笠井あゆみのレビュー一覧
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大好きな犬飼のの先生の作品で、読むのを楽しみにしていました。のの先生の書かれるお話には、いつも一本筋が通っていて、BLなんだけれども、ただのラブロマンスというよりかは、「お話」を書かれる姿勢がすごく好きです。
今回も、まさかのシンデレラが攻めという設定を、とても上手に使っていて、読みながら何度も、おーそう来るのかー!と楽しかったです。ただ虐げられるだけではないという彼の性格も、母から受け継いだ本好きという設定も、母の遺言の本当の意味も、とても素晴らしい伏線でした。
いわゆる近親相姦はそこまで気にならなかったのですが、ヴァリウスがあまりにも可哀想な最期を迎えたこと、継母への最後の仕打ちが少し -
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例によって例のごとく、笠井あゆみ先生のイラストが印象的で購入。
いろんなBL小説があって、いろんなイラストレーターさんがいらっしゃいますが、笠井先生が素晴らしいのは、イラストが美しいだけではなくて、小説の内容を表紙にまとめあげる技術がピカイチなところもあるんじゃないかと思います。
今回も、二人の立ち位置、表情なんかはもちろんのこと、ケーキやケーキの箱、オフィスの椅子や周りの本棚にも小説のエッセンスが詰め込まれていて、感動しました。
谷崎先生の小説はこれが初めてだったのですが、またしても、BLの世界とは広くて深いな…と唸ってしまいました。
男性同士の恋愛があって、そういうシーンもあるので、これ -
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ネタバレ太平洋戦争終戦後を舞台にした、没落華族もの。センセの時代ものは背景がきちんと描かれていて、独特の雰囲気と重厚感があって好きです。
戦後のどさくさに富裕層に成り上がった新華族出身の眞鍋と、没落した旧華族出身の千秋との再会ものでした。
結論から言うと、センセにしてはとてもあま~い部類に入る仕上がりになっていました。
眞鍋が想像していたよりすごく紳士でカッコよかったです。良い人だったので、どこで鬼畜に豹変するかと身構えてしまったけど最後までカッコよかったです(笑)
ずっと千秋視点で描かれていて、まあ千秋から見たら何か学生時代の恨みを晴らすためにやって来たとしか思えない男なので、誤解してしまいました -
ネタバレ 購入済み
☆2.5強(笑)
いや〜色々痛かった、ってゆーかシンランの扱いが不憫?粗雑?すぎてハピエンだけど思い返すとモヤモヤっとくる。。7年復讐のために憎む相手に体を許し続けるとかどんな拷問だよってゆー、ね。天遊も秘密持ちのまま終わっちゃうし、やっぱりモヤモヤっとくる。焦がれた妹の話やシンランの本意や天遊の立ち場など伏線引きっぱで回収されてないせいで何かすっきりしないお話でしたねぇ。
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表紙買い。初読み作家さんです。
見た目がチャラくて私生活もちょっとだらしない書道家の善。例によって笠井センセの描く攻はカッコいいです…!
そんな彼が伊織との合同書道展を目前に、雑用のアルバイトとして雇ったのが、根は良い子なんだけどどこか変わってる湊という20歳の男の子です。
書道家のサポートするにはちょっと使えないw
でも真面目に雑用をこなして、第一印象とは正反対に一生懸命な子なので、情が芽生えてしまった善の気持ちもわからなくもないです。
読み進めると、この美形なんだけどちょっとアホっ子?と危ぶまれていた湊の挙動不審には、暗い理由があったことがわかってきて胸がしめつけられました。
いいストー -
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攻め:智明
受け:夏生
幼なじみの2つ年上の智明と付かず離れずの関係のまま過ごしている夏生。
夏生は高校生の時に交通事故で脚を僅かに引きずる生活をしている。両親も相次いで早くに亡くなったので、向かいに住んでる智明と母親が懇意にしてくれていて、、、。
かわい先生のこのゆるりとした感覚の二人の関係性の話は嫌いではない。嫌いではないけど、この二人はほんと、進展しなかった。受け、攻めの一人称が少なかったせいもあるけど、とにかく二人の気持ちが見えない。途中からなんとなく受けである夏生の気持ちは見えてきたものの攻めの智明がはぐらかすものだから、受けと一緒になってイライラしました(笑)
結局、受け