福永令三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子供の頃、大好きで何度も何度も繰り返し読んだ作品。
久しぶりに読んだ。
今読んでもわくわくと楽しくて、素敵。
その輝きは全く失われない。
子供にも、大人にも、
クレヨン王国の門は、そこを訪れる者を歓迎するかのように、
いつも開いている。
7歳の人間の女の子ユカちゃんが、
クレヨンの国のお妃様であるシルバー王妃のお供をして、
12ヶ月を旅する話。
その旅の目的がなかなかユニーク。
シルバー王妃様が12個の悪い癖を持っていて、
その癖を直さないと帰ってこないと、
置手紙をして家出したゴールデン王様を探すのだ。
大人なのに、12もの困った癖も持っている王妃様も王妃様だけど、
そんな妻が嫌に -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
大みそかの夜、ユカが目をさますと、12本のクレヨンたちが会議をひらいていた。
クレヨン王国の王さまが、王妃のわるいくせがなおらないうちはかえらない、といってゆくえをくらましたのだ。
おどろいた王妃は、ユカといっしょに王さまをさがしもとめて、ふしぎな旅に出る。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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Posted by ブクログ
心の原風景みたいなものって、かならずしも現実に見たものとは限らない。
実際にこの目で目にするよりも先に本の中で出会った風景が、ずっとずっと自分の中でイデア的存在であり続けることもあると思う。
この本を読んだ子どもの頃はまだ、まっ白ななぎさを見たことはなかったはず。
海水浴で行くようなふつうの砂浜とは違う、太陽に照らされて限りなく色を失った砂に影がくっきりかたちづくられるような。
影があまりにはっきりと映るので、まつげや爪のかたちまで見分けることができそうなくらい。
ひとりでに影が動き出してもおかしくないくらい。
お話の中での白いなぎさは本当に最後にしか出てこないけれど、これを読んで以来、テ -
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