白河三兎のレビュー一覧

  • 私を知らないで

    Posted by ブクログ

    ちょっとしたことで壊れてしまう、脆い儚い心をもった中学生達の青春が詰まっている。
    予想出来ないラストでした…。

    0
    2020年12月31日
  • ケシゴムは嘘を消せない

    Posted by ブクログ

    白河三兎さんの長編を初めて読む。
    小説新潮に載っていた「子の心、サンタ知らず」がよくてずっと気になっていた。
    でも、この前読んだ「白紙」が残念で、恐る恐る。

    結論、白川三兎さん好きになれそう。

    白河さんが描く人物たちにはがむしゃら感があって人間くさい。
    共感できるところが多くて、友達になれそうな人たちなのだ。

    「今の私では二人を幸せにできないけど、こんな私でも認めてくれた二人の気持ちは無下にできない」と非合理的な選択をする加奈子。
    それに対して、「なんて我がままな女なんだ」と思いつつ、加奈子への愛情が爆発してしまうノブとか。

    この物語のテーマの一つは、「人それぞれの幸せ」というところに

    0
    2020年10月07日
  • ふたえ

    Posted by ブクログ

    京都への修学旅行中に起こる「ぼっち斑」メンバーと、曰く付き転校生それぞれの物語。
    甘酸っぱい青春群像劇&連作短編集・・と思って読み進めていたら、所々に違和感を感じ、少し読みにくい箇所も。
    最後に違和感の正体が判明。
    そうか、これはミステリー小説だったのか。

    もう一度読み返すと大分スッキリするのだろうけれど、時間がなくて断念。
    白川三兎さんの他の作品も読んでみたい。

    0
    2020年08月19日
  • 他に好きな人がいるから

    Posted by ブクログ

    兎人間現る。
    寂れた街に、危険な高所写真をインスタに投稿する奇妙な人物。
    バケタカと世間では呼ばれている。

    その正体は、いったい? 

    0
    2020年06月21日
  • 神様は勝たせない

    Posted by ブクログ

    PK戦の3、4、5人のシーンを一冊で
    語っています
    (それまでの試合展開もあり)
    もちろん試合のことですが、それ以外のことが
    ほとんどで長いPKでした
    でも各選手(主要選手)の思いがいろいろ
    語られいろいろなことが判明します
    終盤には意外な事実があきらかになり
    ちょっとびっくりでした

    0
    2020年06月20日
  • ふたえ

    Posted by ブクログ

    ラストにとんでもないどんでん返しとあるが
    本書ではそんなこと二の次であろう。
    登場人物達が本名で呼ばれない、2章からもう
    違和感がある。
    何かがあることは必至なのだ。
    大事なのはぼっち達による青春群像劇の方だ。

    0
    2020年06月17日
  • 他に好きな人がいるから

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エピローグに、わかるんだけど、わからなくもないんだけど、わかる気もするんだけど(段々弱まっている)、でもフィクションなんだからもう一歩踏み出しちゃっても良いのに!となった。
    素直に勘違いをしていた(むしろそのまんまなそれを望んでいた)為に兎人間と彼女が上手く重ならなくて、坂井が彼女を好いている気持ちは正直ピンと来ないのだけれども、でも好きなんだろう?!意気地なしめっ……と思ってしまう。
    そもそもふたりとも自己完結型で、なんだか最後までそうで。
    大事に取っておきたいという気持ちはとても初恋らしくてわかるけれども!となる。勝手に。坂井サイドとして。

    ちゃんと向かい合う荒っぽい口調の峰がすき。

    0
    2020年06月14日
  • ふたえ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    善意は回るものであり、回すもの。一つ一つのエピソードに心温まる。その上、最後に視点がガラッと切り替わり、ほっこりと衝撃と、二重に楽しめる作品。

    0
    2020年07月01日
  • 田嶋春にはなりたくない(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    身の回りにいたら鬱陶しいだろうなぁと思う。確かに正論モンスター。それでも正論故に実直な彼女に周りがほだされていく物語が、なぜか気持ちい。
    全体的に悪くないけど、最終話はなんかすっきりしないな。

    0
    2020年05月21日
  • 十五歳の課外授業

    Posted by ブクログ

    「私はここにいる。それは私がわかっている。私が存在しないことには何も存在しない。私の存在が全ての始まりだ。元凶であり、希望の源なんだ」

    「みんな本音を心にしまいがちだけど、外へ吐き出すべきなんだ。相手の心を踏み躙ったり、人間関係がぎくしゃくしたりしても、長い目で見れば真実しか残らない。上っ面のことは淘汰されちゃうんだよ」

    『本音を隠せば隠すほどにやましさが大きくなる。嘘をついても得られるのは真っ黒な感情だけだ。このままだと俺は嘘の塊になる。そして数多の嘘と一緒に俺自身も淘汰されるのだろう。』

    「中途半端にできる人よりも全然できない人の方が愛される。そして未熟だった人が進歩した時は、甚だし

    0
    2020年04月15日
  • 田嶋春にはなりたくない(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さっぱり行動の指針がわからない子の気持ちが徐々にわかってくる感じが面白かったです。
    でも、やっぱりこういうタイプの子は好きじゃないかもな、と後になって思いました

    0
    2020年03月28日
  • ふたえ

    Posted by ブクログ

    「自分の力で運命を切り開くには、先ず一度運命を受け入れなくちゃならねーってことを知らない奴が多すぎるんだ」

    『久米先生が無言でハンカチを渡そうとする。でも私はその手を払った。やめて! そんなことしたら本当に慎次が死んだことになっちゃう。泣いたら泣いた分だけ慎次が死んじゃう。』

    『慎次となら何時間でも一緒にいられた。苦痛を感じずに同じ時を過ごせる唯一の存在だった。慎次は『夏休みに溺れ死ぬ』というベタな死に方をし、私は『失って初めてその大切さに気付く』というベタな認識をした。どっちもどっちの馬鹿な姉弟だ。』

    「自分の気持ちに嘘をつくことが癖付くと、人生で何も手に入れられなくなるぞ。素直になれ

    0
    2019年12月29日
  • ケシゴムは嘘を消せない

    Posted by ブクログ

    透明人間のお話
    人や物を消せる能力
    透明人間を見ることができる能力
    そんな力をもった人たちがいる世界

    離婚したばかりの男が透明人間の女と出会い
    物語は展開する

    この著者の作品に出てくる登場人物は一癖二癖ある
    人ばかりだなと感じる
    そこは好き

    ストーリーも楽しめているので好きです

    でもなにかもうちょっと欲しいなと感じてしまう
    こともあります

    0
    2019年10月05日
  • プールの底に眠る

    Posted by ブクログ

    序盤で主人公の過去の出来事が語られ
    その中の人々があとになって主人公とのつながりが
    説明される
    そんな展開で最後まで
    そして最終章では・・・と

    それなりには楽しめました

    0
    2019年09月30日
  • 計画結婚

    Posted by ブクログ

    愉快痛快な結婚式小説。   
    友人知人恩師(?)や赤の他人や変態などの視点から新婦と新郎の姿が浮かび上がってくる。     
    面白かった。

    0
    2019年06月29日
  • もしもし、還る。

    Posted by ブクログ

    ちょっと待て。もう一回読み返さないとしっかりとした感想が述べられないぞ。
    決して解り難くて面白くないって訳じゃない。
    私個人の好みだけど『ばら撒かれた布石が終盤に連鎖反応的に一気につながる衝撃』ってのがケタ違いに込められている気配はプンプンするんですが、布石のばら撒き方が時間軸を超えて彼方此方にあり過ぎて一読では拾い切れん。
    先ず、一読目はこんな感じ。でも近々2回目を読みたくなる一作です。

    0
    2018年11月11日
  • ふたえ

    Posted by ブクログ

    うーん、ちょっと帯であおり過ぎかなぁ。帯のあおりと物語の雰囲気で叙述トリックであることはすぐにわかります。なので、個人的にはラストで驚愕!とはならなかったです。
    良くできてるけどね。

    0
    2018年07月19日
  • もしもし、還る。

    Posted by ブクログ

    ジャンル分けしづらく
    人にも勧めづらい
    だけど売り払わず手元に置いてる自分
    もう一度読みたいと思っているのかもしれない。

    0
    2018年03月17日
  • 総理大臣暗殺クラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルが少々不安だったが…

    ラノベ書いても白河三兎らしさたっぷり、この本の直前に読んだ「鉄のしぶきがはねる」がちょっと変わった素材で直球勝負なスポ根青春小説だったの対して、こっちはちょっと変わった素材で間合いを外す変化球な青春小説。主要登場人物からして「妙なの揃えてきたなぁ」って素材なら、部活の目的も「そんな理由で総理大臣を殺ってまうの?」な味の付け方。

    物語後半、顧問の先生云々のあたりから不穏な空気が流れだし、オーラスで「今まで読んできたん、なんなん?」な、見事な序・破・急。で、「あぁ、なるほど間違いなく白河作品やわ、これ」って頷かされて、不穏なまま物語が終わる。
    気持ちがゾワゾワ落ち

    0
    2018年02月15日
  • 神様は勝たせない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    PK戦0-2で負けてるチームのキーパーから始まる物語…ってスゲーとこ置いてきたな。

    と思ったが、純粋なサッカー小説からは次第に離れていき、白河作品らしくなっていく展開。白河作品なんだから、これでいいのだろうが、もっともっと純粋にサッカーPK戦の緊迫感を純粋培養というかトリミングした小説を読んでみたいなぁと思った。

    大人の事情だの複雑な人間関係だの少し歪んだ恋愛感情だの…そういう小説はそれで非常にオモロいし、スポーツ小説にそういうのを盛り込むのも大いにあり(巨人の星でも明日のジョーでもドカベンですらあり)なのだが、この小説では配合率がちょっと濃かった。

    あくまで、好みの問題だとは思うんだが

    0
    2017年07月24日