小谷賢のレビュー一覧

  • 日英インテリジェンス戦史 チャーチルと太平洋戦争
    太平洋戦争に至る過程がわかる。諜報の状況ももちろんだが、その結果としてどのように意思決定が行われたか。英米の駆け引きがこれほど熾烈なものだったと、知らなかった。
  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)
    極めて面白い。ここまでやらないと中東では生き残れないのか、と。陰謀論の世界と隣り合わせの民主主義社会という、イスラエルならではの状況も垣間見える。
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    少し歴史を知っている人であれば、ミッドウェー海戦の際に日本海軍の暗号が解読されていたことは知っているだろう。もう少し詳しい人であれば、山本五十六長官機が撃墜された海軍甲事件でも暗号が解読されていたことを知っているかもしれない。さらに詳しい人であれば、機密文書が流出した海軍乙事件についても知っているか...続きを読む
  • 日英インテリジェンス戦史 チャーチルと太平洋戦争
    情報や諜報という定義について解説してから英国の情報取り扱い状況の説明
    開戦前の日米交渉を英国というプレイヤーを加味することにより見方が個人的には変わりました。40年は日本の出方が様々な要因で後手にまわったのを米国を引き込むことによりアジアでの対日優位を獲得する為にあれやこれやと。面白かった
    情報を精...続きを読む
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    インフォメーションという断片的な情報を集めてそれをインテリジェンスという、最終判断にする。

    それが情報機関の役割なのだが、戦前の陸軍や海軍ではこの一連の流れが上手くいっていなかった。

    情報収集や防諜面では海軍よりも陸軍が徹底していたが、その陸軍にしても作戦部門を重視しすぎてせっかく集めた情報が無...続きを読む
  • CIAの秘密戦争 「テロとの戦い」の知られざる内幕
    9.11アメリカテロからのCIA、国防総省、ホワイトハウスを中心とした、アメリカの対テロ戦争に対するドキュメンタリー書。
    テロ対策をきっかけとして、CIAの対外諜報から標的殺害(暗殺)へ枠を拡げると共に、国防総省も戦争からインテリジェンスへの拡大による、国としての機能の重複と縄張り争いの激化。
    たい...続きを読む
  • イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か
    第二次世界大戦時のイギリスの対日情報活動に視点を当てて、イギリスのインテリジェンス機関やその意思決定プロセスに対する説明を織り交ぜながら、緻密に解説されている良書。
    素晴らしい研究をされておりますね。
    小谷さんの様な方が、ぜひ日本のインテリジェンス機関の第一線でご活躍頂きたいと願わずにはいられません...続きを読む
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか
    小谷賢さん待望のインテリジェンス教科書です。他のインテリジェンス教科書と比較すると、ご自身の経歴からかイギリス色の仕上がりを感じます。
    理論一辺倒ではなく、歴史の流れや技術的な内容もあり、自分は飽きることなく一読できました。
    ご自身もおっしゃってましたが、文庫本ではもったいない内容です。
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか
    [Infoのその先]日本においては80年代頃から議論が活発化し、今日においては一般的にも知られるようになった「インテリジェンス」。国家が必要とするそれを歴史・組織・統制などの多様な観点から概説した作品です。著者は、国際政治学者として活躍し、本著の他にもインテリジェンスに関する作品を世に送り出している...続きを読む
  • イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か
    よかったぁ・・・
    「真っ最中」は良さに気付かなかったのですがコトが終わった後のピロートークな時間に絶頂を迎えさせていただいた感のある本です。要するに読後感が良かったと。
    極東危機より日米開戦前までの英国の動きをインテリジェンスの視点から考察する本。外交は価値観の違う相手とのやりとりなので難しく考えが...続きを読む
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    本書は多くの参考文献や一次資料を参照して書かれており、為になる本だった

    インテリジェンスを学ぶ教材として日本軍はのそれは適している。我々日本人にとって身近に感じられるし、敗戦によって全容が明らかになっているからだ。ところが日本は情報戦いに負けたというイメージから日本軍のインテリジェンスが劣ったもの...続きを読む
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか
    インテリジェンスという言葉は佐藤優氏の本を読んだときにはじめて知ったのですが、「国益のために収集、分析、評価された外交・安全保障政策における判断のための情報」がどのようなもので、どう使われているかを学ぶのに手軽な本だと思います。
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
     戦前日本のインテリジェンスを知ることは、今後の教訓を得るためにも、重要だ。この本は、「戦前日本のインテリジェンスに関してその具体像を描き、日本のインテリジェンスの特色について考察してい」(P.6)る。

     日本のインテリジェンスは、決してそれぞれの技術や能力が低かったのではない(「戦前日本の通信情...続きを読む
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    日本軍は、太平洋戦争で情報戦において、英米に大きく負けていた、とする定説とは、ちょっとことなる事実を提示してくれる一冊です。

    確かに、日本軍という組織としてみれば諜報を軽んじていたようですが、情報を扱う部署では、職人技ともいえる暗号解読や情報収集を行っていたようで、陸軍などはアメリカの暗号もおよそ...続きを読む
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    新たな視点を得られた良書。
    日本軍の情報戦略的な失敗は常識化しているが、それはインテリジェンスとしての情報を全く持っていなかったという事では決して無かったのだ。感心の低さからくる人員等の配分こそ他国に明確に劣っていたが、インテリジェンスを獲得する能力自体は、特に陸軍においては決して引けを取らなかった...続きを読む
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか
    初学者向けと銘打ってあるだけあって、読みやすくわかりやすい。
    歴史や分類から入って、日本の現状とこれからに対する提言で締められている。

    最後の一節には「最終的にはこれらの改革は国民の理解を得て行われなければならない。そのためには国民のインテリジェンスに関する知識(インテリジェンス・リテラシー)が涵...続きを読む
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか
    諸外国のインテリジェンスの歴史だけでなく、インテリジェンス理論についても少しわかった。日本はこの分野でかなり遅れているということを再確認した。
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    旧軍のインテリジェンス能力は巷間で言われているほど低くなく、むしろ高かった。問題なのは情報を有効に使えなかった作戦部門にある。情報を有効に使えないのは今も昔も日本のデフォなのか…?
  • イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か
    第二次大戦直前のイギリス外交が、インテリジェンスをいかに利用し外交政策に反映させていたかが良く分かる良書。著者の博士論文が下敷きになっているだけに完成度が高い。

    情報の入手過程よりも分析・評価・政策決定の描写に重点が置かれていたのが良かったと思う。政策決定者の視点の偏りによって獲得された情報の評...続きを読む
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか
    一般に「低レヴェル」と言われる戦前期日本軍のインテリジェンスの実力を再考。対象は太平洋戦争に限られるが、豊富な史料に基づき様々な事例を紹介している。
    日本軍のインテリジェンス入門書として最適のもの。
    2007年度山本七平賞奨励賞受賞。