半村良のレビュー一覧

  • マンガ 続戦国自衛隊9

    購入済み

    ここで終わり?

    確か
    島原の乱までマンガがあったはずだが。

    #アツい #切ない

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    2025年11月12日
  • 石の血脈

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    伝奇小説、特に伝奇SF好きを公言するのは気恥ずかしい。でも好きなもんは仕様がない。この作品を十代で読んだ時のワクワクと興奮(色んな意味で)は忘れられない。

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    2025年10月23日
  • 戦国自衛隊 (1)

    無料版購入済み

    信長の顔がチャールズブロンソン

    森秀樹節が冴え渡る、名作空想科学小説の漫画化

    丸顔の自衛官の名前が十真戸という時点でこちらは小笑い
    自衛官があっという間に首を刎ね飛ばされ槍の穂先が口の中に突き入れられる無惨な殺され方で中笑い
    織田信長の顔がチャールズ・ブロンソンでもう大笑いである

    森秀樹先生が描く車両や銃器は実の格好良いので
    軍事要素のある劇画もまた描いて欲しい、かも知れない

    #笑える #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2025年09月20日
  • 完本 妖星伝(1)鬼道の巻・外道の巻

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    色々な考えがひっくり返った 生きることだったり地球のことだったり、ボクが幸せだ、心地よい、って思ってることももしかしたら…って感じで常識を揺さぶられた 結局地球があって、人間がいて、生活があってっていうものは取るに足らない問題なんだなって思った

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    2025年01月02日
  • マンガ 続戦国自衛隊1

    購入済み

    まさに名作!

    薬師丸ひろ子主演の映画で初めて見た名作。その後出演者が変わっても毎回見ている。漫画版がある事は初めて知った。

    #感動する #アツい

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    2024年06月06日
  • マンガ 続戦国自衛隊1

    匿名

    購入済み

    1974年に発刊された半村良「戦国自衛隊」の作画を務めた作者によるオリジナル作品、らしい。

    前作を越える…までは行かなくても、二番煎じで終わらないで欲しいと思う。

    昭和の劇画を彷彿とさせる画風がストーリーにマッチしている。

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    2024年02月24日
  • 半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編

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    『怪談桜橋』が素晴らしい。千鳥足で桜橋を歩く主人公はもんぺ姿の女とすれ違う。突然周りは火の海となり、1945年3月9日の空襲だと気づく。幼い頃の記憶を頼りに女を安全な場所へ避難させようとするが…。

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    2023年09月27日
  • 晴れた空1巻

    購入済み

    たくましいなあ

    戦後混乱期を戦災孤児たちがどのように過ごしていたのか。生きるために盗みをしなくてはいけない。そんな荒んだ環境の中でも人を思いやる心を忘れないでいる。なんやかんやで人間賛歌の素晴らしい作品です。

    #深い #タメになる #笑える

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    2022年12月24日
  • 雨やどり

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    バーテンの仙田を主人公に新宿の夜の世界に生きる人々の人情話による短編連作。プロに対してこういう言い方は大変失礼なのだが、本当に小説が上手い作家だなぁというのが率直な感想。文章に安心感、落ち着きのようなものがあり、それがまた描かれる夜の世界の人間模様にぴったり合っている。作者は作家になるまでバーテンを含めいろんな職業を経験されたそうだが、この小説はその経験の中で常にアンテナを張り人間観察を続けた賜物ではないだろうか。

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    2022年10月26日
  • 軍靴の響き 1

    購入済み

    70年代の感覚

    マッチポンプで東南アジアでの油田確保のために自衛隊を派兵してゲリラと戦わせて国内では自衛隊を国軍にする動きを止める動きがあってこれが正義の味方というのは烏賊にも70年代の感覚かなあ。現代では問題は極東であり侵略者は日本ではないと状況は全然違いますからね。現代の読者にはちょっと同意出来ないんじゃないかと思いました。

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    2020年01月02日
  • 雨やどり

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    直木賞作品の表題作を含む8編の連絡短編集。第1話の「おさせ伝説」を読むと、さすが「戦国自衛隊」の作者だけあってSF的作品が連なるのかと思いきや、残りは昭和の古き良き新宿を舞台にした酒と人情の世界を描いた作品ばかり。

    どの短編にも登場するのがベテランバーテンの仙田。彼が主人公や狂言回しとなり、様々な新宿の夜の顔を紹介する。

    ちなみに、作者曰くバーやクラブ、キャバレー、スナックに違いはないとのこと。その店が名乗れば、それはバーとなり、スナックとなる。こうした境界のない混沌した世界を、住民たちは堪能する。

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    2019年06月18日
  • 楽園伝説

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    この発想はすごい。感服した。最初はサラリーマンなら誰でも感じている抑圧からの解放感で一気に心を掴み、ありふれた日常に秘密結社の緊張感を覚え…クライマックスの衝撃的なオチ。しかもその発想は合理的で、ないとは言えないという。すごいなぁ。

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    2018年02月12日
  • 産霊山秘録

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    本能寺の変、関ヶ原、幕末、太平洋戦争と、約400年もの時をまたぐなんとも壮大な伝奇SF。
    「ヒ」というサイキック忍者一族が、日本(世界)の歴史を動かしていたという設定が、多くの伏線を回収し、別の意図を浮かび上がらせていくさまは痛快。
    下の巻、鼠小僧の「江戸地底城」と坂本龍馬の「幕末怪刀陣」が好み。

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    2017年05月23日
  • 飛雲城伝説

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    何度か再読。単行本で読み、未完が決定した講談社文庫完全版を読んで評価が上がった。未完になってしまったというより未完にさせちゃえwみたいな演出。

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    2017年03月05日
  • 完本 妖星伝(1)鬼道の巻・外道の巻

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    半村良師匠の妖星伝を手に入れて読んだのは学生の時で講談社文庫だった。
    勿論6巻の人道の巻まで読み切り結末は栗山の寿命が尽きお幾が看取ることで終わりかと平易な舞台に安心していた。
    後に講談社文庫を処分し単行本を揃えエッセイ集「げたばき物語」で妖星伝完結編についての一文を読み6巻の先を模索していたことを言及していたことに驚いた。エッセイ集の対談で御本人は「俺は終わったつもり。担当が最終巻の告知を出したから構想を明かした」と相手に語っていた。
    まさか18年後、小説現代で完結編が連載され、魔道の巻が発売されることになろうとは…
    天文書の様な7巻を読み、各氏との対談を読み、やがて祥伝社文庫の「完本 妖星

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    2017年04月16日
  • 雨やどり

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    新宿。Bar。男女の間で揺れ動く心の機微。
    都会の喧騒の中で、実は人情深い登場人物たち。
    飲食提供店の内部事情も見え隠れしていて、興味深い。

    この作品が直木賞を受賞したのは、40年以上前だが、今も尚、面白い。
    舞台となっている1970年代の新宿。
    その人情風情が、現在も残っていることを願う。

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    2016年08月13日
  • 雨やどり

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    表題作は今から40年前の直木賞受賞作らしい。半村良の伝奇SFを好んで読んでいた時代があったが、まだ若かった故に、本作のようなオトナの世界を描いた作品には手を出さなかった。まあ、あの時代に読んでとしても面白さは解らなかったと思う。

    何とも良い雰囲気を醸し出している連作短篇集である。新宿の歌舞伎町でバーのオーナー兼バーテンダーの仙田を中心に様々な人間模様が描かれる。

    最初の短篇『おさせ伝説』はエロチックな伝説SFのような結末で、この作品全体がこのトーンで進むのかと思ったら、『ふたり』からしっかりとオトナの世界が描かれる。やはり、表題作の『雨やどり』が絶品。ラストに見せた男らしい未練の描写はなか

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    2016年05月31日
  • 石の血脈

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    この表紙じゃないんだよなあ。角川の横溝正史と半村良の素晴らしい表紙はもっと評価されるべきだと思う。

    さて、長いし内容も重いんだけど、これぞ半村良の集大成というべき作品だ。100mを6秒台で走る謎のミイラ人間、暗殺教団とアトランティスから続く巨石信仰。

    その辺でしばらくスタックされ、退屈な話で終わるのかと思いきや、古今東西の政財界を牛耳る謎の集団、古代ヨーロッパの石像が出てくる意味、世界各国の吸血鬼伝説に奇病に伝播メカニズムと、てんこ盛りの上のてんこ盛りで、良い意味で半村良らしい展開となる。幕切れもよくあるコンパクトなオチになっていないあたり、非常に良い。

    全般に、知識をこれでもかと登場人

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    2016年06月26日
  • 石の血脈

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    昔の日本SF、特にこの半村良や小松左京の作品には、面白ければ何でもありだ、面白い奴の勝ちなんだ、というようなある種批評を無効化させてしまう強さがある(山田風太郎もそうですね)。

    きっと物語を信頼していたんだなぁ。
    クーンツとか好きな人はたぶん気に入るはず。

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    2014年10月05日
  • 能登怪異譚

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    能登の言葉?
    最初、とっつきが悪かったんですが、すぐに気にならなくなって。

    短編集って沢山読むと、「あれ?この話、どんなのだっけ?」
    ということがよくありますが(え?私だけ?)これは忘れられない
    話のオンパレードです・・・とここまで書いて、ふと思った。
    翻訳ものを読むことが多いのですが、原題と邦題が違うものが
    かなりあります。ひょっとすると、その邦題が今ひとつなのかも。

    登場人物たち自身は淡々と生きているだけで怖い思いを
    していない話って、こちらの怖さは倍増しますねー。

    ■箪笥 
    なんで箪笥の上にいるのかわかんないのが怖いっ
    しかもね・・・

    ■蛞蝓 
    ナメクジと言えば塩。でもこの、蔵で

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    2014年10月05日