諫山創のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレついに最終巻。
一瞬平和になったかに見えた世界のすぐ先に、エレンの首が埋められた木のすぐ先で、あんなにして守ったパラディ島に爆弾が撃ち込まれ、廃墟になった町がまた森に帰る。
巨人がいてもいなくても、人間は殺戮を繰り返すということか。
あれだけ、こんな34冊も悲劇の殺戮の物語を描いて着地しておきながら、どうやっても人々は殺しあうラスト。
これは決してフィクションではない。
人として生まれて、またこの世界に次の世代の子供を産み落としながら、こんな絶望的な物語が巨人がいないだけですぐそこで起きている世界にいることに気づかされて、なんて人は愚かなのだろうと思う。
こんな、人の残酷さを描きながら、人 -
Posted by ブクログ
本当にすごい作品だった。
読後は圧倒されて言葉が出てこない。
重厚な歴史書物を読んだみたい。とにかく壮大なストーリーの中に人間同士の交わりが描かれている。
1話に詰められた伏線が緻密で、作者の構成力に畏れすら抱いてしまう。後半の巻を読んでいるのにこんなにも1話を繰り返し見たくなる漫画は初めて。
長期連載で大量の伏線と回収を成し遂げているのが凄すぎる…………
なんでもない場面の印象の付け方もすごい。
序盤でなんとなく印象に残ったシーンがあとに出てきたりする。当たり前だが、読者の記憶に残っていないと伏線に気づいてもらえないが、1つひとつの小さな出来事の描き方が頭に残るのであとで気づきやすい。「絶望 -
購入済み
これは!
いい味出しているキャラが増えてきました。
と、同時にごちゃごちゃもしてきました。
内容は特に冨樫先生化している感がとても強く読んでいても理解できない時が増えてきました。
作画も冨樫先生化してきていて少し前までの呪術の良さが薄れ、本当に別作品を読んでいるかのように思い少し残念です。 -
無料版購入済み
当時書籍で読みましたが、電子版をみて綺麗さにビックリしました。お話は面白いけれど絵?が読みにくいと感じていた記憶があったのですがとても読みやすくて良いです。
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Posted by ブクログ
ユミルとクリスタの対比によるストーリーが秀逸。
自分が存在を証明するために生きるユミルと
自死をしようとすることで、自分を貶めてきた人たちに復讐しようとするクリスタ。
似ているけどやっていることが違う2人。
どう生きるか、何を覚悟していくか。
凄く刺さる描写だった。
ユミルとクリスタの関係性は、これからも続きそうなので
期待したい
そしてなんといってもこの巻で明かされる急展開。
語られない想いと知らされていない現実から
何のために戦っているのか目的を失い
それぞれの「絶望」が描かれスピーディな展開に
ハラハラドキドキ。
こっからどう転んでいくのか楽しみでならない。 -
購入済み
これは!
今までは斬新な設定とアクション中心で進めてきた漫画だが、本巻では政治的な探り合いがメインとなっている。
重大な真実が描かれるわけではなく、その前段階のいざこざを描いているため、消化不良と感じる人もいると思う。
次巻では大きな動き、それこそ歴史が変わるような動きがある。
そう思わせる巻であった。