諫山創のレビュー一覧
-
無料版購入済み
単行本か超合本版、好きな方を
内容は単行本と変わらないため、買うのはどちらか一つで問題ありません。
表紙などもそれぞれの巻入っています。 -
購入済み
これはすごい
アニメから入りましたが、今回読んで原作の素晴らしさを認識できました。
ある程度先の展開を知った上で見るとまた別の発見があり、読みごたえがあります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャーディース教官を嫌いになれない。愛した女性を友人だと思っていた男に取られて、一時は恨み、でも結局その女性の思いを尊重してしまう。そんな話は別に珍しくはないと思うけれど、描き方なのかとても良かった。
この辺にきて、結構まっすぐにポジティヴなメッセージ(作者が伝えたいことかどうかは知らないけど、キャラクターから発せられた価値観を体現する言葉)が増えているように思う。偉大でなくても、特別でなくても、生まれてきただけで偉いんだとか、人と人とが違うのはそれぞれで補い合うためなんだ、とか。これもまた、それなりに平凡な言葉だとは思うけれど、これだけ過酷な世界を戦い抜いたあとで、こういうことを主人公が -
Posted by ブクログ
ネタバレめっちゃ良かった。ハンジが一瞬で死んだ訳じゃなくて、きちんと活躍するところも、アルミンが知恵と勇気を絞ってベルトルトに立ち向かったばかりか、同時に内壁の穴を塞ぐことに成功したり。
でも、少し明るさのあった18巻辺りとは違って、知恵の回る二人(団長とアルミン)が、本懐を遂げることなく脱落するかも知れないという、やるせない展開。せめてアルミンはどうにかなるといいなあ。
超大型巨人も獣の巨人も、一見倒せそうにないと思えた相手に、知恵を武器に少なくとも一矢報いることができて、熱かった。獣は逃げたし、ベルトルトはこれからどうなるかまだ分からないけれど。
獣の巨人にも何か事情がありそう。また、野 -
Posted by ブクログ
ネタバレようやく海が見られて良かったな、という気持ち。一応お話としては一区切りついたことになるのかな。当初の予想ほど希望に満ちたものではなかっただろうし、敵がいると分かったとしても。
エレンの母親を殺した巨人がダイナというのは、なんか間接的に彼女自身の言葉を果たしているような感じもするし、それが「始祖の巨人」の力を扱うヒントになるかも知れないというのはなんだか...。
九つの巨人を宿したことで、エレンやアルミンに更に過酷な運命が課された。
そして、中二病イジり...。
ユミルの半生が明かされて、彼女がかつての自分とクリスタを重ねていたことをが判明しただけではなくて、恋文とか結婚云々言って -
Posted by ブクログ
ネタバレ迫力満点かつ、少しずつ色んな要素が解き明かされていき始めた。想像してたより陰謀と広がりのある世界なんだなあ。
エレンの持つ能力は巨人を誘導するみたいなのもあるっぽい? それが「座標」なんだろうか。ハンネスさん危ないなあ、と前巻で思ってたらやっぱり死んでしまった。エレンの慟哭と、立ち直りがかっこいい。
何かを守れるのは大事なものを切り捨てられる人だ、みたいなエルヴィンへの分析を自分に適応するアルミン、それを体現するように腕を失っても戦うエルヴィン。仲間の裏切りを信じきれない同期たちと、思わず心中を吐露するライナーやベルトルトも良い。
そして、なんと言ってもクリスタとユミル。相手のことを慮 -
Posted by ブクログ
ネタバレひとまず内政との戦いは一段落ついた、という感じ。きちんとクリスタが自分で決着をつけるのも、やりたいことをやっているのも良かった。
新兵器の開発含め、多分ここからの巨人との戦いは一段違ったものになるという期待がある一方、敵に同じような理性のある巨人がいると考えると、やっぱり過酷なままかも知れない。
結局、エレンを巨人化させたグリシャは、自らが食われることで制御させることに成功したんだろうと思うけれど、注射によって巨人化した人間が人を食べるまで理性を失うのだとすると、そもそも他の巨人は、もっと言えば最初にコントロールできた人間はどうやったんだろう?