白河三兎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
”ケシゴムは嘘を消せない”白河三兎著 講談社文庫(2014/01発売)
(2011/01発売 講談社ノベルス”角のないケシゴムは嘘を消せない”の改稿文庫版。解説:大原まり子)
・・・離婚が成立して一人やけ酒を呷る男の部屋に、女性の透明人間が侵入する。体が見えない上、何でも消してしまえる特殊能力を持つ女は、謎の「組合」に自分が追われていると男に助けを求めた。奇妙で不思議な同棲生活の行方と「見えない」恋の結末は?
・・・とありますが離婚した前妻やその子供との関わりを見ると”透明人間いらないんじゃないか”と思いましたし、
透明人間中心に見ると”前妻と子供の話いらないんじゃないか?”とも思いました -
Posted by ブクログ
率直な感想は「んー何とも。」という曖昧なもの。とんでもない背景シチュエーションでどう話が広がるのかと思って読み進めれば、タイムパラドックスもの。過去と現在?の二パターンで話が進んでいく作品。途中に「親殺しのパラドックス」が出てきて、これがバックボーンなんだろうなと気付され、パラドックス作品は難しいよ、と主人公が仄めかしているにも関わず、この作品はパラドックス作品としてはしっかりできていたと思います。
伏線はほとんど後半で回収されると書いてあったけれど、結局あの空間は何なのか?砂漠の車の会話は?9歳と18歳の時は生き返っているけれど、今回は・・・となんだか腑に落ちないところもありました。
-
Posted by ブクログ
★★★☆☆
驚愕シチュエーションのSF
【内容】
異様な暑さに目を覚ますと、「僕」は砂漠にいた。そこへ突如降ってきたのは、ごくごくありふれた電話ボックスだった。
【感想】
"朝起きたら砂漠にいた。空から電話ボックスが降ってきた"って脅威の設定から始まります。
設定のすごさに前半は読むのが止められません。
が中盤でちょっとネタバラシがあったくらいからダルくなります。
でも後半は一気に盛り返します。
要するにちょっと詰め込みすぎだったので、逆に単調になってしまったのでしょう。
あと、どうもキャラが立たないんだよな。全員著者の頭のなかの人って感じで同じ造形です。
『フォー -
Posted by ブクログ
前作が余りに素晴らしい作品だった故に
今作の期待値はかなり高い...というハードルを
やんわり...といなした様な印象の残る作品だった。
上手いと思うし、登場人物たちのどこか
浮き世離れしたキャラは愛すべきもので
読んでいて惹き付けられます。
コンプレックスを抱えながらも自分に
正直に強く活きる主人公「銀杏」。その元カレで
盗聴魔の「エッチ」。さらに未来を視る事の出来る
占い師、男を言葉で攻撃する美人の「かくや姫」...
そして観覧車のゴンドラから出られない幽霊の「千穂」。
様々な人物達が巨大な観覧車にそれぞれの思いや
人生を託し、ゴンドラは回る。そう、君のために。
そんな群像劇で恋愛ストー