福永令三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々にpart1から8まで一気読み。
児童書は、読む年齢によって受け取り方が変わるとはよく言われますが、初読時がまゆみと同じ、中学受験を控えていた小6のころ。あれから10数年を経て、いろいろと言いたいことが増えてしまった(中盤から三郎さんあまり役に立ってない!とか…)のは、今の私がまっすぐにクレヨン王国に行けなくなってしまったからなのか…。
けれど、最後まで読めばそういった自分のもやもやも吹っ飛ぶ。小さなころに夢中で読んだものは、今も好き。いまだに大団円で締めくくられる物語が好きなのは、きっとクレヨン王国の影響が強いのだろうと思います。
現在、クレヨン王国シリーズの多くが絶版状態であると聞いて -
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公のノブオは、学校でも、家庭でも居場所がない。担任なんて、ノブオの気持ちなんて全くわかってくれない。そういうささくれ立った心のノブオが迷い込んだクレヨン王国。フクロウ隊長が見つめるノブオのひび割れそうな心が痛々しく、自分のことのように悲しくて・・・。
けれど、クレヨン王国で「パトロール隊長」として働き始めるノブオ。最初は自分勝手だったり、戸惑ったりで、うまくいかないことも多いけれど、さまざまな困難に立ち向かい、たくさんの人?と出会い、ノブオは大きく成長していく。
そんなノブオと同様に、この本を通し、私にも「責任」と「大人になること」を教えてくれたように思える。ジュニアのみなさんにはぜひ読ん -
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Posted by ブクログ
クレヨン王国のシルバー王妃と共に、12の町を旅する少女・ゆかの成長を描いた児童文学の名作。
大晦日の夜。
世界の光が、逃げた!
金色と光を司るクレヨン王国の王様。そんな彼が逃げ出したのは、お妃であるシルバー王妃が原因でした。
散らかしぐせ、お寝坊、嘘つき…美しい王女が抱えていた十二の悪癖。それをすべて直すまで、王様は帰らないというのです。
王妃とともに旅立つゆか。十二の町を彩るのは季節の植物やユニークな動物たち。それぞれの町で、たくさんの人々と出会います。
ゆかとともに過ごす十二ヶ月の旅の中で、彼女の悪癖はひとつひとつ、愛らしい美点へと変わってゆくのでした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ小学生のころに大好きで何度も読み返していました。ノブオやワレモコウのこころの痛みや孤独。愛されたいという純粋なきもち。うまく伝わらない優しさ。当時からひとりでいるのが好きで、いつも教室で静かに休憩時間に本を読んでいました。不器用で可愛いらしく笑う女の子の輪にうまく入れずに、静かに読んでいたら自分のように感じてノブオの冒険がうまくいくように祈る気持ちで読んでいたのを思い出します。考えなくてもいい走るんだ、と蛇の子供に叫んだノブオ。本当に大切ならばときには、頭で何かを考えることと同じくらいに相手へ行動で示してゆくことが大切だなあと思いました。大切な思い出の本。間に歌が入っていて巻末に楽譜も載ってい
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Posted by ブクログ
「悪い癖の無くなったシルバー王妃なんて、なんか物足りない、魅力が無い」
そんな風に思われるようになってしまったシルバー王妃が旅に出て、本来の自分を取り戻す話です。
っていうと、「自分探し、自分磨き」をする流行に乗った女性の話っぽくなってしまいますが、ここは児童書。ファンタジー。
不思議な旅のお供たち(野菜)が程よく身勝手に、楽しくシルバー王妃をサポート(?)します。
野菜たちのキャラクターが際立っていて、脳内で声のイメージとかを勝手に想像してしまいます。
これを読む前に「12ヶ月の旅」を読んでおくことをおススメします。
ってか、王妃ともなると愛される程度にわがままで人間ができてなくちゃいけ -
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