諫山創のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アニメ版で見た物語の最後に近づいている…。
先日三田100分で名著で進撃の巨人が取り上げられていた。
「精神現象学」ヘーゲル著の回で、解釈としては
「相互承認によって対立がなくなるのではなく、緊張関係から生じる対立を相互承認で調停して問い直していくというプロセスは永遠に続いていく。この「新たな知へと開かれた始まり」こそ「絶対知」なのだ。」
ということ。
副題には「それでも共に生きていく」とあった。
取り上げられていたガビとカヤのエピソード、まさに特にガビの世界が広がっていくことで始まる新しい世界に人間の奥行きを感じる。
この物語は一体どうなってしまうのか。
見届けたい。 -
ネタバレ 購入済み
へーちょ!
リヴァイ兵長が調査兵団になる前のゴロツキだった頃から始まります
作画は違う人ですが、テイストをよく掴んでるので全く印象狂わないし
凄く上手い!! -
Posted by ブクログ
二千年の巨人をめぐる憎しみの歴史に苦悩する若者たちのバトルファンタジー最終第34巻。
最初は、途中あれだけ闇サイドに振っといてこういう結末かーと思ったけれど、改めて初めから読み直すとちゃんとエレンの、物語の一貫性は取れているなと感じた。巻末の"進撃のスクールカースト"の3人のやり取りがそのまま書評のような気がする。
でも、やはり時間を飛べる設定は諸刃の剣、できることならエレンの自力でここにたどり着いてほしかったというのが本音。
エレン、ミカサ、アルミン、そしてユミル。愛と友情と男のカッコ悪さを最後にちゃんと描いてくれてありがとう。お疲れさまでした。