白河三兎のレビュー一覧

  • 神様は勝たせない

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    3.5

    サッカーのPKで0-2の絶対絶命から物語はスタート。
    次を止めなければ負ける状況で5人の選手たちの葛藤や心情を描く青春ストーリー。
    中学生らしい悩みを抱える者もいるが

    最終的には思わぬ展開が…

    少し話しはよめてしまうが面白い作品だった。
    これはただのサッカー小説ではない…

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    2024年05月07日
  • プールの底に眠る

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    裏山で自殺しようとしている少女“セミ”と出逢ってしまった少年“イルカ”。
    少年が、美しく闇を持った少女に恋をした7日間の記憶を30歳となり父親となる“元イルカ”が、たどり当時の気持ちに決着をつけようとする。
    プールの底から、見上げた景色を描こうとした感じは、その揺らぐ少年少女達から伝わりました。
    子供の頃の思い出は、プールの底から見上げたような記憶なんだろうと思った。


    由利は、どうなっちゃったかは、気になるところ。

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    2023年11月04日
  • 冬の朝、そっと担任を突き落とす(新潮文庫nex)

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    読み終わるのにかなりの時間がかかった。
    生々しい高校生の実態‥スクールカーストをまざまざと見せ付けられた感じがした。

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    2023年08月15日
  • ひとすじの光を辿れ(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    普通の青春小説でした。。。白河三兎なのに。
    ゲートボールが奥の深いゲームだと言うことは良く分かった。

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    2023年07月30日
  • 私を知らないで

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    転校生の主人公とクラスの遠巻きにされている女子「キヨコ」のお話。
    普通の中学生ものかと思いきや、後半各々の家庭事情がつまびらかになるにつれ事件が大きくなっていく。最後は上手くまとまった感じになったけど、もう少しその合間の出来事を読みたかった。

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    2023年07月14日
  • プールの底に眠る

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    中盤までは青春のほろ苦さを思い出しつつ面白く読めたんだけど終盤の失速感が残念だった。
    由利が結構いいキャラだったんだけどセミとイルカの物語を描きたかったのなら由利を出す必要はあったのかな?
    デビュー作だから色々欲張りすぎちゃったのかなって気がした。
    特に最後の終章が説明的でご都合主義過ぎたかなぁ。

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    2023年06月29日
  • 私を知らないで

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    中2の思春期、引っ越し族の心理と開き直り、取り巻くクラスの視線や教師の対応など皮肉も込めた鋭い洞察に感心して読み進めたが、ひまわりの花が出て来たあたりから話が変な方向へ行ってしまって白けた。

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    2023年01月31日
  • 冬の朝、そっと担任を突き落とす(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    高校の担任とクラスの生徒が肉体関係を持ったことがばれて、担任が自殺、生徒が不登校になる。そのクラスの生徒たちの視点で描かれる贖罪の物語。

    なんか、色々読みにくい小説だった。伏線の意味(翼、自転車、途中退場の中西さんとか)が汲み切れず、どこかおいてきぼりをくらったような印象。

    それにしても、最近の子供たちって生きづらい高校生活を送ってるもんやねぇ。俺らの青春の辛さってもっと浮世離れしたもんやったと思うけど、生々しいわ。

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    2023年01月11日
  • もしもし、還る。

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    読んでいる途中にレビューを見て、『なんだかぼやっとした読後感』と言っている人が多かったから不安だったけど私は『ぼやっ』がよかった。
    SF小説丸出しのくせしてエンタメだけじゃない感じ。親とわだかまりを抱えている身として、主人公には感情移入してしまいました。

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    2023年01月08日
  • 十五歳の課外授業

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    ネタバレ

    当初から平凡な始まりで期待していたほど大きな波もなく、ユーカに翻弄される卓郎と彼を取り巻く友人とのやりとりが表現される。
    教育実習生:薫子と卓郎の関係も開始早々明かされ、卓郎のトラウマの原因もそれとなく示唆されている。
    後半になり卓郎が色んな部分でチョイスをミスしてしまい、様々な人間関係が壊れ出してしまったところから一気に展開が進み、最後に卓郎が気づいた『自分』の行は非常に良く、爽やかな結末になったと思う。
    表題の意味も頷けるものであった。

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    2022年12月19日
  • 神様は勝たせない

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    ネタバレ

    YouTubeで薦められてしたので読んでみた。
    中学生にしては全員大人びているが、結末は途中で5章で予想できてしまう。
    そのきっかけとなった出来事がやや唐突過ぎるのとあの時点では憶測であることを(中学生だから仕方ないのかもしれないが・・)あんな形で暴露してしまう事にちょっと違和感は感じた。
    最後は皆が前向きに歩み出したから良かったが、広瀬と宇田川はレッドカードではないだろうか

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    2022年12月16日
  • プールの底に眠る

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    たった一週間の美しくも儚いイルカとセミの物語、あの頃に戻れる幻想的なミステリー #プールの底に眠る

    ■レビュー
    全編通して綺麗で儚い世界観で、それでいて悲哀あふれる作品です。
    文章の芸術性が高く、純文学のソレを思わせる書きぶりで心にしみるセリフも多い。

    ただ結局どこに着地するのかもわからず、テーマである愛情についても、軽いのか重いのか良く分からないという不思議ワールドを体験できます。

    なにより登場人物たちのやりとりが素晴らしい。
    現実的な出来事や会話は全くなく、まるでおとぎ話のように夢心地。そして辛い思いを水の底でじっと息をひそめるような彼らですが、お互いを思いやる気持ちは、じっくりと読者に伝わってくるんです。

    ミステリーとしても、これまた他の作品には存在しない感触を味合わせてくれます。
    緻密な推理を積み重ねてロジカルに解き明かす作品ではなく、エンタメ感で引き付けるわけでもない。ただじわじわ出される事実に読む手が止まらなくなってくる。
    たぶん初めて読むときは、変に真相を追うよりも純粋に物語を楽しむのがよさそうでした。

    自身のいつかの青春時代を思い出すような、幻想的で美しい作品でした。

    ■推しポイント
    小学生の頃に、友人を傷つけてしまったことがあります。
    私にとってはたわいもないことだったのですが、ひょっとすると友人は今でも恨んでいるかもしれません。なんとなくずっと罪の意識が消えず、時に思い出してしまうことがあるんです。

    人間は知識や経験が浅いと、失敗したり挫折したりします。しかしその間違いがあってこそ、今の自分であり、二度と同じことをしない教訓になっていく。

    失敗も成功も、すべて現実なんです。
    しかしそれが生きるということであり、明日からも胸をはって進む理由なんですよね。

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    2022年10月31日
  • 無事に返してほしければ

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    途中までは非常に面白かったのですが、最後の終わり方はモヤモヤしてしまった?視点がどんどん変わってわかりずらかったのかもしれません。

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    2022年09月24日
  • 計画結婚

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    ネタバレ

    かなりの美人で突拍子もない行動して痩せ我慢の塊な静香さん…嫌いではないけど近くにいたら疲れそう。
    計画結婚ってそういうことか、ここまでやると天晴です。
    静香さんのトンデモ出会いのあれもこれもが式の伏線とは。「若い頃の東山紀之似の塩顔」の言葉の力。。
    本人が幸せなら良いんだろうな、きっと。

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    2022年09月18日
  • もしもし、還る。

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    ネタバレ

    スリリングな展開や、少し不思議のSF設定、ミステリー仕立ての流れが良かった。

    電話ボックスが不気味で超時空的なモチーフとして効果的。スマホや携帯、パソコンでは、この回顧と現代が交錯する切なさは出ない。

    エンディングが「生」と「死」どちらに転ぶかで、この作品が駄作になるか良作になるか決まる、と思って読んでいた。
    全体に立ち込めるペシミスト、アイロニー、空虚感から、「生」でないことを願いながら読んだ。「生きる希望を見出して前を向く」結末なら、あまりに陳腐で三文芝居。だか、そこはある程度期待通りでよかった。多少予測のつく結末でありながら、表現は退屈にはならず、まぁまぁよい。

    気になったのは人物像。もう少し深みのある描写をしてほしかった。
    年齢や「セックスフレンド」の設定、デートのシーンや会話の端々…それらが短絡的で、エンタメ小説のチープさを感じて興醒めさせる。
    描写されていないバックボーンまで想像を膨らませ、登場人物それぞれに自分の過去を重ね合わせられるような描き方があればなお良かった。

    伏線は右往左往に撒き散らしてあるのを回収するので、何度も読み返した。それはマイナス点ではなく、星と星を繋ぎ合わせて浮かび上がる星座のような構成で楽しめた。

    忘れた頃にまた読みたい。

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    2022年08月14日
  • 冬の朝、そっと担任を突き落とす(新潮文庫nex)

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    登場人物の抱える秘密とか闇とか、それぞれが持つ個性を見ていくのは楽しかったかな。ただ、ラストの部分がちょっとわからなかった。私の理解不足なのかなと思って、5回ぐらい読み返したのだけれど、やっぱりわからなかったな。
     ずっとモヤモヤしているのは嫌なので、考察でも、分かる人でも、教えてください!

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    2022年04月03日
  • 計画結婚

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    過去の回想、彼女の生い立ちがいろんな角度から描かれ、時には関係なさそうなサイドからもストーリーが進み、それが彼女という人物像を明らかにしていく。
    ただの美人ではない。
    とても扱いづらい人物で、ひと筋縄ではいかない人。
    周りの人は苦労させられたのだなと感じ、ふと気が付く。
    そんな彼女がなぜ結婚したのかと。

    転んでもただでは起きないような人。
    そんな彼女が結婚式を船上で行う理由。
    ただ目立ちたいわけじゃない本当の理由。
    ラストにぞっとしました。

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    2022年02月24日
  • 冬の朝、そっと担任を突き落とす(新潮文庫nex)

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    良かったと思うけど、最後はよく分からない難しい終わり方だった。私の理解力が無いせいなのか……

    ただ、読みやすかったし各章面白いところはあった。

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    2021年12月02日
  • 私を知らないで

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    おもしろかった。

    最後の方はどうしても早足になって
    説明的になってしまう

    最後のどんでん返しが
    勿体ない気がする。

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    2021年09月21日
  • 私を知らないで

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    単に、中学生のリアルな学校生活における、シニカルな恋愛ものだと思っていると、突然足もとをすくわれることになる。読んでて私も気付かぬ内に、重要なテーマを掲げられていた。

    人間には、良いところも悪いところもあるということ。難しいのは、時に悪いところを出さないと、自分自身が駄目になってしまうかもしれない状況もあるというのは、言い換えると、誰かを犠牲にして、自分が成り立っているのかもしれないということ。私も時折、感じていたことがあるので、その点は、説得力があるなと思いました。

    ただ、逆に「キヨコ」のネタばれ要素は、少し違和感があるように感じたけれど、それを差し引いても、きちんと「シンペー」の成長物語になっているところや、大人が読んでも頷いてしまう、印象的なフレーズの数々には、色々考えさせられました。

    「人生に恵まれていると感じる人は他人に優しくしてほしい。自分が恵まれていないと感じる人は、それでも他人に優しくしてほしい。」

    はあ、やっぱり人生って辛いよね。分かってるよ、そんなこと。でも、この作品を読んだ後は、少し心の負担が軽くなったかもしれない。

    それにしても、シンペーには最初から最後まで、感情移入できました。最初は、冷静沈着すぎる野郎だと思っていたが・・ネタばれが多すぎて書けないのが残念。一味違う青春ものを読みたいのなら、お勧めします。まあ、あのエンディングはね。ああいう終わり方でも意外に・・シンペーは本当にいいやつだよ。

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    2021年06月19日