福永令三のレビュー一覧
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緑沢みたいな場所が、日本中あちこちに実際あるんだろうな…と思わされます。池のコイたちや、道端の野草をみて、シアワセとか、大切とか、そういうことを考えられるヒトが、増えてほしいです。
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子供の頃に何度も読んで、本棚ごといつのまにか親に処分されていたけど、最近古本屋で再会しました。
お互いを思うスミレと石たちの話が痛いほど胸に迫って、ぼろぼろ涙が出て止まりませんでした。
児童向けと思って外で読むんじゃなかった。
恐ろしくも哀れな月や、その勇気に心の中で一生懸命応援してしまう風の子。...続きを読むPosted by ブクログ -
ありのままの自分でいるということ。
欠点をなくしていくことが素敵な人になるわけではない。
じぶんらしくいられる場所とはPosted by ブクログ -
手元に置いておきたい一冊。
子どもの頃から好きで何度も読んだ。
大人になっても良い作品。
くれよん王国シリーズは子供向け、として書いていない。
自然破壊や人間、とは、深く深く物語として描いていく。
いや〜いろんな人に読んで欲しい一冊。Posted by ブクログ -
小学校3年生ごろに初めて出会い、それから折に触れて読み返してきました。
いま40歳を目前にして読み返し、ふたたび感動しています。
福永令三先生にも、三木由記子先生にも、お礼を言いたい気持ちです。
昨今、多様性の大切さが叫ばれていますが、この本にはそのことが自然なかたちで描かれています。
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昔、クレヨン王国の12カ月を読んで 数十年ぶりに新12カ月の旅を読みました。
前作も今作も人には 色んな癖やマイナス面もあるけど それが人なんだな…と改めて感じました。素敵な本です。 -
子どもの頃に読んだ本。クレヨン王国のシリーズが好きだったように記憶しているが、内容は覚えていない。ただ、この本に出てくる、かいだんの話だけ今も覚えている。小さい頃から本が好きで、と誰かに話す時にふと思い出す。Posted by ブクログ
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16つの話に分かれていて、しゅじんこうのユカは、ふしぎなクレヨン王国にまよいこんでしまいました。ユカは、ぶじ帰られるのか?Posted by ブクログ
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福永先生と、ハトのブースケ、金魚のA金先生。
そして、オッタマジャクシィ。
面白い。
福永先生、面白い。
ミュージカルにしてくれないかしら。
だれか。
お願いします。
親子で参加してつくる、市民ミュージカルとか。
読み終わりました。
電車の中で読んでたんですが、泣きそうになって・・・。
これは...続きを読むPosted by ブクログ -
やはり面白かった。
テンポの良い展開。一つ一つ様子の違う12の町。
そこで起こる出来事やその場でのやりとりが面白かった。
最後の場面では、ハッピーエンドだとわかっていても、ドキドキハラハラしてしまった。
今の子たちには、知らないモノの名前や、想像しにくい描写がでてくるので、様々な絵本や簡単な児童...続きを読むPosted by ブクログ -
久々にpart1から8まで一気読み。
児童書は、読む年齢によって受け取り方が変わるとはよく言われますが、初読時がまゆみと同じ、中学受験を控えていた小6のころ。あれから10数年を経て、いろいろと言いたいことが増えてしまった(中盤から三郎さんあまり役に立ってない!とか…)のは、今の私がまっすぐにクレヨン...続きを読むPosted by ブクログ -
子どもの頃は「クレヨン王国の十二か月」が好きすぎて、ユカちゃんやシルバー王妃が登場しない上に知らない植物の名前が多すぎてあまり面白いと思えなかった。
けれど何となくずっと気になってはいたので、今改めて読んでみたら、とても素晴らしい作品だった。
三木さんの挿絵もあってとても愛らしい印象だけれど、自然破...続きを読むPosted by ブクログ -
子どもの頃大好きで何度も読み返した本。
高校生の頃に大人にならなくちゃと手放してしまったけれど、手放してすぐに後悔した。
ずっと思い続けていたけれどこのほどようやく中古で再購入。
いい大人になっても面白くて、やっぱりシルバー王妃が大好きだった。
シリーズの中でも一番好きな作品。Posted by ブクログ -
クレヨン王国シリーズは大好きで、かなり長いことシリーズを追っていました。人間だけの視点なく、自然界から見た人間というのがとても印象的です。Posted by ブクログ
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小学生の頃に買ったシリーズその2(再購入しましたが)
実は、こっちの話のほうが好きだったりする。
原作者さんのご冥福をお祈りします。Posted by ブクログ -
主人公のノブオは、学校でも、家庭でも居場所がない。担任なんて、ノブオの気持ちなんて全くわかってくれない。そういうささくれ立った心のノブオが迷い込んだクレヨン王国。フクロウ隊長が見つめるノブオのひび割れそうな心が痛々しく、自分のことのように悲しくて・・・。
けれど、クレヨン王国で「パトロール隊長」とし...続きを読むPosted by ブクログ -
色鮮やかなお話。月ごとの特徴をしっかり捉えてるところも素敵だと思ったが、必ず出てくる歌も素敵。是非リズムを付けたのを聞きたい。十二の悪い癖は大人でも心当たりのあるものもありシルバー王妃だけじゃないよ、と言いたくなった。Posted by ブクログ
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クレヨン王国のシルバー王妃と共に、12の町を旅する少女・ゆかの成長を描いた児童文学の名作。
大晦日の夜。
世界の光が、逃げた!
金色と光を司るクレヨン王国の王様。そんな彼が逃げ出したのは、お妃であるシルバー王妃が原因でした。
散らかしぐせ、お寝坊、嘘つき…美しい王女が抱えていた...続きを読むPosted by ブクログ -
Part1は好きなところが多すぎる。
最初にまゆみが着ていたピンクのカーディガンや、負け犬の詩、喇叭の音に驚いたシーンや、最後の一行の台詞まで。
「さいごまでしてはならないことはしたくない」と言った彼女の頑なで、幼くて、でもとても清らかなうつくしさにずっと憧れている。
自分が本物の子供だった頃から変...続きを読むPosted by ブクログ