神様は勝たせない

神様は勝たせない

704円 (税込)

3pt

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彼らは苦しくてもピッチに立つと決めた――『私を知らないで』の著者による新たな傑作

中学サッカーの首都圏大会、県予選の準々決勝。
2点ビハインドから追いついて迎えたPK戦。
各チーム二人ずつ蹴り終え、0-2でリードされた状況に、
キャプテンでゴールキーパーの潮崎隆弘は試合を諦めかけていた。

そんな絶望的な状況下で、点取り屋の阪堂隼人、
司令塔の鈴木望、マネージャーの広瀬はるならは、
自らの弱さ、葛藤と向き合っていく――

繊細な中学生たちの揺れ動く心情とともに運命の試合が、いま決着する。/掲出の書影は底本のものです

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神様は勝たせない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『男と女の間にも友情はある。世界中の人間が手と手を取り合う今の時代に、男女が性別の垣根を越えて仲良くなるのは、当たり前のことだ。』

    「宇田川、俺はおまえに賭けているわけじゃない。他のキッカーもそうだ。失敗してもいい。PKを任されるのはみんなから失敗することを許された限られた選手なんだ。信頼の証だ。

    0
    2014年11月25日

    Posted by ブクログ

    サッカーの話。はじめのうちは、はらだみずき風のストーリーといった趣でしたがやはりこれは紛れもなく白河さんの作品でした。この人が書く中学生の作品は外れがないです。ミーねぇについては展開は見えてしまったけれども、それを補って余りある登場人物の描写に一気に読めました。あ、あと白河さんは心理描写も含めてサッ

    0
    2014年04月08日

    Posted by ブクログ

    PK戦の3、4、5人のシーンを一冊で
    語っています
    (それまでの試合展開もあり)
    もちろん試合のことですが、それ以外のことが
    ほとんどで長いPKでした
    でも各選手(主要選手)の思いがいろいろ
    語られいろいろなことが判明します
    終盤には意外な事実があきらかになり
    ちょっとびっくりでした

    0
    2020年06月20日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに白河三兎作品を読んだ。全体の3分の1を読んだ時点で、物語の核心部を正確に理解できてしまったので、ミステリとしてはイマイチなのかもしれない(半分は読者の私が悪いのだが)。ミステリとは関係ない部分だが、後日談(12年後)のエピソードは余韻を残すいい終わり方だったと思う。

    0
    2015年10月25日

    Posted by ブクログ

    白河三兎の青春小説。ミステリかは微妙。
    中学サッカー部のPK戦を、各選手たちの物語と共に描き上げたもの。
    個人的には好きであるが、もう一つ特徴があればなおよい。
    あと、少し保守的な要素を感じた。もっと奇抜なセリフや展開があってもよいかもしれない。
    4-

    0
    2015年05月19日

    Posted by ブクログ

    ある中学校のサッカー部を舞台にした小説。

    最後の試合になる(かも)試合の前に起こったある出来事を通して、登場人物それぞれの心の葛藤を描いている。

    構成は各章ごとに一人の登場人物にフィーチャーしていき、徐々に物語の核心に近い登場人物にスポットが移っていく。
    徐々に最初に撒かれた点が線になって繋がっ

    0
    2014年08月04日

    Posted by ブクログ

    中学生が主人公のサッカー小説。
    といっても、技術的なことはそれほど細かくないので、サッカーをよく知らない人でも楽しめるだろう。

    全国大会に出場するための予選。
    前半2対0の劣勢から追いついて、勝負はPK戦へ。
    そのPK戦に挑む、それぞれの選手のサッカーとの関わり、学校生活や友達、家族などへの思いを

    0
    2014年08月07日

    Posted by ブクログ

    3.5

    サッカーのPKで0-2の絶対絶命から物語はスタート。
    次を止めなければ負ける状況で5人の選手たちの葛藤や心情を描く青春ストーリー。
    中学生らしい悩みを抱える者もいるが

    最終的には思わぬ展開が…

    少し話しはよめてしまうが面白い作品だった。
    これはただのサッカー小説ではない…

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    白川三兎の他作品と比べるとあっさりしていて、いくらか違う読み味。
    読みやすいと言い換えることもできるが、著者のよく練られた伏線や構成力が見られなかった。
    定番のどんでん返しのオチも読めてしまった。

    前半は青春小説のようだが、途中からミステリに変わるというのはおもしろい。
    しかし、そのせいで登場人物

    0
    2020年10月07日

    Posted by ブクログ

    どれだけの間、読まずに置いておいたか?
    単純なサッカー小説ではないと知ってはいたけど。登場するキャラクターの役割、伏線の付け方、試合の流れに計算通り織り込んでいくスキルの高さ。途中で物語の展開は読めるけど、
    中学生の視点となれば、それもありかと。

    0
    2017年04月02日

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