あらすじ
楽しい夏休み、6年1組の24人は、箱根の芦ノ湖畔のロッジでにぎやかに合宿。ハイキングコースで、にわか雨におそわれた清太と麻美は、クレヨン王国の落としもの「水色大福」を発見します。大福の親になった2人は、王国の秘密を守りながら、クラスメートの幸子を誘拐した犯人さがしをすることに……。クレヨン王国シリーズ推理小説仕立ての10作め。
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Posted by ブクログ
娘に読ませたいがために、再び取り寄せ。これは名作ですよね。ミステリーであり、恋愛小説であり、親子の話であり。最後のところ、今読んでも胸に響く。自分の娘も色んなことに惑わされず本来自分のあるべき姿に育ててあげたいって思う。
Posted by ブクログ
再読⭐️
クレヨン王国シリーズの中で1番心に残っている一冊です。
小学生の頃の感動を今も感じられたことが嬉しい。
♪らしさ、らしさ ぼくのらしさは、なにらしさ♪
たくさんの経験をして1番のらしさを見つけて行く。
Posted by ブクログ
クレヨン王国シリーズ中で一番好きな作品。大人になって再読してみても、泣きそうになってしまった。クレヨンが落としてしまった水色大福を偶然拾い、芦ノ湖へ合宿に来ていた6年生の清太と麻美が大福・水太の両親となり、水太の本当の姿を探す物語。それと並行してクラスメイトが誘拐され、犯人の行方を追うというミステリー要素も加わり、小学生当時の私は手に汗握り読んだ。
小学6年生でもしっかり母性を目覚めさせ、母親として接する麻美と、父親といってもまだ子どもらしさが抜け切らない清太の性差が対照的。水太がとても可愛らしいのでそれだけでも読む価値あり。ミステリー部分については、児童書なのでツッコミ所は多々あれど、まぁご愛嬌ということで。
夏の間に読めて良かった。戦争ものが続き疲れていた心が癒された。
心を揺さぶる物語
小学校3年生ごろに初めて出会い、それから折に触れて読み返してきました。
いま40歳を目前にして読み返し、ふたたび感動しています。
福永令三先生にも、三木由記子先生にも、お礼を言いたい気持ちです。
昨今、多様性の大切さが叫ばれていますが、この本にはそのことが自然なかたちで描かれています。
また、大人がいつの間にか忘れてしまった、心の伸びやかさ、愛情、誠実さ、そして勇気がちりばめられています。
この夏、子どもにも大人にも読んでほしい1冊です。
Posted by ブクログ
いとこに影響されて買ってもらった、はじめてのクレヨン王国
結末がすごくさみしかった あたたかいのだけれど
読んだ当時、主人公と同じ小学生だったので移動教室で夜中にこっそり抜け出す描写にどきどきしていました
こんな楽しいことあればいいのにー と
Posted by ブクログ
「やっちゃんは、なぜ、おれがこのトンボをそんなにほしがるのかって、聞かないの?」「だって、清太くん、だまってるから。いいたくないから、いわないんでしょう?」
やっちゃんのようにありたい。
らしさ らしさ ぼくのらしさはなんだろう。
Posted by ブクログ
クレヨン王国シリーズの中で、大好きだった1冊。
水太がなんともかわいらしい。
子どもの頃は、こんな不思議なことが起こったらな~とワクワクドキドキ読んでいましたが、改めて読み返すと、最後、先生が幸子救出に子どもたちを駆り出すなんてありえないとか、現実的なことを考えてしまった。
大人になるって、悲しい。