諫山創のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
真相が近づいたと思ったら遠のき、近づいたら遠のき…というじれったい展開が続いてきたが、どうやら今度こそは本当に真相に近づきそうな予感がする。キース教官が調査兵団団長時代に抱いていた野望とその挫折、それを知ったハンジの激高。それにしても、今巻は「どっかで見たな~」という展開が多すぎる(手抜きしている、とまではいわないけど)。エレンとジャンの殴り合い、夕食時に供給された肉を見たサシャが狂喜乱舞する場面、そしてエルビン団長の号令…。今回のウォール・マリア奪回作戦では調査兵団に加え、マルロ、ヒッチら憲兵団も作戦に加わる。だがエレン奪回作戦や「対人立体機動部隊」との激戦で、調査兵団は経験豊富な戦士を失っ
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Posted by ブクログ
エレン奪回作戦以降、本作は登場人物の内面及び政治的駆け引きに関する描写に重点を置いていたが、今巻では久々に戦闘シーンが登場。そして長らく明かされていなかったマルコの死の真相は、まさに涙なくして語れないエピソード。彼は巨人と闘い、力及ばず敗れて死んだのではない。同期に裏切られ、深く傷ついて死んでいったのだ。そしてついに一連の事件の黒幕が登場したことで、ストーリーは今までの「人間vs巨人」から、権力闘争を伺わせるものへと変わっていく。ライナーらを統率する「獣の巨人」ことジーク兵士長の正体とその狙いは何か?アルミンがベルトルトとの対話で口にした「悪魔の末裔」とは?この作品は単なるバトルものではない。
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手に汗を握り続けられる
人間側の秘密兵器と葛藤、巨人側の戦士の成長、状況が一冊の中でめまぐるしく変わり、緊張感が途切れることがない、素晴らしい一冊。
ここからさらにどうなっていくのか、まだまだ追いかけていけます。 -
Posted by ブクログ
今更ながらの話題作。14巻まで読んだ。
おおきいもの(物理的な意味じゃなくて)と闘う系の話にはあまり食指が動かないので興味を持たずにきたけれど、置いてあったのをなんとなく読んだら面白かった。
キャラクターのそれぞれに大事なものがあって(大事なものがわからない人もいて)、みんな必死。
この人だけと決めていても他も大事だったり、その逆もあったり、本当は弱かったり優しかったりする人が闘ったり、信用させるために自分を開示したり隠したり、うさんくさくても信用すると決めたり、大事なのに裏切ったり、いろいろ。
そういう中でなんとか人とつながって生き抜いていく。
で、ユミルとクリスタが予想外にガチだった。 -
Posted by ブクログ
1~17巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。
大変面白かったです。壁に囲まれた独特の世界観、巨人たちの不気味さ、自由や変革を求める者たちの悲壮なまでの覚悟、立体起動という独自のスピード感ある戦闘描写…進撃の巨人の面白い点は様々ありますが、私はなんといってもこのテンポの良さに惹かれました。「あの巨人たちは何なのか?」「超大型巨人はなぜいきなり現れいきなり消えたのか?」「たかが100年程度でなぜ外の世界の情報がここまで失われているのか?」「エレンはなぜいきなり巨人になったのか?」「この壁はどうやって築かれたのか?」「107年前になにがあったのか?」「ユミルの民とは?」「ユミルが壁の外 -
購入済み
あまり
色々なものを見られるのはいいが、強制終了やフリーズをしてしまうのは残念。もっとスムーズに見られるととてもいい。
まだグーグルストアの書籍の方がいいね。
お金を返してもらえるならすぐにアンインストールするね。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの新刊ですな!
これまた非常に面白い展開に!
巨人の新事実!
巨人が人間を統治する世界を創り上げた
統治する巨人によってはほかの巨人を駆逐する事も出来ただろう!
っていう
でも、記憶の改竄を出来ない血族もいるし
結局、元の元は人間同士の派閥争いから来てるんだろうなー。
神になれる血族は決まっているんだけど、
でもそれが本当に正しいのか?って事だよね。
人間で居られる時は、巨人なんて駆逐してやる!人間の世界を取り戻すんだ!
って思ってるのに実際力を手に入れて、
神になった途端急に悟っちゃった顔するんでしょ?w
それで壁作って巨人は駆逐しない方向にしてきたんだろうし、今まで。