小谷賢のレビュー一覧

  • 世界のインテリジェンス 21世紀の情報戦争を読む

    Posted by ブクログ

    国家の知性

    各国のインテリジェンス体制を、組織、歴史の面から紐解く。
    それぞれに問題点はあるけれど、目的を大方果たせているのは日本としては羨ましい限り。
    データブック的な側面もあるため、これだけ読むのは厳しいかも。
    はじめに他書である程度の下地を入れておいて読んだ方がいいのかも。
    という訳で、また戻って読みたい一冊です。

    0
    2012年11月25日
  • インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか

    Posted by ブクログ

    国家がインテリジェンスを活かすためにはどうすればいいのか。
    インテリジェンスとは、①国家が国益を追求するために不可欠な知識(情報)、②情報を扱う専門の組織、③情報収集や分析、そして政策決定者による利用までを含む一連のプロセス、の3つの意味を内包している。
    主に、世界のインテリジェンス組織、インテリジェンスの歴史、手法、秘密保全、統制と監視、日本のインテリジェンスに分けて話が進められていく。
    本書からインテリジェンスの必要性はあまり感じられなかったけど、一つの組織として国益追求のために日本が整えなければ行けない部分が山ほどあることは分かった。
    委員会型のイギリスと中央集権型のアメリカ。日本はアメ

    0
    2012年11月25日
  • 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争前から太平洋戦争に至るまでの陸軍・空軍のインテリジェンスについて。日本軍の失敗に学ぶ、情報の扱い方や情報を活用できる組織の形態の話。米・英・ソ・中などの話もあり。

    0
    2011年04月02日
  • イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か

    Posted by ブクログ

    第二次大戦中のイギリスの状況をまとめてある。

    どういう風に情報を収集して、
    どういう風に政策に反映していたか、
    そういう風に外交・戦争を優位に運ぼうとしていたか。

    あえて抜き出すほどのものはないけれども、
    著者はいろんな文献を読み込んでまとめてある。

    情報の活かし方がどれだけ大切か。
    勉強にはなりました。

    しかし、この本。
    博士論文を加筆、修正したものって、
    あとがきにあるんですけど。。。

    0
    2009年10月04日