笠井あゆみのレビュー一覧
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昨今はやりのオメガバースがどうにもダメで、今回のタイトルと表紙からして、展開としては読めてはいたのですが、犬飼先生の書かれるものならいけるかも!と思い。結果、やっぱり子作り云々のところはダメでした…。
1巻から比べると、どのキャラも深みが増したなあと思いますが、やはり特に可畏は成長したなあと感慨深いです。1巻の彼だったら、海彦は血祭りにあげられていますよね、きっと。
欧州を手に入れ、アジアも手に入れた可畏が次に敵にするのは、北米とかでしょうか?このシリーズ、戦闘シーンが楽しみなので、今回はアクションはそこまで…だったので次巻に期待しています。
決して嫌いなわけではありませんが、個人的指向として、メインCPにはあまり興味が湧かないので、可畏の世界征服以外だと、どうしても蛟が気になります。今回も、彼は役得を得ようと思えば得られたのにそうせず、彼の健気さ不憫さはシリーズ中、群を抜いていると思うので、ぜひぜひ、ぜひぜひここから幸せになっていって欲しいです。 -
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沙野センセと笠井あゆみセンセの最強エロタッグ~!!手に取らずにはいられません。
まず表紙が素晴らしいです。ストーリーのエッセンスがギュギュっとつまってるイラストですよね。とっても3Pな予感しかしないです…スーツの顔が見切れてるのも良いです。
そして津雲の名前がステキでした。まさに王子様!こういうちょっと和むネタがあちこちに仕込まれていて、ダークになりがちなテーマなのにちょっと甘めな仕上がりになってるのがよかったです。
…そうなんです、けっこう刺激的なエロが満載で。
麻痺プレイとか!4P的な3Pとか!
ハイレベルなエロで、生死とか犯罪ギリギリな雰囲気すら漂っていて何だか色んな意味でドキドキさせられっぱなしでした。
人気アナウンサーの倉科が、実は誰にも言えない被虐系プレイに頼り切ってるとか、エロ設定がとてもダーク&ハードです。
そんな中、津雲王子のキャラがとてもポジティブで明るくて救われました。彼もまた抱えているものがあるのに、倉科のためなら頑張っちゃう大型ワンコなのです。仲間のまどかを助けようとする行動力もすごかったです。頼もしい王子さま。
彼なら倉科を助けられる、大丈夫と感じることができました。
彼のおかげでストーリーがとってもラブな感じに。
津雲の存在があったからこそ、倉科の魂が再生できたのだとつくづく思いました。二人でずっとラブラブで過ごしてほしいです。
「おこたでラブラブまったり」イラストが萌え。ニヤつきました! -
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ネタバレ▼あらすじ
若くして莫大な資産を築いた人生の成功者・音喜多だが、かつて想い人を亡くして以来、本気の恋情とは無縁に生きてきた。
そんなある日、音喜多は死別した相手と酷似した顔立ちの青年と出会う。
その青年・久嶋は、華奢で可憐な外見とは裏腹に、二十五歳にして博士号を三つ持ち、元FBIのアドバイザーという経歴を持つ天才だった。
彼に強く惹かれた音喜多は、側に居たい一心で行動を共にするが、天才ゆえ人の心が分からないという彼に、身体だけの関係を提案され―。
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★4.5
最初にこの本を手に取った時はBL小説にしては珍しいその大きさと分厚さから若干、取っ付き難さを感じていたのですが、いざ気合いを入れて読み始めてみるとなかなかどうして面白く、あっという間に読み切ってしまいました。
こちらの作品がどんな話なのか大まかに説明しますと、推理やサスペンスといった謎解きを中心にしたお話で、章ごとに何かしらの事件が起こります。
事件と言ってもそこまで重たいものではなく、ちょいちょい笑えるシーンも挟まっている為、適度に肩の力を抜いて楽しめます。
因みに事件を解決するのは久嶋なのですが、この久嶋というキャラクターがとっても変わっていて、私の経験上、初めて見るタイプの受けだな、と思いました。
あえて例えるなら、デス◯ートのエ◯でしょうか(笑)
見た目からは想像出来ないほどの天才っぷりや、つかみ所のない性格、誰に対しても常に敬語で喋るところや甘味が異常に好きな設定など、もしかしてエ◯をモデルにしたのでは?と思ってしまうほどイメージが被る点がちらほら……(笑)
一方、音喜多は金も地位も権力もあって欲しい物は苦労せず何でも手に入るような、まさに絵に描いたような“スーパー攻め様”なのですが、久嶋の心だけはどうしても手に入れられず、全編に渡ってやきもきしている様子が丁寧に描かれています(笑)
スーパー攻め様が受けに翻弄される姿は見ていて楽しく、特に最初の久嶋とお近付きになるべく練った音喜多の作戦がことごとく失敗するシーンは見ている此方が恥ずかしさを覚えるレベルで、ある意味とても印象に残りました(笑)
私は謎解き系のお話が好きなのでこの作品は最後まで大いに楽しめたのですが、幾つか不完全燃焼な点もあります。
それは、作中に散りばめられた多くの謎が謎のまま終わってしまっている事です。
特に久嶋がなかなか訳ありっぽいのですが、この巻では久嶋の過去は殆どと言っていいほど何も明かされません。
唯一分かっているのは、連続殺人犯に拉致監禁されていた時期があるというだけで、詳細は最後の最後まで分からずじまいです。
おまけに久嶋と音喜多の関係も最後まで進展せず、セフレ(?)のままです。
おそらくこれはシリーズものの第1巻に違いないと信じ込んでいた為、ラブ度が低くても謎が明かされなくても仕方が無いと本編を読み終えるまで大して気にせずにいたのですが、驚いた事にあとがきには続編があるとは一言も書かれていないのです…(^^;)
もしかしてこれで完結なんでしょうか…?
だとしたらかなり中途半端ですし、モヤモヤが残って当然だと思います。
個人的には、ここまで明らさまに多くの謎を残しておいて完結なんて有り得ないと思っていますし、続編の為の布石だとしか考えられないのですが…。
とにかく、これで終わりだなんて言わず是非とも続編を出して欲しいです。
文章力も高いですし、こんな面白い作品をここで終わらすなんて勿体ないですよ、先生! -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
借金を帳消しにしたければ、ある男を撃ってこい--。
闇金から逃れるため、不穏な取引を承諾した加持。
ところが目的の場所にいたのは、大学時代に別れた恋人で、二度と会いたくなかった男・湊だった!!
冷酷な極道に変貌した湊は、「撃たれて死ぬか土下座で許しを乞うか、どちらか選べ」と無情に告げ!?
裏社会に生きる極道と、堕ちた男の愛憎の果て──英田ワールドの原点、待望の文庫化!!
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★4.5
いやー…面白かったです。ただ、分かってたとは言え重たかった…!(^^;)
英田先生の作品は今まで外れた試しが無いので、ストーリーに関してはきっと問題なく楽しめるであろうと信じていたのですが、普段はあまあまな作品を好み、ヤクザものや重たいテーマを取り扱った作品とはすっかり疎遠になりかけていた私にとって英田先生のこの作品は少々ハードルが高く感じられ、買ったはいいものなかなか手が伸びず、結果、数ヶ月も読むのを先延ばしにしていました。
そして今回、ようやく意を決して本を開く運びとなった訳ですが…。
まぁー…、重かったですね。でも、文章力が高いのですらすら読めてしまいました。
まず、この作品は全部で6つのお話で構成されており、『すべてはこの夜に』と『春宵一刻』『優しい夜の中で』が主要CPである湊×加持のお話、『夏の花』と『春に降る雪』が別CPである武井×鈴原のお話、『青嵐』が別キャラ視点のお話となっております。
湊×加持のお話は初っ端からシリアスで、それこそ銃を突き付けるシーンや合意無しのセックスシーンなど、最初は全体的に緊迫した場面が多い印象でしたが、物語を読み進める内に二人の謎めいた過去が少しずつ明らかになっていき、最後は無事ハッピーエンドです。ポケットから手紙が出て来た事で全ての謎が明らかになる展開は若干都合の良さを感じましたが、加持が海に捨てた指輪を、湊が一人で必死に探すシーンはそれまでの湊のイメージを大きく覆すもので、非常に強く印象に残りました。
その後のシーンも激萌えで、湊が子供のようで凄く可愛かったです。
真実が明らかになるまでの湊は何を考えているのか分からず、正直、あまり良い印象は持てなかったのですが、最終的には愛情に飢えた不器用な男だという事が分かり、加持の前で号泣するシーンには胸を打たれました。因みに加持も、最初は弱々しげなキャラだったのに最後はDEADLOCKのユウトみたいな、どっしりと肝の据わった包容力の高い受けに変貌を遂げていて個人的には凄く好みなキャラでした。
だけどやっぱり、この作品は別CPである武井×鈴原のお話に全て持って行かれたような気がしてならないんですよね…。
それくらい、二人のお話が重たいのなんの…。
武井の過去のお話なので、鈴原が死んでしまうというのは分かってはいましたが、それでもやはり、深く落ち込まずにはいられませんでした。
だって、あんなに愛し合って幸せそうだったのに、たった4年間しか一緒に居られなかったなんて…。
ラストはあまりにも切な過ぎて、泣き出したいような、叫び出したいような気持ちでいっぱいでした。
最後に載っている『青嵐』が比較的明るめの話だったので読後感はそこまで悪くありませんが、私は読み終わってからも暫く落ち込みました。
なので、死ネタが苦手な人はちょっと注意が必要かもしれません。
因みにこちらの作品は2007年に発売された作品の新装版らしく、あとがきを読んで吃驚したのですが、『すべて〜』と『夏の花』は英田先生がプロになる前(!)に買いた作品なんだとか。
新装版になるにあたっての手直しも殆どしていないと聞いて、当時からこんなにもレベルが高かったのか…と改めて尊敬してしまいました。
武井の話が自分には辛過ぎたので読み返す事は無いかもしれませんが、読み応えは抜群なので他の人には凄くお勧めしたい作品の一つです。 -
購入済み
SFチックな執事モノ
沙野さんの相変わらず美しくもねちっこ〜いエロさと笠井さんの耽美な絵画が凄い良くマッチングしてますね、想像が掻き立てられるとゆーか3割り増しのリアル感とでも言いましょうか(笑)。お話はファンタジーですが純粋な初恋話、切なくエロくとっても楽しめました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
幼い頃に両親を強盗に殺害された過去を持ち、いまでは派遣会社の若き青年社長となった里村。その陰には、里村の身体を担保に、無利子の貸し付けを引き受けた金融ローン会社の社長・長谷の存在があった。里村の美貌と身体に魅せられ、取り引きを始めて半年──
ある夜、二人は政治家のパーティーを訪れる。そこで里村は、両親を殺害した犯人と思しき男と衝撃の再会を果たし…!?
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表紙の雰囲気とあらすじからして結構、重たい話なのかな?と思い覚悟を決めて読んだのですが、思ってたよりも読みやすいお話でした。
とりあえず、受けも攻めもまぁ〜大人げないこと大人げないこと(笑)
どっちも強気で負けず嫌いで意地っ張りで、「子供か!」っていう(笑)
そんな素直じゃない二人の攻防戦は見ていて面白かったですし、二人ともいつ本音を言うんだろう?と楽しみながら読んでいました。
ストーリーの方もサスペンス要素が入っている為、なかなか読み応えがあって面白かったのですが、幾つか残念な点があって、まず、犯人の件は長く引っ張った割に最後は「えっ、終わり!?」ってくらいあっさり片が付いてしまうのでやや不完全燃焼でした。
また、相手が犯人だという確証を得るべくこれまで積み重ねてきた苦労を自ら台無しにするような受けの向こう見ずな計画にも少しガッカリ。
だって普通、犯人だと確信している男の家に丸腰で上がり込みます??
家に上がり込んで追い詰めるのはまぁ良いとしても、丸腰はないと思うんですよねぇ…。
受けは説得すれば相手が自首すると思ってたみたいなので、本当に世間知らずの甘ちゃんなんだな…と思いました。
これじゃ命が幾つあっても足りないって…(笑)
案の定、逆上した犯人に追い詰められて絶体絶命のピンチに陥る受けですが、寸前のところで攻めを含む警官達に助けられ、その後、ようやく二人とも甘い感じになるんですね。この時の
「俺にしておけ。いろいろ不満はあるだろうが、俺はそう悪い物件じゃない。」
という攻めの傲慢な告白の端々にデレを感じて思わずキュンとしてしまいました。
(それでも相変わらず素直じゃなくて、受けに言い直しさせられてましたが 笑)
この後、攻めの家に受けがお持ち帰りされ、最後はめでたく恋人同士になりハッピーエンドです。犯人の処理の甘さには多少、不満を感じつつも読後感は悪くなく、思ってたより楽しめたので良かったです。
でも、まさか最後に剃毛プレイが待ち受けているとは思わなかったな…(笑)
因みに受けの浮気防止の為だそうで。攻めも意外と心配性みたいです(笑)
あとは脇キャラが良かったですね。青柳は作中でも特にキャラが立っていたので今後、スピンオフが出そうな予感。
お相手は野上でしょうが、挿絵で見た時に見た目が長谷とそっくりなので一瞬、「えっ!?」と頭が混乱しかけました。最早、兄弟レベル…(笑)
青柳は誘い受けらしいので、野上をどんな風にベッドに誘うのか気になるところ。
そんなこんなで脇キャラの活躍も含め、最後まで楽しめた作品でした。★は4.5で! -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
「僕の魔女―うんと苛めて可愛がって快薬の罰を与えよう」
大学生の司は目覚めると知らない部屋で、恋心を抱く浅葱に全裸に剥かれ愛撫されていた。浅葱は西洋史の准教授で魔女研究の第一人者、そして司は魔女の血を引く者。
三角木馬で張り型を咥えさせられ、乳首を摘ままれ、絶え間なく与えられる快楽。高まりすぎた愉悦に、司は浅葱の手に堕ちてしまう。浅葱の甘い罰に抗いたいのに抗えない…、自分の濡れた吐息と被虐に悦ぶ身体に、司は翻弄されて―!?
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三角木馬だなんて言うからSM寄りの結構ハードな内容なのかと思って読む前からちょっぴり怖じ気づいてたのですが、思ってたよりハードじゃなくて安心しました。
でも、代わりに吃驚するくらい最初から最後までヤッてます(笑)
適当にページを開いても抗確率でヤッてるシーンしか出て来ないし、当然、挿絵もほぼ裸です。とにかくエロシーン続きで、しかも一回一回のエロが割と濃厚なので読み始めて早々、少し飽きてしまいました(^^;)
それと、肝心なストーリーですが…何だろう、この微妙に納得出来ない感じ。
別に面白くない訳じゃないんですけど、何かが足りないような…。
実は読み終わった後にずーっとこの読後感の意味を考えていまして、世界観に上手く馴染めなかったし、テーマが魔女なのに舞台がヨーロッパじゃなかったのがいけなかったのな?と思ったのですが、その後で他の方のレビューに『ストーリーはあってないようなもの』と書かれているの発見し、「これだ!!」と思いました(笑)
現代日本を舞台にした上で、魔女は勿論、異端審問界だとか司祭だとかそういった設定に説得力を持たせるにはストーリーが浅過ぎてすんなりと物語の世界観に入り込む事が出来なかったのだと気が付きました。
思い返してみれば異端審問界のくだりは真面目なシーンなのに私にはギャグにしか見えなかったし、受けがピンチに陥って炎を出すシーンは「えぇ…^^;」って感じで若干付いて行けなかったような。
それもこれもエロ重視でストーリーが二の次になっており、ファンタジーものとしては中途半端だったから、納得出来なかったんだな…と。(辛口ですみません…;)
でも、悪魔だと思っていた攻めの正体が実は司祭だったという設定は予想を良い意味で裏切られて面白く感じましたし、プレイ内容はアレだけど受けに対して常に紳士的に接していたところは割と好印象だったかな。(それでも『黄昏の司祭』はギャグにしか見えなくて失笑してしまいましたが…)
これでエロをもう少し控えめにし、ストーリーに重きを置いていたら個人的にもっと楽しめていたんじゃないかな、と思いました。
ただ、先述したようにとにかくエロシーンはこれでもかというほど盛り込まれているので、ストーリーよりもエロを重視したい方にはオススメです。 -
Posted by ブクログ
「蠱蝶の殉情」に次ぐ和泉桂センセ×笠井あゆみセンセのタッグによる作品。今回は長編だったこともあって、読み応えもあり満足しました。
表紙がすごいです…!構図も大胆だけど、ネクタイで隠すのが見えてるよりもっとエロいのではないかとww
明治時代を背景に、咒禁師の楸と外法使い翡翠との妖術対峙を軸としたストーリーです。メインは楸と淫紋で操られる時雨の波乱に満ちた恋愛模様なんですが、かなりエロてんこ盛りでしたw
NTR&モブ姦と、一棒一穴主義者にはキツいものがありました…でも、これがあるからこそ萌えが増量したのもまた事実なんですよね~
時雨が傀儡になってる時のエロさと、普段の毒舌美人とのギャップがすごくよかったです。
楸もただかっこよくて優しいわけじゃなく、影の部分があるのがミステリアスです。昔は冷淡な男だったみたいで、現在の包容力ある男に変化したきっかけは何だったんでしょうね。
過去と言えば、翡翠も以前とではまったく別人のように変わっていて、そちらも気になるところです。
過去編とか、陣と翡翠とかで、ぜひスピンオフプリーズ! -
購入済み
これはイイですね!
ちょっとぞ〜っとさせられるところもありましたが、
たいそう笑えます。
作者さんが、いろいろ勉強されていらっしゃるところが伺えるのも良かったですね。
(偉そうにごめんなさい)
難癖つけるなら、まあ、都合良過ぎる展開がありすぎというところでしょうか。
読後感も非常に良かったです! -
Posted by ブクログ
表紙もエロ美麗なんですが、カラー口絵と扉絵にキュンときてしまいました。何とも言えない良いアングル。千尋が初めて馨の笛の音を聴いたシーンも挿絵にあって、重要シーンが美しく再現されていてため息モノです。
明治時代の遊郭もの。ディアプラス初作品ということで、あのルビー文庫みたいにカラーを変えるのかと思ってたら、いつもの残念忠犬ものでした…w
見てくれは隙なし完璧ハイスペック紳士なんだけど、蓋を開けたら馨まっしぐらでした…
間違いなく宮緒作品デフォルトの残念攻。
待てをがんばるけど、がんばり切れない。
千尋の片想いが周囲も親も公認ぽいのが、ちょっとほのぼのです。
願いはただ一つ!馨の下僕にひたすらなりたいだけというww
馨に認めてもらうために努力して勉学に励み、事業でもこれでもかというくらいの成功をおさめて財を成しているのはまあいいとして、とにかく下僕志願がハンパないです!下僕ライバルは、徹底的に駆逐撃退する番犬タイプ。
シリアスのはずなんだけど、「姫様、姫様」って斜め方向へ必死で頑張るイケメンには、いっぱい笑わせてもらいました。
その努力の甲斐もなく、自分の元へ来てくれない馨に想いをつのらせての濃厚Hシーンは、読みごたえたっぷり。
ちょっとHENTAI入ってるのが刺激的でよかったです。
緊縛プレイとか、出産プレイとか、マニアックでした。
そのハンカチに包むなよ~!!と思わずツッコみましたww
エロだけじゃなく、馨がどうして伯爵の嫡男から妓楼の男娼に堕ちたのか、どうして身受けを拒むのか…という情緒的な面も細やかに描写されていて、感情移入しやすかったです。
馨と薺との交流や、千尋を絶妙に御する浅見の苦労も読んでいて楽しかったところです。
「姫様っ!」とか、「ややこが…」とか、大げさな言い回しに恥ずかしくなりながらもwけっこう癖になりそうです……
エロ楽しく読めました。