小谷賢のレビュー一覧

  • イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か

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    イギリス外交がどのようにしてWW1・WW2で直面した危機的状況を乗り切ったのか。
    主に日本・米国とのやり取りから考察している。

    外交において情報がどのような役割を果たすのか、影響を与えていくのか、それを知り、活用できたことが、イギリスの強さですよね。
    砲艦外交なんかが出来た強大な植民地帝国でしたが、世界大戦中・後と、帝国は衰退期に入りますもんね。
    力で押すことができなくなった分、情報や策謀で優位を保つことが重要になります。
    実は結構ギリギリな状況だったりしたようですが、そこも上手に立ち回り、優位をキープしていった技術は流石です。

    時間がなくて流し読みになってしまったのが残念。

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    2011年05月03日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

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    太平洋戦争時の日本国内におけるインテリジェンスの扱いについて、他国との比較や軍部の傾向から、冷静に分析した本。

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    2011年04月05日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

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    作戦部が自部署内に諜報部を抱えており、インフォメーションをインテリジェンスに加工する専門の情報部を軽視していたため、必要な情報のリクワイアメント(要求)をしなかったり、作戦部に上がってきた情報を無視していた

    作戦部は多忙な業務を抱えているためインテリジェンスとインフォメーションの区別をする余裕が無く、主観的な判断で自分たちの立案した作戦に都合のいい情報を選んでしまう

    短期的、戦術面では前線からの情報がリアルタイムで入るので、情報の劣化が少なく即フィードバックされ、有効に活用されていた

    日本の意思決定が調整型のため、各部署の調整後に新たなインテリジェンスが出てきても、また1から調整し直さね

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    2010年07月10日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

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    22,3,12
    1、組織化されないインテリジェンス
    2、情報部の地位の低さ
    3、防諜の不徹底
    4、目先の情報運用
    5、情報集約機関の不在とセクショナリズム
    6、戦略の欠如によるリクワイアメントの不在

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    2010年03月13日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

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    旧日本軍の情報活動がわかった。情報の取り方や扱い方など参考になった。
    また、それを使う側にすべてが左右されることもわかった。
    自分個人がイメージしていた旧日本軍とは少し違った、発見があった。

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    2010年02月17日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

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    情報の有益な使い方と重要性を正しく理解していなければ貴重な情報も宝の持ち腐れとなり、都合の良い情報のみを捉えて手前味噌に曲解するのが当たり前になる。日本軍は高い暗号解読能力や情報収集能力を持ちながら有効に利用することができなかったというのは意外だったが、教訓は今に活かされているんだろうか。

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    2009年12月22日
  • イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か

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    第二次世界大戦中、イギリスはいかにして窮地を脱したのか。そのキーワードは「情報」です。情報がいかに重要であるかが、よくわかる本です。

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    2009年10月04日
  • 戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか

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    インテリジェンスの専門家たちの対談本。
    両国及びその諜報機関の特性はまさに国民性が生み出した機関なのだろうなぁ。日本人の平和ボケも。
    しかし、安全保障環境は日々刻々と厳しい方向に変わり続けているので、日本も早急に体制を整えばいけない、ということがよくわかった。
    そういう政治家を選ばないと。

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    2026年01月11日
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか

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    インテリジェンスの入門編。2025年、アメリカのトランプ大統領が全CIA職員を対象に早期退職を提案した。そもそもCIAはどのようにして誕生したのか?彼等は何をしており、何を求められているのか?等、CIAに関する知識の下地作りにちょうどよい内容。さらに著者が日本人読者を意識してなるべく日本の事例を取り上げてくれているため、欧米一色とならず、日本国民としての当事者意識を持ちながら読めた。

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    2025年09月17日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

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    本書で指摘している日本インテリジェンスの問題の本質は2つあると感じる。一つは成功体験に溺れる。日露戦争やシベリア出兵で日本のインテリジェンスを支えたのは石光真清であり明石元二郎。つまり個の力。個人の力量で成功したがために組織として強化という概念がなかった。もう一つは価値判断の誤り。組織内で過小評価されていたということは、インテリジェンスのモチベーション激落ちではないか。どうだろう。これらってまさに現代日本企業の凋落構造と瓜二つでは?

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    2025年08月28日
  • ファイブ・アイズ――五カ国諜報同盟50年史

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    米国、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国で構成された諜報同盟の成り立ちから現在の状況までの、50年の歴史についてかなり詳しく書かれている。ファイブアイズという言葉は近年聞かれるようになっていて、何となくイメージはしていたが、もう少し詳しく理解はできた。現在もこの仕組みがうまく機能している事を望みたい。

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    2025年07月24日
  • ファイブ・アイズ――五カ国諜報同盟50年史

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    ファイブ・アイズとは英米加豪ニュージーランドの5カ国で構成されるインテリジェント同盟のこと。第二次世界大戦から冷戦を経て現在も機能している同盟である。ファイブ・アイズの行動を中の人が語るのだが、著者が公開情報しか書けないと前置きしているものの、著者が経験した事は、現代の諜報の奥深さを想像し得るものだ。公開できる範囲でこれだけ書けるのなら、隠されたものはどれだけヤバイのか容易に想像できる。スノーデンの話も出たが、そんなことは大した事ではないと思わせる。やはり日本もCIAやMI6のような諜報機関が必要だな。軍事的ではなく経済的に負けないようにだ。

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    2025年06月16日
  • 日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで

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    ネタバレ

    超伝奇モノとかちょっとアレな警察モノを読んできたならば、内調というコトバの響きに青春の輝きを思い出すんではなかろうか。

    現実はお寒いもので、戦後70年かけてようやく諜報組織の形が整ってきたというところらしい。仕方あるまい。建前上、軍隊を持たない日本では組織の取り付けも困難であろう。
    安倍元首相はある筋にめっぽう恨まれ、暗殺の直後から年をまたいでもねちこくその死を祝福されてきた。安倍政権で日本のインテリジェンス組織が一皮むけたことを知れば、ここにも理由があったかと首肯するしかない。

    ある読書体験から外務省()と思うようになったが、本書でその思いは強化された。
    本書は2022年刊行である。当時

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    2025年05月30日
  • 日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで

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    防衛関連の研究家であり、危機管理の専門家である著者による日本の「インテリジェンス・コミュニティ」の変遷について書かれた本。

    「インテリジェンス」とは国家の政策決定のために行われる情報分析や防諜活動を指す。普段表に出てくることは少ないが公安や外交、防衛を担う「国家の知性」である。
    このインテリジェンスを司る日本の組織が、WW2の敗戦後の解体・再組織されてからどのようにして現代に至ってきたかについてコンパクトにまとめられている。

    元々インテリジェンスについて関心があったわけではないが、サイバー攻撃や激変する国際情勢を受けて情報収集能力・解析能力の重要性は加速的に高まっている。その中で、なかなか

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    2023年04月02日
  • 日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで

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    戦後日本の情報収集活動について。
    戦後、日本は独自の安全保障外交方針を策定する必要がなかったこと、戦前の省庁縦割りを引き継いだことから、統合されたインテリジェンスコミュニティと呼べるような体制が形成されてこなかった。軍へのアレルギーから、情報収集体制を埋めてきたのは主に警察である。
    しかし、冷戦後の環境変化などから、徐々に機能強化が図られていった。第二次安倍政権で、秘密保護法制や国家安全保障会議が整備され、他国と同じスタートラインに立てる体制が整えられた。

    安倍政権は、成長戦略については無策だったと批判されるが、やはり安全保障の分野では一定の地歩を築いたのだと改めて感じた。

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    2023年03月12日
  • 日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで

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    冷戦期までは資料もしっかりしているのか、スリリングによめる。ただ安倍政権での動きなどは、著者の立場と主張が全面に出ており、やや辟易した。

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    2023年02月13日
  • 日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで

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    やっとここまで来たけど、ほんともう間に合わないんじゃ無いのかと思う。
    リベラル、自由はいいんだが、日本の場合は、それを神聖視し過ぎて、まさにやりたい放題です、誰でも入ってきてください、何を持って行っても何を持ち込んで来てもいですよって通ってきた。
    冷戦体制で、米国がいたから、さほどの危険に面していなかったから。
    その間に、浸透してきた物の害は大きいんだと思う。なんせ、日本が壊れたって構わないし、むしろ、壊したいという人たちが同じ顔をしているんだから。

    それにしても近視眼だよなあ、須く。
    日本という国を対局から俯瞰する目が全くない。去年の7月にほぼ壊滅した。

    間に合いますかね。

    薄い本だが

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    2023年01月22日
  • 日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで

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    読む世代によって感想は異なると思う。
    冷戦前に日本で起きていた事案。
    冷戦後に起きていても記憶に残ってない事案。
    国際関係で色々と知らない事案があったことを痛感。

    そして秘密保護の必要性も理解できた。
    開示されないこと、開示しない理由に納得できないこと。
    理解できるような説明ができていたなら漏洩なのかもしれない。

    インテリジェンスコミュニティについて本当に考える機会になった。

    ※評価はすべて3にしています

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    2022年09月01日
  • 日英インテリジェンス戦史 チャーチルと太平洋戦争

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    ネタバレ

    WW2の時にいかにして苦境にあった英国が対日戦回避策から米国の参戦を引き出すための外交努力を行ったかについての本。日本人から見るとWW2は対米戦、というイメージが強いけど、日英戦を避けるための時間稼ぎから、日米交渉を不調に至らしめるための干渉など「前面に出ない」英国の方針の巧妙さは「これは太平洋戦争も英国が起こしたといっても過言ではないのでは…?」と言う気になるには十分かも。いずれにせよ相手の状況の無理解や、理解するための諜報活動がかえって穏便にすませるための正式文書の軽視を招き、疑念と不信からそこになかったはずの危機を顕在化させた側面もあるかもな、などと思ったわけです。
    後世から見れば英国の

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    2022年07月24日
  • 特務(スペシャル・デューティー) 日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史

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    日本における諜報の変遷を、アメリカの立場で検証している一冊。
    現在アメリカにとっての極東地域同盟国の一つ日本ですが、戦前戦中のアジアでは全ての白人国家と渡り合える唯一の黄色人国家でした。
    それには諜報・防諜の技術が必要であり、日本でも活用されてきました。
    本書の焦点は戦後の日本に当てられています。
    戦後日本の情報の扱い方がどのようなものか、詳細に解説されています。
    どうしても難いものとなりますが最近の総理大臣や拉致問題など記憶に新しい話題も絡んできますので、多くの日本人が関心を持てる内容であると思います。
    情報を得て未来を予測し要領良く行動する術は個人でも重要ですが、国家規模となれば必要です。

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    2021年12月13日