戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか

戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか

950円 (税込)

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4.5

【世界を敵に回しても進撃し続けるロシア、イスラエル】ウクライナを侵攻したロシア、ガザ地区への過剰な攻撃を続けるイスラエル。なぜ世界から非難されても、敵を殲滅するまで戦い続けるのか? 背景には、他国への異常なまでの猜疑心や先制攻撃を「自衛」と捉える歴史・行動原理があった。ロシア軍事の専門家とインテリジェンス研究の第一人者が、二つの「戦闘国家」の闇を探り、厳しい国際環境で日本が生き残るためのインテリジェンス・安全保障の術を語り尽くす。 ■本書の要点 ●プーチンに忖度するロシアの諜報機関 ●ロシア人にとって国境は「動くもの」 ●「相手より先に殺せ」というユダヤ教の信念 ●イスラエルにとってイランは「ラスボス」 ●日本は米国に「生殺与奪の権」を握られている? ●スパイ防止法がどうしても必要な理由 ■目次 第1章:国家とインテリジェンス 第2章:諜報国家ロシアの論理 第3章:ロシアの軍事思想とウクライナ戦争 第4章:「滅びる前に滅ぼす」イスラエルの信念 第5章:イスラエル・ガザ・イラン戦争の行方 第6章:日本がめざすべきインテリジェンスの形

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戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     ロシア軍事の専門家とインテリジェンスの研究者の対談形式でロシア・イスラエルの分析を行うもの。また、日本のインテリジェンスに対する姿勢や課題点についても第六章で述べられている。会話を文章化したものなので、堅苦しい文章もなく非常に読みやすい印象だった。
     戦争だけでなく外交においても、インテリジェンス

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    わかりやすい言葉で展開されているので、私のような初心者でも内容をよく理解できました。
    私がこれまでに得た情報を知識とするプロセスでの解像度が増した気がしました。

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    ニュースで名前は聞くがよくわからない海外の諜報機関についてその歴史なども含めて知ることができる。
    そして改めて日本のインテリジェンスに危機感を感じてしまう。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    現在戦争を継続するロシアとイスラエル、二つの国家のインテリジェンスに関する対談を収録した本。イヴァン四世のオプリチニキ、ロマノフ王朝の皇帝官房第三部などにしても、ロシアの機関は、諜報機関というよりは内部を抑圧、弾圧する傾向があると指摘される。また、戦時下の日本で、参謀本部ロシア課長林三郎は、ソ連の侵

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    小泉悠、小谷賢「戦闘国家 ロシア、イスラエルはなぜ戦い続けるのか」(PHP新書)
    タイトルにあるようにロシアやイスラエルがなぜ好戦的なのか、その歴史や国家体制を踏まえて解説されているが、それ以上にロシアのFSBやイスラエルのモサドなどの情報機関の仕組みや仕事振りに多くのページがさかれ、最終章では日本

    0
    2025年10月09日

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