全4巻!

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    2014年11月06日
  • 新装版 森文大学男子寮物語

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    ホモの本だと思って買ったら、ほもじゃなかった(笑)
    後半の、友だちが欲しかった男の子の話と、諦めてしまっていた男の子の話はすきです!
    同棲気になる!フゥー!

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    2014年11月04日
  • 死にたがりと雲雀(1)

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    雲雀の細い脚…あの細い足を踏ん張る様に朽木と同じ気持ちになってしまう、それだけで十分な作品。丁度、風野真知雄さんの根岸奉行シリーズにハマっている事もあり、江戸の町の風景が絵で見れる、と言う個人的な楽しみもあり、とても好きになってしまったこの作品。
    雲雀の運命に「可哀想…いじらしい」と思うだけでも読めると思うが、照れた無邪気な笑顔とか、越棒に負けまいとする無表情とか、山中ヒコの絵の魅力を存分に味わえると言う意味でも凄く好きだ。繰り返し読み返したくなる…訳あり朽木の正体も気になってしょうがない。

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    2014年07月25日
  • 死にたがりと雲雀(1)

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    優しいやさしい、本当に優しい物語だった。人情って言葉がぴったりくるような、こういう温かみのある話は読んでいて幸せになる。

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    2014年05月21日
  • 丸角屋の嫁とり

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    表題作は前半、後半「新しい武器」はシステム屋の話。
    嫁取りの方は普通にいい話だったなぁ。ちょんまげだけど……。
    武器の方は(何で”武器”なんだろ?)、何かの間違いでシステム部門に配属されてしまった素人の新人君と、その世話を焼く先輩(潔癖)の話。そんなにスゴい盛り上がりや事件はないのだけれど、良かった。同僚視点が上手にちょこっと入ったり。同僚エピとか本題やBLと関係ないのだけれどすんなり受け入れてしまうのは、ドラマの作り方がうまいからだろうか。普通なのに良かったなぁ。

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    2014年03月06日
  • 初恋の70%は、

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    ネタバレ

    山中ヒコさんを初めて読んだコミックスがあまり好みではなくて、でも高評価が気になって「エンドゲーム」を読んで打ち抜かれました。あの話はすご過ぎた!
    そして、三冊目がこの本でした。
    表題作よりも、先輩の片想いをずっと見守っていた話の方が切なくて好きです。名前も知らない片想いっていいなあ。

    ですが、表題作の
    「………嬉しい……!!オレの好きな男が女子共に嫌われていく……!!」って台詞が何故かツボにはいって、思い出してはにやにやしてしまいます。
    分かる、そういうの分かるよ!
    皆が嫌っても、自分だけが好きならいいのです。
    奇跡のような、そうでもないような、ハッピーエンドでよかったね、春日部くん。

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    2014年02月11日
  • 王子と小鳥

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    受けが普通にあざといのがなんとも…。でもお話しの構成力はすごいよな、と。萌えのツボがわかってらっしゃる…。人生悟りきった薄幸なアラブ王子×日本人大学生
    攻めは第一王子の兄に奪われる前に、大切なものを壊すようになってしまうが、それでもお前を壊すわけにはいかない、と受けを日本に逃がしてもらう。その後の話が読みたいです…。日本滞在ラブラブ記で…。

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    2017年10月01日
  • 丸角屋の嫁とり

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    多くは語らぬ江戸っ子の秘めた恋情。一度だけでも惚れた相手と肌を触れ合わせたいっつうのはいつの世も常でしょう。男だとカミングアウトしても、構わず襲いかかるオスぶりはBL界の貴族だよ。後日談の弟目線は、二人の信頼度とか色々垣間見えて胸きゅんでした。

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    2013年12月25日
  • 王子様と灰色の日々(1)

    購入済み

    わ、お宝発見〜!

    重いのにゆる〜い空気感のBL「エンドゲーム」も良かったんですが本作もまた良かったぁ。序盤の「ええ〜?!」って急激な展開はどーだろねって感じでしたが、そこスルーしちゃえば個人の意識は不要の微妙な立場の敦子の心情にギュッと切なくなっちゃう。最後の最後まで遼って冷て〜ぇと思っていましたが、ワタクシが間違っておりました(笑)4巻後半では目頭ジーンです、感動的。

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    2013年12月22日
  • 王子様と灰色の日々(4)

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    ネタバレ

    思ったよりあっさりすっきりとまとめてくれました。
    結局正しいこと、やらなきゃいめないことは初めから一つで、敦子のおかげでみんなが前に進めたっていう!敦子が本当に良い子でいじらしくて。立派だと思う。手紙にもうるっときた(ノД`)
    りょうもなんだかんだいい奴。じゃなきゃあんなに面倒見良くないもんな。
    最後の幸せそうな二人にほのぼのしました。いい作品でした。

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    2013年12月01日
  • 王子様と灰色の日々(4)

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    何だか幸せな気分。「ありがとう」「おかえり」。誰かに見守られたり、誰かを守ったり。そんな普通のことにすごく心を震わせている主人公たちに愛おしさを感じる。

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    2013年11月21日
  • 王子様と灰色の日々(4)

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    ネタバレ

    なんだかバタバタ終わった感じだけど、
    ヒロインが報われてるからいいのかな?と。

    afterwardの至の遼についてのモノローグがとても好きです。

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    2013年11月10日
  • 王子様と灰色の日々(4)

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    やっと…やっとがんばり屋の敦子が報われて良かった(゜ノ∀`゜)そして遼は究極のツンデレwラストに敦子から優しくされた時の笑顔が可愛かったー

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    2013年11月08日
  • 王子様と灰色の日々(3)

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    至…好きかってばかりして誰にでも言いたい放題なのに人から好かれるタイプなんだなー安西家の王子様もなんだかんだでww

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    2013年11月08日
  • 真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫

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    登場人物達は相も変わらず変態ばかりですが(笑)
    しかし、児童虐待とか、なさぬ仲の母子の葛藤とか、グッと話の内容は重たく。このシリーズ、最初はキャラで読ませる話の様にも見えたのですが、どうしてどうして。変態達とシリアスな内容が上手く融合しています。
    とても重い話ですが、暗いばかりでは無く。
    正に「真夜中のパン屋さん」のタイトルの如く、闇夜の中に明るい灯をともした美味しく暖かいパン屋さんがあるという感じのする作品でした。

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    2016年06月19日
  • 500年の営み

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    まさに珠玉の一冊
    今まで、アンドロイドや冷凍保存、といったキーワードでSF苦手な私は避けていた本です。このたびご縁がありまして、手元に届いたんですが、読み終わって激しく後悔・・・・「もっと早く読んでおけば良かった~」とても悲しく、優しいお話でした。

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    2013年09月03日
  • 王子様と灰色の日々(4)

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    ネタバレ

    最終巻。あれだけ周りに迷惑かけた至が、何も失うことなく簡単にすべてを取り戻しちゃったことは納得いかないけど、すべて終わった後の敦子が可愛くなってて、遼も穏やかに笑うようになって、それで敦子が幸せならもういいかなって思った。

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    2014年03月17日
  • 王子様と灰色の日々(3)

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    少女マンガだとリアリティのなさや、みんなが誰かとくっつく設定や、ありがちシチュエーションなどにうえぇ……となってしまいがちなのだが、これはよかった。男装や入れ替わりという王道設定にもかかわらず……!胸キュン!!

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    2013年08月21日
  • 王子様と灰色の日々(4)

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    自分の内側から湧き出る感情を、受け止めてくれる誰かがいるという幸せ。
    それを叶う限り柔らかく伝えたいと願う優しさ。
    それが巡り巡って自分に還ってくる奇跡。

    最後が綺麗にまとまり過ぎていて、自分的最大の魅せ場が元服式の敦子の勇姿だった。 あんな立場になってもバイトをやりきった、責任感の強い頑張り屋の敦子。
    精一杯虚勢を張ってみせたあの子の内側が繊細で思い遣りと優しさに充ちたままで、読んでいてとても救われた。 決して楽なシンデレラストーリーじゃないけど、幸せを掴み取った敦子には、その権利があると素直に思える。

    最後の描きおろし(かな?)、とても温かい気持ちになった。
    人は、誰かに与えられるだけ

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    2013年08月07日
  • 500年の営み

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    変わらないものはないんだな、と強く思わされた作品。

    冷凍保存され、目覚めた世界は変わり果てた250年後の世界で。
    人の営みも、社会も、命の摂理すらも変わっていた。
    人間という生命体が生きる中で、アンドロイドが作られ、常用され、世界は変化し続ける。
    でも人間は違う。
    切り取った幸福を、出来るだけ永らえるために、止まることを選んだ。
    果たしてそこに人間らしさはあるのか。

    作中の最後、とらと光は止まることを選んだ。
    彼らを取り巻く世界は変わり続けるが、彼らはそこから動くのを止めてしまう。
    それが500年の営みの中で、やっと見付けた答えであり、人間くささのなくなった世界で、何よりも人間臭い生き方な

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    2013年06月25日