波津彬子のレビュー一覧
-
祖母が残した着物を処分しようとしたら、不思議なふるぎぬやに導かれて…。
着物にまつわる因縁の短編集。
例によって(ww)店主は、めっちゃいい男です。
雨柳堂より、年がいってるので私的はこちらの方が…。
雨柳堂もそうだけど、物にはそれぞれ作った人使った人の思いがあって、その思いの一...続きを読むPosted by ブクログ -
祖母が残した着物を処分しようとしたら、不思議なふるぎぬやに導かれて…。
着物にまつわる因縁の短編集。
例によって(ww)店主は、めっちゃいい男です。
雨柳堂より、年がいってるので私的はこちらの方が…。
雨柳堂もそうだけど、物にはそれぞれ作った人使った人の思いがあって、その思いの一...続きを読むPosted by ブクログ -
波津彬子さんらしい空気の漂う1冊でした。
主人公は同じ方が描かれている「幽霊宿の主人」を思い出しました。
みいちゃんの話とネコマ様のお話が好みかな。
前者は今市子さんのうす紅色の女を思い出したり。
浮気された女性の心情って複雑だなぁ。
後者は凛とした年配の女性が素敵でした。Posted by ブクログ -
中国骨董をめぐる謎の美女の物語。
美女と会った少年は成長する。が、美女はそのままの姿で現れ…。
舞台が、イギリスであるという意味が深いのかなと思った。
よーするに、妖精をはじめとする人外のものに対して度量が深い? イメージがあるからね。
ともあれ、全編を通じてあるのは、物を、人を愛する...続きを読むPosted by ブクログ -
完結。
結びも綺麗でした。
バルフォア家の幽霊
ガートルードの縁談
オブライエン氏の憂鬱
リンジーの困りごと
アデルの夢
ジェイムズ・ダフ・ダフの鳥籠
別れPosted by ブクログ -
従兄につれて行かれた屋敷であったのは、チャイナドレスを着た金髪碧眼の美女だった。
古き良き時代のイギリスを舞台にした、ファムファタールと中国骨董の連作。
物は、ただの物ではなく、想いのあり様なのだと、思う。
ようするに、イギリスに流れてきている中国骨董が、正しくない扱いをされてるところに、...続きを読むPosted by ブクログ -
波津先生なので
勿論絵も綺麗でお話も綺麗で満足はしているのですが、
タイトルになってるレディ・シノワズリは、
やっぱり波津先生なので、
濃ゆさのあるキャラでは全然無く
では、ほわ~んと幻想的な存在かと言うと
そうでもなく
存在感があるわけでも無いわけでも無いので
タイトルロールとして読むと、...続きを読むPosted by ブクログ