山中ヒコのレビュー一覧
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表紙のとおり【遼の巻】な3巻。 ストーリー的な進展はないけど、遼の「至を思う気持ち」とか「敦子に対する態度」とか、言葉とは裏腹な彼の本心がじっくり表れていた。
一番胸がギューッとなったのは、パーティーでの女の子との会話で遼が「はじめての衝動なら、その気持ちを大事にしてさしあげなければ駄目」と言われて取った行動が、敦子を成金王子から助ける事だったこと…。 きっとあれは、遼が生まれはじめて至よりも自分の感情を大切にした瞬間。 それが敦子に関する行動だったのが、この物語の中で凄く救いな気がする。
登場人物には嫌なヤツもいるけど、でも敦子は確実に「人の温かさ」を感じ始めている。 乃木家の渋沢に優しく -
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交通事故で母を亡くした孤児×義理の父の話。
ヒコさんのほの暗いテイストの話がとても好き。 この作品も重いけど、透も克哉も可愛くてほのぼのする。 悲しみを抱きしめている人の切ない笑顔がとても良い(´・ω・`)
長い間一緒に居たから、克哉の気持ちは恋なのか私にはわからない。 もっと深くて名前を付けられない唯一の感情な気がする。 透の気持ちは1巻だとわからないけど、「この世で一番あの子が大事だ」って言葉がすべてなんだろう。
お互いの事を自分より大切にする2人がみていて切ないけど「なんて幸せなんだろう」とも思う。 答えを出そうとすると難しいけど、目の前にあるモノがすべて。 -
Posted by ブクログ
ネタバレずうっっっと気になってはいたのですが、アラブ・ショタといった雰囲気の表紙で遠巻きにしてました。苦手なんだもんショタ。だけど、今回思い切って購入。
なんでもっと早くに読んでいなかったんだろう・・・ホント良かったです。
CPはアラブ王子×貧乏大学生。これってショタじゃなかったんですね(笑)むしろ王子の方が年下という・・・びっくり。
借金のカタにオークションで売り飛ばされて、この王子に奴隷として買われるという話。
すぐにいたしちゃうのかなーと思っていたのですが、王子が凄くいい人で。プラトニックな付き合いだったw
結構切なくて胸キュン。一見の価値ありです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ同人時代からスキだった作家さんの作品ということで、
ワクワクしながら手に取りました^^
事故で親を失った克哉が、紆余曲折を経てともに暮らすようになった親代わりの青年・透に恋をしていく過程が丁寧に描かれています。
私が大好きだった言葉の入れ方もトーン使いも相変わらずで、もうそれだけで★5つあげちゃいたいくらい!笑
親の死はじつは事故によるものではなくひきにげで、その犯人が透かもしれないという事実をしった克哉の、しあわせだった透との生活がこわれていくようなきもち、心の揺れが、こちらの胸に入り込んできて、いつのまにか克哉になってストーリーに入り込んでいる自分がいます。
個人的に、ラストに向