あらすじ
「月のたまご探検隊」の三郎は海の小人の国へ、まゆみはダマーニナにとらわれて鏡の城に。アラエッサとストンストン、キラップ女史は、それぞれの思いを胸に鏡の城へ。王国の乗っとりをたくらむダガーは、「鏡の森を焼きはらえ!」と命令した。王国の運命をかえる午前零時が刻々と……。愛と冒険の大ロマン感動の完結編。
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Posted by ブクログ
遂に完読。待って、三郎の活躍なかった。すべてが終わった段階で謎の物体から現れる三郎とカメレオン総理には、ちょっと笑ってしまった。やはり大人が漠然と思う「児童文学」とは一味違う。悪役は自滅してハッピーエンドで気持ち良く終了。ウルシかぶれの症状辛そう。ダマーニナは少しの悲しさを残しつつ、落ち着くところに落ち着いた。タナムシ教授やナルマニマニ、マート=ブランカ大佐、キラップ女史などの脇役もみんな素敵だった。ビビって自画像を盗み出せなかったヤットカじいさんが好き。
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久々にpart1から8まで一気読み。
児童書は、読む年齢によって受け取り方が変わるとはよく言われますが、初読時がまゆみと同じ、中学受験を控えていた小6のころ。あれから10数年を経て、いろいろと言いたいことが増えてしまった(中盤から三郎さんあまり役に立ってない!とか…)のは、今の私がまっすぐにクレヨン王国に行けなくなってしまったからなのか…。
けれど、最後まで読めばそういった自分のもやもやも吹っ飛ぶ。小さなころに夢中で読んだものは、今も好き。いまだに大団円で締めくくられる物語が好きなのは、きっとクレヨン王国の影響が強いのだろうと思います。
現在、クレヨン王国シリーズの多くが絶版状態であると聞いて、寂しく、また憤りもあります。これは絶対に読んでほしいと願っているのに!と。もし復刻するのであれば、新装版などにせず、この三木さんの挿絵のままで世に送り出して頂きたい。
Posted by ブクログ
いよいよ最後にやってきました。うまくまとまったけれど、なんとなく物足りない感じがするかも・・・と思っていたら結構月のたまご探検隊でその後の話が続いている事が発覚!これは是非チェックしなければ。。。やっぱり、私はキャラの中では一番サードが好きかなぁ。。。個人的にはやっぱりパート1が一番良かった。でも、パート1で終わってしまってたらもの凄く落ち込んだ。さて、クレヨン王国に私も行きたくなっちゃった♪
Posted by ブクログ
悪役は漆に被れて刑務所に入り、ダマーニナは海の小人の世界の王様に、みんな揃って大団円。
サードの登場が微妙だった。カメレオン元総理を助けたのは良かったが、ぎっくり腰から動けず、その後海の小人と出会い導いてもらったが、その間に他方で色んなことがありすぎてサードの活躍がショボイ。また、ナルマニマニの話はとても好きなのだが、伝書鳩の手紙を貰ってシルバー王妃に伝えにいったものの、肝心のシルバー王妃はその後登場しなかったのも残念。
話自体は面白く、最終巻まで読んでよかった。
アラエッサとストンストンの旅をまだまだ見ていたい笑