三崎亜記のレビュー一覧

  • となり町戦争

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    通常、戦争を描いた作品はその戦争の残酷さ、非日常さをまざまざと描くものが多い。
    しかし、この作品は違う。主人公は戦争が行われているという実感をはっきりとは得ないまま、偵察業務を行い、そして戦争を終える。同じ戦争に対しても、仕方の無いものだと受け入れる者、憤りを感じながら正義のために参加しようとするもの、単に面白いものと笑うものなど様々な人の視点が見受けられる。そういう様々な人間がいて、巻き込んで、戦争という「2つの町の共同事業」が完遂された。
    戦争と日常は違うものではなく、日常の延長線上に戦争があるという文が印象的だった。

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    2023年02月22日
  • バスジャック

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    ネタバレ

    独特な世界観に引き込まれあっという間に読み終わってしまった。魚を食べて「お肉みたいで美味しい」と表現するナンセンスな芸能人みたいだけど、
    「世にも奇妙な物語の良作みたいで面白かった」

    ショートショートまではいかない短編集という感じ。短編と言えば有名なのは星新一だが、初めて星新一を読んだときぐらい衝撃を受けた。久しぶりに自分の好みの小説に出会うことができてとても満足した。三崎亜記の作品、もっと読みたい!

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    2023年02月11日
  • となり町戦争

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    となり町との戦争だから実感を伴わないことに違和感を感じるが、では、相手が遠くの国ならどうなのか。当事国でなければ加担していないと言えるのか。そのリアリティをすぐ隣まで引っ張ってきてしまった、そんな本。

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    2022年12月30日
  • 本からはじまる物語

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    本が好きな人には是非読んでほしい!
    本と人との関わり方、大切な本の思い出、ファンタジーな物語もあり、、、

    色々な方のストーリーをいっぺんに楽しめる欲張りな本です!!

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    2022年10月15日
  • 名もなき本棚

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    19の掌編。最後の「The Book Day」には羽ばたく本が登場し、これまでの作品とのつながりを感じさせますが、いつも三崎作品に登場する”この国””この街”は出てきません。しかし、原因と結果がひっくり返ったような不思議な世界、理由も分からない不条理な設定、これぞ三崎ワールドという作品ばかりです。
    帯に”中学・高校の教科書に採用された「私」「ゴール」「公園」も収録”とあります。いくつかの文学賞候補にはなるものの、デビュー作『となり町戦争』の小説すばる新人賞以外に受賞作も無く、さほどポピュラーとも思えない三崎さんの作品が教科書に載るのですね。この不条理な世界に面食らう生徒さんも多いでしょう。いや、むしろ頭の柔らかい若い人向きなのかもしれませんが。
    クレームを回避するために全てが取り払われ、入るのに誓約書が必要になった「公園」の様な風刺的作品も良いけれど、旅人の間で回し読みされる本を描いた「待合室」、亡くなった妻と旅をする「きこえる」、亡くなった人の大切な本を手放す「The Book Day」など、今までにはあまりなかった様な素敵な透明感のある話が印象的でした。

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    2022年08月19日
  • 博多さっぱそうらん記

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    ネタバレ

    うん,面白かった。ま,行ったことがあるからだろうけどネ~かなめは博多の卸問屋のOLで20台後半。社長から言い付かった東京のデザイン事務所勤務の接待相手は中学・高校の同級生で,東京から転校してきて,東京へ帰っていった,交際しかけた博だった。博は「よかよ」という言葉にトラウマを抱えていたのだった。川端通りの振るわない,せいもん払いをなんとかするために奮闘すると,片方だけ羽を生やしたハンらに加勢を頼まれ,博多の呪いを良い方向に持って行き,セールを成功させた。筥崎で陰の玉が消えた事件では,ゴミ収集が滞り,博がカタハネに手を貸して,博多の怨念に味方して,遂には福岡市を博多市に代える運動が広がってしまう。どうやら,町の名が福岡になり,駅名が博多驛になったこと,もっと辿ると商人の町・博多と武士の町・福岡の対立があり,怨念が旧博多驛に凝り固まって動かし,博多駅を沈めに掛かっているらしい。3年前の博多駅前陥没事件もその流れにあった。どんたくの日,怨念は博多の町に渦巻き,旧博多驛が片羽から浮き上がって,新博多駅を沈めに掛かる。正気を取り戻した博は,かなえと共に融和の道を探って,怨念を払おうと奔走する~ローカルのラジオ朗読劇だったんだって。知っている町や通り,スポットが出て来たら,聞いていて面白いだろうけど,どの位の人が聞いただろう?

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    2022年03月18日
  • 博多さっぱそうらん記

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    ご当地小説も、方言、名物にとどまらず、地理、歴史、路地裏の噂話まで徹底するなんてすごい!県庁所在地めぐる争いは長野や福島でもあるが、博多で町の名前めぐる争いあったとは知らなかった。福岡では、この小説、教科書になるんだろうなー!

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    2022年02月06日
  • ターミナルタウン

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    ま る か わ ( °-° )
    って感じです(笑)
    読めば分かります。
    面白かったのは、「ぞうさん滑り台」「隧道」みたいな世界観です。
    鉄道の名前とか、自治体の名前とか、ややこしいのでそこは読みにくかったですが、日常とファンタジー的なものが混じってる。
    そんなところが好きでした、

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    2022年01月18日
  • チェーン・ピープル

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    現実から少しだけずらした微妙な世界観が特徴の三崎作品ですが、今回は実際にあった事柄をベースにした内容も多く、いつもと若干趣向が違う気がしました。特に気に入ったのは表題作ではなく「ぬまっチ」です。
    ぬまっチの造形はとてもユニークで風刺が効いていました。

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    2021年10月19日
  • バスジャック

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    短編集。全体的にナンセンスという言葉が思い浮かぶ。とくに表題作。もはやアトラクション。コンペのようでもある。いずれにせよ乗り合わせたくはない。「二階扉をつけてください」一階に設置できるよう改良すべきではないのか。「雨降る夜に」ホッとする話。「動物園」SFとファンタジーの中間にある仕事小説風。綺麗なだけなら写真で十分。息遣いを感じられてこそだと思うので、私が園長なら柚月さんにお願いしたい。他三編。

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    2021年09月03日
  • 失われた町

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    読み物として、世界観を作り出す中で語られる固有名詞、特に地名・人名ではないキーワードとして使われる用語・概念の解説が淡白なので、没入してこないと賛否両論分かれる作品だと思った。映像化はうまくやれば効果的に表現できるのではないかと思った。かなり一気に読み切れる作品だった。分割された登場人物のエピソードが、最後に一気に結合していく感じは良かった。

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    2021年06月27日
  • 鼓笛隊の襲来

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    「赤道上に、戦後最大規模の鼓笛隊が発生した。」の、一文から引き込まれる。台風の如く日本に上陸する「鼓笛隊の襲来」

    いなくなったが思い出せない彼の喪失感を抱えたまま、立ち寄ったギャラリーで見かけたのは、自分の記憶にある"モノ"たちだった。「彼女の痕跡展」
     
     覆面をつけて生活をして良い制度のある世界「覆面社員」

    本物の象が、リタイア後に公園の遊具として生きる世界
    「象さんすべり台のある街」

    その他「突起型選択装置(ボタン)」
    「「欠陥」住宅」「遠距離・恋愛」
    「校庭」「同じ夜空を見上げて」
    不思議な世界で話が進むため、温かい話のまま終わるのか、怖い話として終わるのかどちらに転ぶかわからない感覚がソワソワして楽しめました。
    表題作と、「失われた町」に通ずる書き下ろしが、良かったです。

    「消失」「痕跡、記憶」「視点」「怪異・幻覚」「ルール」「別の街が栄えて置き去りにされた街」などキーワードが並ぶ。
    自然災害よりも違和感が残る形で消えてしまう人が知人や家族にいた時どう感じるのだろうか?しばらく会っていない人生きているのか死んでいるのかわからない人と何が違うのか?考える種みたいなものが
    ポツポツと挟まれてる。

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    2021年02月13日
  • 失われた町

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    発売当時、単行本を読んでから
    数年ぶりに再読

    ある日、町から人々が消えた。
    「消失」現象が定期的に起こる世界
    家族や友人を失った人たちと、消失に対抗すべく活動する「管理局」に属する者達の日々

    消失の現象自体、消失に関する管理局の人間たちの持つ能力、キーアイテムで出てくる古奏器とその再魂(調律)、
    同一性障害の治療として人が
    本体、別体に分離する現象、など

    三崎さんが1アイデアで短編一作
    いけるような要素(テーマとしてはすでに扱っている)が散りばめられていて濃い。

    数章にわたって、立ち位置の違う人物達の視点で消失に触れ、繋がっていく。
    描かれてない消失を経験した人達もいるのだろうけど、次の別の消失に向けて希望を繋げていく線(人のつながり)が描かれている。

    悲しみがあり、全体的に静かな話かと思いきや章によって動きがあり、別の話を読んでいるような気分になる。

    今のコロナの状況と照らし合わせることも出来る(死ではなく、二度と会えなくなること)だけど、亡くなった親族や突然引っ越して誰もいなくなった友の家とか、今ここから見える場所、建物にある思い出のことを考える。

    前に読んだ時より、沁みた。

    追記:
    読んでいる最中に「ニセモノの妻」を購入
    「失われた町」の中にも妻の本体、別体と生活する夫が出てきたりする。
    「古奏器」は別の話に出てくる職人を思い起こす。

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    2021年02月05日
  • バスジャック

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    短編集。現実からほど近い不思議なお話ばかりで、思わずぞっとするものから温かい気持ちになれるものまで様々な雰囲気を味わえる。
    一番好きな話は「送りの夏」で、個人的にはこの小説があるだけでこの本を買って良かったと思った。この話がなければ★3つかな。生者と死者の境界線が淡い場所での少女のひと夏の物語。大事な人との別れとは悲しく、切ないものだけれど、とても尊いものだと、心に染み入るように感じさせてくれる。

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    2020年05月17日
  • 失われた町

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    主人公達にとって
    作者にとって
    「町」とは何なのか。
    考え続けても分からないまま読み進めたけど
    何かすごく大切なものなんだろうかな。

    カタカナが多いシーンは苦手だったけど

    ファンタジー強すぎる作品なのに
    現実みたいに捉えられた。
    市川拓司さん並みに有り得ないファンタジーなのに。

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    2020年03月03日
  • メビウス・ファクトリー

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    ネタバレ

    足元がすくんだ。「私の生きてきた人生って、本当に私自身が選んで来たんだろうか」と怖くなった。P1と言う読み手からしたら何のこっちゃ訳が分からない物をひたすら製造し、誇りすら持つ住民。盲目的に信じきる自分たちの生活はある意味安寧だ。出来れば真実を住民全員に暴露して、ラストには住民が目を覚ます描写まで欲しかったが、真実を知る事が幸せとは限らないので、この終わり方が1番良いのかなと思う。結局、「ボーッと生きてんじゃねえーよ!」と、自身のこれからの人生にも、この住民達にも某女の子の台詞を伝えたい・・(読書メーターにも投稿)

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    2020年01月04日
  • チェーン・ピープル

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    短編、どれも良い作品だった。
    三崎亜記テイストが元々好きなのだけど、この短編集では、より現実社会側にシフトさせている感じがして、それが良かったなー。

    冒頭「正義の味方」は個としての正義を、末尾の「応援」は全体としての正義を、それぞれ冷ややかに描いていて面白い。

    ある時、日本を襲う謎の敵が現れ、政府が責任を負いたくないあまりに武力行使を控えていたところ、三分間の「正義の味方」が現れる。
    では、何を以てそれは味方と呼べるのか。
    敵を排除してくれるから、同じ思いを共有できるから、それとも……。

    味方は、敵に対して「私がこちら側にいると思える存在」であって、味方自身が何を思っているかは別なのだ。
    だから、「正義の味方」は悪となり罰される。
    町や人を破壊し、理由もなく敵を倒し、何も言わず自分の星に還ってゆく。
    私たちが「ありがとう」を言える間だけの味方なのだった。

    同じことは「応援」でも言える。
    魅力的な俳優を応援によってのし上げ、また共演女優を追い落とし、聖地巡礼はやがて騒動となる。
    俳優を追われても、それは事務所の陰謀であり、倹しい暮らしを取り上げ、消滅するまで追い回す。

    「私たちがあなた側にいるのだ」という領域が、今度は敵を作り、排除の対象とする。
    先ほどとは逆の構造で、無理に味方につくことで、正義が生まれ、敵が現れるわけかー。
    いやあ、これ、めっちゃ面白いですね。

    他に「似叙伝」「チェーン・ピープル」「ナナツコク」「ぬまっチ」が入っていて、どれも、この話はさぁと語り出したくなります。
    語ってください(笑)

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    2019年12月30日
  • 玉磨き

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    現実にはあり得ない、かつ読んでも何も生み出さないように思える職業に就く人たちを描く三崎作品。
    何かを隠喩しているような気もするし、かと言って具体的には何も分からないけれど、何故か魅力を感じてるしまうのが不思議です。
    ちなみに本書で一番好きなのは通勤観覧車です。

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    2019年10月26日
  • メビウス・ファクトリー

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     例えば、ある会社に勤めていて、ある日とんでもない大問題が発生する。
     もう明日は来ないかもしれない、どうしよう。
     なんて緊急事態は社内だけで、世間的にはどうでもいいことなのかもしれない。
     近視眼的になりすぎて、世の中全体が見えてない。
     だけどそれって、ある特定の組織だけの問題なのか。
     世界的にみれば、極東の島国で起こることなどどうでもいいことばかりなのかもしれないし、
     宇宙的にみれば、辺境の惑星の些末なことなどどうでもいいのかもしれない。

     この街では、工業製品P1を生産している。
     P1はこの国のあらゆる箇所で利用され、その供給が止まってしまうと大変なことになると言われている。
     町民は皆、P1の生産に関わっており、町内では貨幣の流通もなく社内パスで全てのものが精算できる。
     また、町民が町外に出る時には事前申請が必要であり、町の外から見ると閉じた世界になっている。

     この工場に新入社員として引っ越してきたアルトは、かつてこの町に住んでいたことがある。
     町外からの社員は異例なことだった。
     アルトはこの町に慣れようとするが、妻の様子がおかしくなってくる。

     最終工程を経たP1は鑑定士が、P1に真心が入っているかの最終チェックを行うが、町出身の鑑定士を育てようという機運が高まる。
     遠山は、何故自分が鑑定士見習いに選ばれたのか、理由が全く分からなかった。
     町外に住む師匠の跡をつける。

     
     自分の仕事が世の中で、どのように役立っているか分かって仕事をする人は少ない。
     その働き方は、機械とは一体何が違うというのか。

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    2019年09月16日
  • 失われた町

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    ファンタジーもので、かなり練られた作品。こんなに何度も戻っては読み、戻っては読み、を繰り返した本はないだろう。

    ハリーポッター以来かな。

    まだまだサイドストーリーもあるはずだし、それも書けば相当な長編になったであろう内容を、このサイズに収めることで作品の魅力をより引き立たせている。

    沢山の登場人物をとても丁寧に、大事に描き、きちんと伏線を回収する、、、
    とても好きな本になった。

    この著者、三崎亜記さん、すごいなー。天才。

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    2019年09月02日