福永令三のレビュー一覧
-
美穂と彰子は山奥の祖父の家に行く途中、強盗に車をとられ、歩いてゆくことに。その途中、クレヨン王国黒の銀行のキャッシュカードを手に入れ、ふたりは、反撃にでる・・!Posted by ブクログ
-
ある日、いつもと違う始発電車にのった亜有子は、なぐり電車に乗ってクレヨン王国へ。その日から亜有子におよめさんが住み着きます。これも大好きな話。Posted by ブクログ
-
うどん国大使ベーツル様の慰労会に花見も兼ねて、タンポポ平の花守用水に架けられた17の橋の下見に出かけたシルバー王妃一行。架橋を渋っていたゴールデン王を納得させたシルバー王妃の秘策は、子どもが読むと丁度良い難しさの謎解きで良さそう。過去作品に触れている箇所が多々あり、刊行順通りに読んでいればと少し後...続きを読むPosted by ブクログ
-
SLマニアの悪魔に目をつけられ、夜行列車を動かすよう野菜たちを奴隷としてこき使う。
死なれては困るので、わざとしっぽ売りの妖精と出会うように仕向け、しっぽをつけさせる。しっぽの効力で一時的にエネルギーが湧き出る。
順番にしっぽが付けられたやりとりと、しっぽのついた野菜たちのイラストが可愛かった。
...続きを読むPosted by ブクログ -
カエル、ヘビ、ガ、という3種類の生き物にどうゆう意味があるかと思えば、それぞれ過去、現在、未来であり、土を跳ねるカエル、木を登るヘビ、空を飛ぶガ。
そして過去は毒を持ち、未来を食べようとする。
現在は過去を食べようとするが、過去が放つ毒のため近寄れない。あるいは近寄ると逃げていく。
それぞれの生き物...続きを読むPosted by ブクログ -
“月のたまご“含め、以降の常連メンバーの話が結構引き継がれている。順々に読んできた身としてはお馴染みのメンバー揃いで嬉しく、面白い。
最近おかしなペットが増えている(透明なドジョウなど)理由の調査隊として、モニカ、ルカ、アラスト伯爵らが田舎村へ駆り出される。
田舎村ではキジのケンちゃんが建設会社を...続きを読むPosted by ブクログ -
ストンストンの片思いの話から始まって面白かった。(アラエッサが、ストンストンはそんな状態だから今回の旅に参加できるかどうか…と説明する)
★“カメレオン別荘村“からネタが引き継がれる。
別荘村の旅で出会ったロボット・ハルボちゃんに片思いするストンストン。当のハルボちゃんはあれから行方不明で、街中...続きを読むPosted by ブクログ -
印象的なキャラクターが多かった。
三日月はその後、一生後悔し続けるのだろうか?
カメラを取り上げたのは、クレヨン王国の秘密を撮られないようにしたのかと思ったが、ちゃっかり木村先生用に自然の美しい風景を撮っていて、最後のページでカメラを片手にウィンクしているクレヨンの挿絵が可愛い。
クレヨン王国の国籍...続きを読むPosted by ブクログ -
"月のたまご"で登場したナルマニマニが主要キャラとして登場して嬉しかった。明石ちゃんの容姿がグルーニカと似ており、思い出している挿絵も素敵だ。p38
1泊の肝試しに行くということで、鉄瓶や絵ろうそくなど、妙なものを持っていくなと思いながら、それぞれ黒丸鉄兵というござる口調の武士や、丁寧口調のしっかり...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱりアラエッサとストンストンが登場するというだけで楽しい。シルバー王妃と初対面。
アニメでは3人で旅をしていたが、この回までの原作クレヨン王国では、
悪い癖を直す旅「十二か月」
野菜たちと旅「新十二か月の旅」
をシルバー王妃。
「月のたまご」をアラエッサとストンストン。
2人に対する王妃の第一印...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の規子は20代のデパートガールに、
中学生の則子は母乳の出る30代に、
東大生の野末は欲張りな金持ち老人に、
佐久間先生は鰻取りの少年に、
謎の赤ん坊は石倉の連れの女性か?、
鬼塚警部補は原人になり毒の吹き矢を作って皆を混乱に、
などなど、時バトの影響でそれぞれに変化。
特に原人が問題だったが...続きを読むPosted by ブクログ -
先生のユニコーンの童話が素敵だった。
どの童話もユーモアがあって面白い。
そもそも、オーブンで童話集を焼くと赤とんぼが登場するというのが奇天烈。
さらに童話の作者とリンクしているという。
手紙のやりとりからは先が気になり、感動的だった。Posted by ブクログ -
ぬいぐるみを持ち歩く代わりに百人一首の札を持ち歩く中で清少納言がお気に入りになったり、勉強が出来すぎてテストをすぐ終えて実況しだすという百点マシンというあだ名のエピソード、影を売買したり、人魚の影を選んだら人魚のように泳げたり、設定のアイディアがとても面白かった。
今作では街開発で自然が壊されること...続きを読むPosted by ブクログ -
悪役は漆に被れて刑務所に入り、ダマーニナは海の小人の世界の王様に、みんな揃って大団円。
サードの登場が微妙だった。カメレオン元総理を助けたのは良かったが、ぎっくり腰から動けず、その後海の小人と出会い導いてもらったが、その間に他方で色んなことがありすぎてサードの活躍がショボイ。また、ナルマニマニの話は...続きを読むPosted by ブクログ -
第3付属物扱いされるアラエッサは可哀想だが、扱いが理不尽すぎて1番面白かった。
カメレオン元総理の暗殺(未遂)と三郎との再会、まゆみは子馬とペーターに助けられて海の小人を研究するドラスゴー氏と出会う、ストンストンは養子に、アラエッサはストンストンの第3付属物に。
(第1は永遠に、第2は可及的速やか...続きを読むPosted by ブクログ -
三郎の病床からの復帰、ダマーニナの活動開始、雲影刑務所でナルマニマニの小人文字解読、アラスベ商事(あらゆる全てのことをやる)の社長・ベニザル=ワーガス(本名はキザル=ワーガス)の脱獄。
前半は全体の話が少し進行し、後半はメイン4人以外の動き。後半の方が軽い話で面白かった。
アラエッサが名づけた"気...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭の試験から落ちたという現実的なショック。そこから、三郎と会って、アラエッサやストンストンと会って、クレヨン王国に行って、準備して、という流れまでまゆみと同じように冒頭の出来事など吹き飛ぶくらいワクワクした。
後半は、第二次世界大戦の戦死者がこけしとして登場したり、まゆみがクレヨン王国から出て目が...続きを読むPosted by ブクログ -
今作は主にアラエッサとストンストンの逃亡の旅。本当の最後の方で4人合流するので全体を通して進展はさほどないが道中のやりとりが面白かった。
クレヨン王国に戻ると、アラエッサとストンストンは伯爵となり、下世話人という名目の監視の大男がそれぞれに付き、窮屈さを感じつつ、三郎を助けるためまゆみを探そうと脱...続きを読むPosted by ブクログ -
デパートの食堂が舞台の不思議なお話かと思いきや、食べ物を題材とした7編の短編集。どの話もクレヨン王国らしくて好きだが、『フルーツ仙人と、ふつうの医者』『はやまるくん おそまるくん』『小さなアジのいのり』が良い。『キツネおやじの店じまい』は小学生の時に読みたかった。幼いなりに感じることが何だったのか...続きを読むPosted by ブクログ
-
冒頭から、なぐり電車という訳のわからない展開で高校生と知り合い、喫茶店でおよめさんを注文する…という話の始まりがなかなか独特で面白かった。しかし、あのメニュー表をみるに、お金を使うおよめさんとお金を使わせるおよめさんというのはどうゆうときに注文するのか、べんきょうやりょうりのおよめさんを思うと手が出...続きを読むPosted by ブクログ