波津彬子のレビュー一覧
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しばらく欧風?王宮ファンタジー系ばかり読んでいたせいか、とても新鮮で、同時に懐かしい感じがしました。
着物を巡る人と人でないもの?の出会いとか想い出とか...日本にも良いものがあったし、今もそういうものを大切にしている人がいるんだなぁ...。 -
良い意味で煙にまかれた気分になるお話。
繊細で儚気な絵柄が魅力の作者様の幻惑詰まってます。
ああ、これは主要人物全て人じゃないんだろうな…からの現実に戻る最期がまた良い意味で煙に。
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まぼろし?を見るとテキトーな言い訳を
取ってつける人がいるのですが
子供に尻尾が…
今時の子供はしっぽぐらいあるよね
無害でテキトー感のあるこのキャラが好きです
表紙の絵柄からしてわたしには
既に魅力的な本に見えます
アンティークで八重桜(?)
黒の羽織に表は雀、
羽裏はな...続きを読む -
波津彬子の漫画はほんとに切ないものが多い。
この本も舞台は古いものだがいつでもあり得る人の心の葛藤を多くえがいている。
最後があとに続かないのが痛く残念。貞節という言葉が美徳だった時代にタイムスリップしたいかたにおすすめ。バリバリ働くキャリアウーマンじゃなくてもりんとした女性もいるのが、うれしく実感...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、波津彬子先生を知りました。ハマっています。このふるぎぬや〜から過去作を読み漁っている最中です。とにかく、世界観が素敵で、絵も合っています!
ファンタジーでも、ほんの少しだけブラックというか…でもほんのちょっとですけど。これからも読んでいくつもりです。主人公のロマンス的なものも入ってくるのかな...続きを読む -
空気感が違うんですよね。その時代を生きている人にしか描けない何か。それも、良い意味で。その何かが描かれている作品だと思います。
今を生きる私が言葉にするとレトロになるのでしょうけど、この当時はリアルだったのだろうと思います。 -
キャロラインの変わった性格が大人になって知性をさらに加えて。っていいですね。そしてロマンスも。最後は大団円となりましたが、本当はもっと連載を続けてほしかったです…。
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ゾクゾクする怪談話ではありませんが(そんなんだったらむしろ好きではない)、不思議な雰囲気に惹かれて一時別の世界にいるような感覚を味わえます。こういうの好き。キャロラインお嬢様が今後どのように成長していくのか楽しみです。
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夢見る好奇心の塊の少女が、自力でしたいことを見つけ、
成長して恋も自分で見つける。そんな機会に恵まれるお嬢様のいない時代の
お嬢様のお話、綺麗な完結です。 -
残念な最終巻。
ハッピーエンドや細かくて美しいはつワールドに酔いしれても、続きのない寂しさはぬぐえません。
くりかえしよむしかないのでしょう。
他の方の作品よりずっとクォリティが高くたのしみにしています。
また新たにこのイギリスものを書いてくださることを待ちたい。
ジーヴスや、ダウントン・アビー、み...続きを読むPosted by ブクログ